仙台でかき氷といえば梵くらさん。
夏場は整理券が発行される程に混む。
口に入れるとふわっと溶ける系かき氷の中でも
ふわっと溶け方が半端ない。
本当にエアリーで粉雪って感じです。
メニューも豊富で季節のメニューも有り楽しい。
いつも混んでるし、仕事で仙台を離れた期間もあって
5年ぶり位に伺いましたが、記憶していたよりも
数段美味しくて驚きました。
もしくは日々進化しているのか。
山梨県産藤稔(ふじみのり)バニラシロップバージョンと
モンブラン大納言 匠。
モンブランの方は中のミルクかき氷にエスプレッソが仕込まれていて、甘さとほろ苦さの変化があって好き。
横に追いエスプレッソも添えてある。
モンブラン部分もそのまま食べたい美味しさ。
お店の方も楽しんで拘って作って仕事をしていて
商品に愛情があるんだなと凄く感じます。
どちらも優劣付け難く抜群に美味しいのですが、
藤稔のソースはワインの様な華やかな香りに葡萄の爽やかな甘味で本当にやられます。
ミルクバニラのシロップとのコンビも最高。
あと、トッピングにギリシャ産のハチミツがあるのですが、滅茶苦茶濃厚。
お店の方の「凄く濃厚な蜂蜜です」という
前振りがあっても食べて驚く程に濃厚。
しかも、氷で蜂蜜が冷えてくると粘度が増して
まるで生キャラメルのようになります。
本当に美味しいです。
下世話な話、季節のかき氷系はだいたい
一杯3,000円超えからの価格帯だったと思います。
因みにベーシックタイプのかき氷は2,000円弱位で
もう少しリーズナブルだったはず。
予備知識無しで行くと驚いてしまうと思いますので
お財布には少しゆとりを持って行く事をお勧めします。
価値観はそれぞれですが、このクオリティーの前では
この価格は全く高いとは思いません。
むしろ3,000円ちょっとで極上のエンタメ。
良い経験になります。
一口目から幸せになれるかき氷です。
次の季節のかき氷も楽しみ。