西田 貴

西田 貴さんのMy best 2013

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福岡県

ラーメン

西田 貴

【ラーメン基峰(きほう)/福岡市中央区笹丘】 (´Д`){やっとこさ100投稿目である) 節目の今回は私が世界で一番愛するラーメン屋、『基峰』さんについて話をしよう。北海道から鹿児島まで色々食ってきたが私の中では誰が何と言おうとNo.1だ。たとえ『ふくちゃん』でも敵わない。 このエリアでは有名である。私も激しく通う。ガイド本やメディアにもちょこちょこ紹介される。 かしこまってこんな事書くのは初めてなんだが(他の投稿も初めてばっかりなんだが[恥]) 油山観光道路沿い。ダイエー笹丘店=マイマイスクールの対面にあるエムザスというパチンコ屋の建物にその店はある。 1970年創業。今年で43年になる老舗である。屋号はズバリ御主人(姉川基峰さん)のお名前から命名された。 ご家族で経営されていて時間帯によっては凄くアットホームな雰囲気を醸し出している(お孫さんがテーブルで宿題してたり…)。御主人の実家は製麺業を営まれていて、御主人も手伝っていたが自らがラーメンを作りたくなって『基峰』を開業したという。 ラーメン(450円) 豚のゲンコツ2に対して鶏ガラ1の割合。牛骨も加えてあるとのこと。それらを砕きながら炊き込む。とにかく獣臭を抑える為にすりおろした大量のニンニクも混ぜてある。全てのニオイを感じなくなるまで9時間煮込むのである。そうやって出来上がった出汁に、かえしの醤油を多めに使う。そうすればあの特有の茶褐色のスープが完成するのだ。『基峰』の最大の特徴であるあのまろやかな甘味は臭みの無くなったニンニクが要因なのだ。油分が表面をコーティングし無茶苦茶熱い。こってりでもなくあっさりでもない。 麺は御主人の御実家の姉川食品(糟屋郡須恵町)の特注。要するに自家製麺である。上記のスープによく絡む細麺ストレート。麺本来の味を引き出す為、デフォルトが硬麺である。 チャーシューはプリっとした食感を残す脂身もちょうど良く残るタイプでこちらもスープとの相性は抜群である。 食えばわかるが他の店とは明らかに違うポリシーを持った『基峰』の味なのだ。たまらない。 ☆☆☆☆☆☆☆ この店にはルールがある。 一、ラーメンにはレンゲが付かない。スープは丼を持ちグビグビッと飲むこと。 一、替玉はおかわりする為ではなく麺を硬麺で食べる為のシステムであり硬麺以外は注文出来ない。 この二つさえ理解していれば楽しめるくさ。 時間帯を外してもけっこう客がいる時もあるが、回転は早いので安心して行けばいい。 私が幸福を感じるのはここのラーメンを食ってる時だと言っても過言ではない。 他にも味噌ラーメンやチャンポン、焼きそばもあるがどれも美味い。改めてリポートしよう。 (´∀`)ラーメン好きはかく語りき。『基峰』は人生の彩り。 #マイベスト2013

西田 貴

No.0271【ふくちゃんラーメン田隈本店/早良区田隈】 やっぱし「素通りさせぬ店の味」やね。 『ふくちゃんラーメン』。毎回熱くさせる店だ。福岡全体のランキングでも常にトップクラスに入る名店中の名店。2回目の投稿。 1975年に創業した『ふくちゃんラーメン』。現在は早良区田隈にあるが百道にあった時代から通う。その歴史については前回詳しくリポートした。 定期的にこの店の食わないと調子が悪くなるのは私だけではないはずだ(笑) 今日も三代目の激が厨房から飛ぶ。そしてその繊細な心遣いと接客がファンのハートを離さない。 ■ラーメン(550円/替玉100円) ■チャーハン(450円) 食い過ぎだ(笑) 大好きなスープ。見た目とは裏腹の甘味まで感じるまろやかさ。豚の頭蓋骨のみ使用し、丸2日炊いた「熟した出汁」とその日炊いた「新しい出汁」をブレンドしている。元ダレ(かえし)は二種類の醤油を使用しコクを仕掛ける。再度言うが非常に熱いスープなので火傷しないよう細心の注意が必要だ(笑) そして中太のストレート麺(石橋製麺/早良区)。しっかりとコシがあり、加水率も絶妙な加減。「硬」で食べるとよくわかる。もちろん三代目の湯切りの技術があってのもの。 薬味についても前回詳しく書いた。人に迷惑かけようともニラキムチと香ばしいニンニクチップを大量に投下し『ふくちゃん』の真髄を楽しもう。 ☆☆☆☆☆☆ 本日もエクセレント。 チャーハンは…普通よ(笑) 作る人の技術でかなり変化するとだけ付け加えておこう。 昼時の混む時間帯は避けた方が無難なので注意すべし。金曜の夜も行列していた。 (`Д´){『ふくちゃん』…やっぱし私にとってないと困る店!!) #ラーメン #福岡市早良区 #福岡県 #マイベスト2013

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福岡県

しゃぶしゃぶ

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No.0300【かごしま黒豚 万太/早良区西新】 (・∀・){300投稿目!!!) 2月から始めたRettyやけど…ズボラな私がまさかここまで長続きするとは思ってなかった(苦笑) ってまだまだ300やけど。 ネタは尽きんね。取り上げたい店だらけやし、みなさんの情報もとても楽しみだ。改めて宜しくお願いします(笑) ちゅうことで今回は私がとてもお世話になっている西新のしゃぶしゃぶ屋さんをリポートしよう。 以前にピックアップした西新オレンジ通りの「芽瑠辺」さんから少し入った所にある『かごしま黒豚 万太』さん。 1998年創業。地元の仲間の集まりも、福岡にホークス戦を観戦に来た東京や大阪のお客さんと一緒に行った事も数知れず。味はもちろん、いつも気持ち良く対応して頂ける御主人と奥さん。大切に、そしてとっておきにしている店の一つだ。 『万太』さんはエリア外ではなかなか無い鹿児島黒豚販売指定店である。正真正銘の鹿児島黒豚を手軽に安価で食べることが出来る。しゃぶしゃぶ用の豚肉は純粋黒豚である「六白」を使用している。いくつかコースがあるが私がいつもお願いしているのは… ■かごしま六白黒豚宴会コース全8種(2500円)+飲み放題(2時間/1500円)⇒TOTAL4000円 1・かごしま黒豚肩ロース・かごしま黒豚三枚肉 2・季節の野菜6種 3・万太の名物黒豚角煮 4・黒豚スペアリブグリル 5・黒豚カリカリサラダ 6・黒豚もやぽん蒸し 7・〆の塩チャンポン 8・デザートアイス ※内容は少し変わる時もある。 さつま揚げなどの一品料理も追加で注文出来る。 冷凍は使用せずチルドで仕入れた「六白」をオーダー毎にスライスする。軽くしゃぶしゃぶするだけで良い。特製のポン酢(薬味はニンニクが最高よ)で頂く。適度な脂身、芳醇な豚肉の旨味が口いっぱいに広がりニヤケながら御主人に「美味い!!」と叫ぶのが私の悪い癖だ。 名物の「角煮」は箸で扱うのが難しいほど柔らかく口の中でトロける。正直、鹿児島の店で食うより好きかもしれない。 特筆すべきは「スベアリブ」。骨付きで甘辛いタレでよく味が染み込んでいる。ちょっとスパイシーでもある。比較的強い歯ごたえがまた豚肉の醍醐味を教えてくれる。ハマる。 ☆☆☆☆☆☆☆ 毎回パーフェクト。 出汁に塩だけ入れた〆のチャンポンも秀逸よ。 腹いっぱい。苦しいわ(笑) 他になかなか福岡では食することが出来ない「TOKYO X」も置いてある。 食わんとわからん。食えばわかるさありがとう。 (`Д´){西新に『万太』あり!!!) #しゃぶしゃぶ #居酒屋 #福岡市早良区 #西新 #マイベスト2013

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福岡県

洋食

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No.0250【グリル千/福岡市中央区笹丘】 (`Д´){250本目だコノヤロー!) 節目なので今回はラーメンはやめとこう(笑) 私にとってちょっと贅沢なとっておきの店の話をしよう。 笹丘にある『グリル千』さん。今年で創業42年目。知ってる人は知っている福岡を代表する老舗の正統派洋食店。名店中の名店である。しかし敷居は高くなく各種1000円位の定食から、ある程度の値段の料理までラインナップが揃っている。気軽に入れる大衆的な店である。 笹丘エリアの油山観光道路と樋井川の間には昔ながらの食堂や喫茶店などがひしめくディープスポットがある。『グリル千』さんはその一角にある。 この店の代名詞とも言えるメニューと言えば「シャリヤピンステーキ」である。今回はこちらをリポートしたいと思う。 先に「シャリヤピン・ステーキ」とは何か? 牛肉を使ったマリネステーキの一種で、1936年に日本に訪れたオペラ歌手、フョードル・シャリアピン(ロシア人、後にフランスへ亡命)の柔らかいステーキを食べたいとの求めに応じて当時の帝国ホテル「ニューグリル」の料理長であった筒井福夫により考案されたものだとされる。肉を柔らかくするためによく叩いて薄くした牛肉を玉ねぎのみじん切り作られた漬け込む料理法で玉ねぎに含まれるタンパク質分解酵素の作用が働き肉が柔らかくなるという。そのような料理だ。 ちゅうことで「グリル千」さんではこれが昔からの定番メニューである。 ■シャリヤピン・ステーキA[和牛ビーフ/サラダ・ライス・コーヒー付き](3000円) 今回は奮発したバイ(笑) ビーフとポークがあり大きさでAとBがありAの方が大きい。ポークも良いのだが今回はビーフで。 この店のポリシーは輸入肉や冷凍肉を使用しないこと。この日は鹿児島産の和牛だった。 玉ねぎの独特の甘さが全面にフィーチャーされた何とも言えないシャリアピンソースがビーフにたっぷりとかかる。私はミディアムレアで。ジュージューという焼ける音と見た目だけでヨダレが止まらない(笑) 肉は酵素によって柔らかくなっているがある程度の弾力は残している。口に含めばそのマイルドさと肉々さの対局を存分に楽しむことが出来るだろう。 ☆☆☆☆☆☆☆ もう…ね、たまらんとよ。 食わんとわからんよ。 笹丘って『基峰』もあるし、No.1グルメスポットじゃないかしら?と思っている。 (`Д´){本物を食いたいなら『グリル千』に行け!!!) #洋食屋 #ステーキ #定食 #福岡市中央区 #福岡県 #マイベスト2013

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福岡県

ラーメン

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No.0186【太宰府 八ちゃんラーメン/太宰府市国分】 書くわよ。『太宰府 八ちゃんラーメン』の事を(嬉) 福岡、いや日本中のラーメンファンに愛される名店中の名店。『太宰府八ちゃん』。 まず『八ちゃん』ファミリーについては、皆さんご存知の通り、1970年創業の薬院の『八ちゃんラーメン』がある。 その薬院の店の隣にある『中華橋本』、そしてこの『太宰府八ちゃん』。親類関係にあるが経営は別である。 『太宰府八ちゃん』の創業は1975年。この国分の地に来てからは30年ほどになる。その前は違う場所にあったそうだ。 以前は野間店もあったが惜しまれながら閉店した。その御主人は現在は『中華橋本』に(笑) 久留米インター近くにある『八』は太宰府の弟子の店である。 今では『薬院』『太宰府』『久留米』が三大八ちゃんになるのか。 ちなみに私は太宰府派だ。もう20年位通っている。 お察しの方もいるだろうが『八ちゃん』の由来は創業者の橋本さんの愛称(はっちゃん)から。 これだけの有名店だが、見落としそうなくらいこじんまりとした店構えだ。以前まで19時以降、夜のみの営業、スープが無くなり次第閉店だったが、一昨年から昼の営業も始まった。現在は初代店主の娘婿が切り盛りする。 ■ラーメン(600円/替玉150円) ■焼めし(600円/小400円) 心地好いド豚骨を初めて口にしたのもこの店だった。 丁寧に炊き出されたスープ。余韻に浸れるような獣臭。とろりとした粘度。脂の塊がまた食欲を刺激する。濃厚でこってりという表現はこのスープの為にあるんじゃないか?と(笑) それでいて後味はさっぱりしている。 薬院と明らかに異なるのは麺。薬院のは伝統の細麺平打、対して太宰府は細麺ストレートである。前者は絡み過ぎるがこちらのは調度よい加減。硬さはもちろん指定できる。 最近、チャーシューが変わった。ワイドに今風の流行りのビジュアルに。しかし本質は変わらない。進化と見よう。 ☆☆☆☆☆☆ 変わらず美味いが、最近キツいな~。体に反動が(爆) でも食べる(笑) あとこの店に来たら必ず「焼めし」を食え!と言いたい。 食わないとこの店に来たことにならない。替玉よりも優先すべし。焼めしについては改めてリポートしよう。 (`Д´){もう既に福岡の重要無形文化財の域よ!) #ラーメン #ラーメンランキング #太宰府市 #福岡県 #マイベスト2013

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福岡県

そば(蕎麦)

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No.0200【曲渕うどん/早良区大字曲渕】 ヽ(`∂´)/{200投稿目バイ!!!) 200投稿目はここにすると決めていた。『曲渕うどん』さん。 福岡のそばの名店、早良区室見の『多め勢』さん(No.168)の姉妹店である。 私は、うどんの中では「大助うどん」(早良区藤崎)が一番好きだが、一番美味いと思ってるうどんはこの店。 2009年7月のオープンだが、この地域に根付き、そして非常に多くの人々が通う。 『多め勢』の御主人は、「三瀬そば」や「能古うどん」の仕掛け人でもある。古くは水車による小麦製粉が行われていた名水の地である、この曲渕地区の地域活性化とまちおこしを託され、見事に成功させた。ちなみに『曲渕うどん』の店舗はこの地区の元集会所を利用している。なかなか趣のある建物だ。しかし内装はとても綺麗で広い。 室見川沿いに国道265号線を佐賀方面に進む。トンネルを抜けると曲渕ダムが見える。その向かいにあるその店はある。 営業時間は11:00~15:00までのわずか4時間。麺が切れると早く閉店することもある。 イチオシは「つけ汁うどん」。のぼりにも書いてある。「つけ麺でうどんを食べる」のが一番美味いというのがこだわりの一つだ。(もちろん、ぶっかけや温もある) 「つけ汁うどん」の種類としてけんちんうどん(900円)や鴨セイロうどん(1400円)が人気だが、私は断絶オススメするのは… ■豚セイロうどん(1100円/大盛無料) 「多め勢」独特の「手打切麦」の技法で作り出された半生うどん。地下80メートルから汲み上げた曲渕の涌き水を使って作るそうだ。 「うどんは茹でたて」にこだわり、注文毎に茹で上げる。 濃いめのつけ汁。節の効いた、しかし甘めのあの「多め勢」さんの味に肉厚の豚肉が入る。薬味は葱と生姜と柚子胡椒。 麺のコシもあり、のどごしも非常に良い。そして小麦の香りも感じる。水が良いとここまで違うのか!と改めて考えさせられた。 何も言えんバイ… ☆☆☆☆☆☆☆ ほんなこつこれ好いと~!! 機会があったら食べてちゃっみてん。 (´∀`){食えばわかるさありがとう。さすが「多め勢」プロデュース!) #うどん #うどんランキング #福岡市早良区 #福岡県 #マイベスト2013

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東京都

ラーメン

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No.0333【神田ラーメン わいず/千代田区内神田】 (`Д´){333投稿目!!!) 3が3つ(笑)という記念すべきゾロ目の投稿は…愛して止まない『神田ラーメン わいず』さん。 私が東京で一番好きなラーメン屋。かつて毎週のように通った店である。 Rettyでの投稿数は61件って。さすが人気店やねぇ。みんな『わいず』好きなのね(笑)  もちろんメディアで取り上げられることも多く、某番組で紹介されてからはまた一段と客足が増えた。大体行列が出来ているが、これは店自体のキャパがカウンター11席のみで回転率が悪いことも関係していると考える。店内は非常に狭い。 駅方面から神田西口商店街を進むと見えてくる看板。まだまだ新しい店だと思っていたが2000年創業なので既に10年以上のキャリアがある。外観も昔よりは小綺麗になった。 元々は「究極Y'sラーメン」(赤塚/練馬区北町)のFC店だ。ラーメンのカテゴリーで言うと所謂「家系」となるらしいが私はちょっと違うようにも感じる。やはりこの店は『わいず』ってカテゴリーだと思う。 ノーマル、チャーシュー、キャベ玉、のり玉… みなさんお気に入りのメニューがあるだろう。私はこの店で一番好きなのは… ■ネギ玉ラーメン(900円) こちらをリポートしたいと思う。 久々に食ったら色々とマイナーチェンジしていた。ただの試行錯誤なのか? いや進化なのか? 後者だと信じたい。 太めの白髪ネギと半熟の味玉子のビジュアルが美しい。ニオいも本当そそられる。たまらない(笑) 味の濃さと麺の硬さと油の量を選択出来る。私は昔から「濃い目、硬、多め」と決めている。 非常に濃厚な醤油豚骨スープだ。この味は変わらない。このスープはオープン以来、釜を変えることなく毎回400kg近くのゲンコツを使用し、継ぎ足し続けられている。九州のド豚骨ともまた違うテイストだ。濃厚さの質が旨味も含めて異次元の感覚なのだ。 驚いたのは麺。これが大きく変わっていた。以前は太ストレート麺だったが最近「太ちぢれ麺」に変わっていた。最初は違和感を感じたが食べ続けるうちに慣れてきた。 チャーシューも以前は肩ロースだったが現在はモモ肉になっていた。柔らかく食べやすい。ニンニクや豆板醤でチューニングすると激しく美味くなる(笑) ☆☆☆☆☆☆ 色んな意見があるだろう。マイナーチェンジはしたが基本は変わっていなかった。改めて言おう。私は『わいず』のラーメンが大好きだと。 (`Д´){神田が誇る真の究極…『わいず』さん!!) P.S.「海のつけ麺」復活せんかいな? #ラーメン #千代田区 #東京都 #マイベスト2013

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福岡県

ラーメン

西田 貴

No.0230【ラーメン海鳴(うなり) 清川店/福岡市中央区清川】 2009年の開業以来、豚骨王国福岡において『魚介豚骨』というジャンルを完全に定着させた『海鳴(うなり)』さん。 既に福岡の名店の一つに数えられるようになったと言っても過言ではないと思う。 評判もすこぶる良い人気店。何より同業者からの評価が高いのがその証拠だろう。地元メディアでもよく取り上げられている。 もちろん私も大好きで多分、月一くらい通っている。 現在は3店舗を数える。 創業した今回の清川店(2009年~)。 そして中洲店(2011年~)。基本は清川店と同じメニューだが、時々、店主オリジナルの創作メニューを出したりする。 最後に平尾店(2013年~)。今年オープンしたばかりだがこちらの店舗は上記2店とはコンセプトが異なり鶏+魚介がベースになっている。こちらの店舗は改めてリポートしたいと思う。 中洲やら天神やら高砂やらで呑んだくれた〆は…少し離れるがやはり清川まで歩いてでも行ってしまう。それくらい魅力ある店だ。 御主人は「博多一幸舎」系列のつけ麺店「元助」や東京の「凪」でキャリアを積まれてきた。元々は会社勤めだったが安定よりも変化を求めこの道を選択したそうだ。 さてやっと本題(笑) ■魚介とんこつ(700円) その名の通り豚骨と魚介系のダブルスープである。 第一の出汁…豚の頭骨をメインにゲンコツ(くるぶし)+鶏ガラまで加えて18時間炊き上げる。 第二の出汁…羅臼昆布カツオ節、宗田節、鯖節、煮干し(長崎産+千葉産) 24時間水出ししてから火加減を調整して作る。こちらの出汁は冷蔵庫で保管し、素材から出てくる魚介の香りをキープする。 これらの出汁を別々の鍋で取り、客前に出す前に合わせ特製の醤油ダレと合わせる。こうするのは魚介の風味を飛ばさない為である。 麺はストレートの中細。「一幸舎」系列の「製麺屋 慶史」(大野城市)のものを使っている。もちろん硬さは選択出来る。小麦の香りも感じるしっかりとしたコシのある麺だ。スープとのシンクロ具合も抜群である。 都度香ばしく炙り提供されるチャーシューと脇役以上の存在感の白髪葱が加わり見事なラーメンに昇華する。 一口すする (´Д`){はぁ~) 酔ってても、素面でも、何回食っても溜息が出てしまう。(うなる) ☆☆☆☆☆☆ Excellent! もちろん、『海鳴』さんが登場する以前(ここ10年位かな…)から魚介豚骨を基調とする店は「郷家」さん等いくつかあった。関東からの影響を受けた店もあった。 「つけ麺」ではいち早く「空海」さんや「元助」さんのようなパイオニアがいてジャンルを確立させたが、いわゆる「ラーメン」ではそこまでなかったように思う。 例えば「青葉」さんのようなタイプは福岡では受けない。あの薄さではやはりインパクトが足りないのだ。決定的に『海鳴』さんが違うのはつけ麺など粘度とは違う豚骨の濃度とそれを邪魔しない魚介の香りと旨味だと思う。そして御主人の「ラーメン」に対するチャレンジ精神と探究心、そして情熱。これに尽きるだろう。 …などと色々書いたがあくまでも私の主観なので御自分の舌で確かめて頂きたい。 最近、私は県外から来た友人達にもスタンダードな博多ラーメンと同等にこちらを紹介している。 (`Д´){いっぺん『海鳴』のラーメンば食ってみちゃってん。食えばわかるけん!!) #ラーメン #福岡市中央区 #福岡県 #マイベスト2013

西田 貴

No.0336【元祖赤のれん 節ちゃんラーメン/福岡市中央区大名】 遅ればせながら11/28に大名に移転再オープンした「赤のれん節ちゃん」に行ってきた。ビル建設による立ち退きの為の移転とのこと。 天神のど真ん中から西通りへ。福岡でも夜は中洲を超えて一番集まるエリアになったんやないかな? いや年齢層が違うな(笑) 実は福岡のラーメン激戦区。一風堂の本店やら一蘭やら…まぁ有名な顔ぶればかり。 今回の移転先は西鉄グランドホテルの裏という非常にわかりやすい場所。つるやゴルフから入ってすぐ。すぐ隣の隣には「一心不乱」(笑) 1946年創業。白濁した「博多ラーメン」の歴史を語る時に決して欠かす事の出来ない源流を組む店としてその詳しい歴史については以前書いた。 この店はラーメンの専門店でなく、かつて屋台から進化した店舗型屋台スタイル。中華定食屋でもある。一品料理の種類も各種あり、飯でも、居酒屋でも、〆でもOKのオールマイティな店である。 今回は… ■ワンタンメン(並/750円) とろんとしたワンタン。その中にはパンチの効いた餡が。刺激的なニンニクの香りが口いっぱいに広がる。 お馴染みの赤褐色の濃厚なスープのコンディションも良好。骨の形が無くなるまで16時間以上煮込まれだ出汁に元ダレに小豆島産の「もとづめ」という醤油を使用しているのは前回リポートした通り。がっつり濃厚だが後味はあっさりしているのが不思議(笑) 極細1.5mmの平打ち麺も変わらず。この日は麺への絡み具合はエクセレントだった(笑) 麺の硬さのリクエストは…ナンセンスだから店に任せよう。平麺は柔らかい方がスープとよく絡む。 ☆☆☆☆☆☆ 移転したからといって味なんか変わっていないのに安心した。ノスタルジックさだけでなく、一品料理も携えてあえてこの新天地、激戦区で勝負する「節ちゃん」に乾杯。 (`Д´){もう一度言おう。本物の博多ラーメン食いたいなら「節ちゃん」を食ってみろ!!!) #ラーメン #福岡市中央区 #福岡県 #マイベスト2013

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福岡県

ラーメン

西田 貴

No.0322【長浜ナンバーワン/福岡市中央区港】 福岡市民の心の故郷…長浜。 500円になった『屋』はスルーやね。 滅多なことじゃ私は屋台には行かない。大半の福岡人がそうなんじゃないか? しかしこの店は例外。かなり通っている(笑) 『長浜ナンバーワン』 …とネプチューンマンばりに叫びたい。 先に言っとくけど、ちかっぱ美味いけんねココ。異論は認めんバイ(`Д´) 店舗形態の『長浜ナンバーワン』は福岡市内には天神やら祇園やら箱崎やらデイトスやら…数店舗あり、同じ長浜にも店舗型が出来たがやっぱし食うなら原点の『屋台』。私はこの『屋台』が雰囲気も含めて大好きである。 余談だが現在は国内のみならずしれ~っと香港や台湾にも進出している。凄いな。 最近、道路拡張や新しい屋台条例が施行され長浜のレイアウトがかなり変わり、なんだか小綺麗になった。今までの屋台のデタラメでカオスな営業活動が改善されて良くなったのか? 逆にあの雰囲気がブチ壊されて悪くなったのか? 賛否両論あるが長浜屋台エリアでの『ナンバーワン』の人気は変わらない。 長浜屋台街に『昇龍軒』として1971年創業。6年後に長浜で一番になりたいという願いを込めて『ナンバーワン』という屋号に改名した。週末や祝日前にはかなりの行列が出来る。昔からこの風景は変わらない。我慢しきれず「元祖」や「将軍」あたりに流れていくパターンもよく見受けられる(笑) 逆を言えば平日の早い時間なんか楽勝で入れる。 ■ラーメン(600円/替玉100円) 長浜では高めの金額設定だがそれでも食いたい。 丁寧に下処理によって臭みを消した国産豚の豚骨のみを使用。微妙な火加減を駆使し炊き出された出汁。取り切りである。元ダレの醤油を合わせ完成したスープはまろやかでコクがあり後味もしなやかですっきりしている。 麺は極細のストレート。基本は硬以上で食うのを想定されてありコシも喉越しも良い。 ☆☆☆☆☆☆ はっきりとした主張のある「ザ・長浜ラーメン」。 福岡市民であることを感謝する一杯である。 #ラーメン #長浜ラーメン #福岡市中央区 #福岡県 #マイベスト2013