巷ではブルーボトルだサードウェーブコーヒーだと話題ですが、 それ以前にコーヒーを語るなら味わっておかなければなるまいと思いたち行ってきました、ミカフェート! 平日のお昼すぎでしたので店内はお客はわたしひとりでとても贅沢な気分。 奥の広いテーブル席では商談が行われているようで、 耳を傾けると内容の端々から当事者のコーヒーへの情熱が伝わってきました。 そうしているあいだに、カウンターキッチンからドリップする音が聞こえてきて、 よい香りが漂ってきます。その丁寧な仕事についつい目が行ってしまいました。 淹れられたコーヒーはポットに、程よく小さなカップに自分でそそぎます。 このカップの大きさもコーヒーを味わう上でよく考えられているなと関心しました。 好みを伝えるとお薦めされたパナマ・カルメン農園と、特徴に合ったガトーショコラをチョイス。 もちろんスイーツも美味しかったのですが、やはりコーヒーが一口飲んで、う~ん、唸ってしまいました。 スッキリとしたクリアな酸味がたしかにレモンティーを感じさせます。 この貴重な時間をもっと感じたくて、思いきってスペシャリティコーヒーと名高いパナマ/リオ・クリスタル・ゲイシャ・バーガンディ・ナチュラルをおかわり。 同じ産地国でもまったく違ったこちらはジャスミンを想わせるフローラルな味わい。 やはりコーヒーは豆と確信した満ち足りたひとときでした。 また癒されに来たいと思います。