西田 貴
黒崎駅前駅
餃子
No.0792【いづみ/八幡西区黒崎】 (・∀・){ベリー・ベスト・オブ・八幡餃子!!!!) 先日、海鮮系居酒屋の名店「魚虎」をリポートしたが、今回は黒崎で私が最も愛する餃子の名店をピックアップしよう。 ズバリ「いづみ」さん。 鉄鍋餃子発祥の地、八幡が誇る1965年創業の老舗。地元でも絶大な人気を誇る。 最初の店舗はすぐそばにあったが火災の為31年前に現在の場所に移転した。福岡の餃子好きで、その名を知らない人はモグリだろう。 以前ほどの活気が感じられなくなってしまった黒崎。この店は商店街からも少し離れた路地のような場所にあるが平日でも16時のオープンと共に客が押し寄せてくる。 早めの時間だったが、この日はタイミングよく少々の待ちで入店することが出来た。ラッキーである。 L字カウウンター(17席ほど)のアットホームな雰囲気の店内。私は毎回短いレンジの方に着席させられる。たまたまなのだろうが一度でいいから長い方に座ってみたい(笑) ちゅうことで本題。 ■焼ぎょうざ[1人前/10個](480円) マダムの職人技をサイドから眺めながら芋焼酎を煽るのが定番なのだが、隣の子供が飲む瓶キリンレモンに心を奪われ、思わず同じオーダーをしてしまうアラフォーのおっさん(笑) 飲みたいもの飲めばいいっちゃ。 シングルのコンロで鉄鍋をカンカンに熱し、油を馴染ませ餃子をオン。セオリーどおり水を回して蒸し焼きにする。そして再度蓋を開き餃子をひっくり返し焼き上げる。一見、単純そうに見えてタイミングを外せない熟練の技術である。 程なくしてアツアツの餃子が登場。整列することなく雑然と鉄鍋に鎮座する“二等辺三角形”のビジュアルは、自信に満ち溢れているようにさえ見える。 特徴的なのはその包み方。他店よりも厚みがあるのだが、中の餡を包み込むはずの皮が一辺のみ残し開いているのだ。破れたわけではなく、デフォルトで中の餡が見えている餃子を私は見たことがない。ではオリジナルの七味ベースの辣油をたっぷりとタレに入れて頂こう。 こんがりと焼きあげられた皮はパリっとしているのは当然ながらモッチリ加減も十分に残す。皮が開いているのでドライなようだが肉汁は十分感じるのは不思議だ。白菜、ニラ、豚肉のバランス、そしてガツンとした存在感のあるニンニクの風味。 (゚∀゚){チカッパ ウマイッチャ!!!! ナンイイヨーカッチャ!!!) この絶妙なコンビネーションが堪らない。当然箸が止まらなくなるわな。 一度食べたら忘れられない味である。 ☆☆☆☆☆☆ 今まで様々な餃子のリポートを書いてきたが、こちらの餃子は他のどのタイプとも異なる。鉄鍋という括りでは片付けることの出来ないオリジナリティとクオリティを備えたものだと私は考える。 ■水ぎょうざ[1人前/8個](500円) も美味いし「やきめし」も人気がある。改めてリポートしたいと思う。 注意すべき点は、壁側に陣取る空席待ちの人々からのプレッシャー。リボルバーを突き付けられているようでカウンターの人は落ち着かなくなる(笑) 食べ終えれば速やかに会計を済ませ退席すること。鉄則である。 ( ゚Д゚){黒崎行ったら『いづみ』の餃子を並んでも必ず食うべし!! ) #餃子 #水餃子 #八幡西区 #北九州市 #福岡県