No.0356【ラーメン海鳴(うなり) 中洲店/博多区中洲】 先に言っておく。これはデタラメ美味い。 今回のラーメンは私の中では不動の首席「基峰」を脅かすレベルのものだ。今年出会った中でも間違いなくNo.1(まだ一ヶ月経ってないけど[笑]) 創業4年ながら福岡のランキングでも常にトップクラスに入る『海鳴(うなり)』さん。以前にその原点である清川店(No.230)のラーメンの成り立ちについては詳しくリポートした。この豚骨キングダム福岡でパンチの効いた『魚介豚骨』を完全に定着させた立役者である。 地元メディアでも頻繁に取り上げられる。 2009年創業の『海鳴』さんは現在3店舗あるがそれぞれコンセプトが異なる。 今回の中洲店は2011年にオープン。博多川のほとりにある。こちらは、基本メニューに加えて店主オリジナルの創作メニューがラインナップに加わっている。 あまりにもスタンダードメニューの「魚介とんこつ」(700円)が美味いのでそれ以外はノーマークだった。正直後悔している。もっと早く食うべきだった… ■ラーメンジェノバ(700円) キタ━━━(゜∀゜)━━━ッ! スープを啜った瞬間叫びそうになったわ(笑) 中洲店の限定メニューである。 基本は「魚介とんこつ」のスープ。豚骨系と魚介系のダブルスープ。 改めてその出汁の内容をプレイバック⇒ ………………… 第一の出汁…豚の頭骨をメインにゲンコツ(くるぶし)+鶏ガラまで加えて18時間炊き上げる。 第二の出汁…羅臼昆布カツオ節、宗田節、鯖節、煮干し(長崎産+千葉産) 24時間水出ししてから火加減を調整して作る。こちらの出汁は冷蔵庫で保管し、素材から出てくる魚介の香りをキープする。 これらの出汁を別々の鍋で取り、客前に出す前に合わせ特製の醤油ダレと合わせる。こうするのは魚介の風味を飛ばさない為である。 ………………… この出汁にバジルとパルメザンチーズが加わると異次元の美味さが生まれる。元々は私はバジリコ系の食べ物が大好きだが(魚介)豚骨との相性は想像したこともなかった。無茶苦茶合うのだ。 「一幸舎」系列の「製麺屋 慶史」(大野城市)の細ストレート麺を使用している。スープともよく絡む。 その他、炙りチャーシューと存在感のある白髪葱のトッピングは同じである。 ☆☆☆☆☆☆☆ 今回もExcellent! さすが『海鳴』さん! たまらんよ。ちゅうか反則やね(笑) これからはしょっちゅう中洲に用事ば作らんと。 (`Д´){豚骨とバジルのファンタジー。食わんとわからん海鳴のラーメンジェノバ!!) #ラーメン #魚介豚骨 #福岡市博多区 #福岡県