西田 貴

西田 貴

1975年生まれ。ホークスとパ・リーグ、音楽とB級グルメをこよなく愛する生粋の福岡人。特に好きなものは麺類とカレー。ホームは福岡市。仕事柄、九州を中心に西日本各地に出没。過去には東日本にもいたので時折その情報も。過去の整理と備忘録の為、このRettyに参加。現在はRetty福岡会所属(笑) みなさん宜しくお願いします。

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西田 貴

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2016

黒崎駅前駅

餃子

No.0792【いづみ/八幡西区黒崎】 (・∀・){ベリー・ベスト・オブ・八幡餃子!!!!) 先日、海鮮系居酒屋の名店「魚虎」をリポートしたが、今回は黒崎で私が最も愛する餃子の名店をピックアップしよう。 ズバリ「いづみ」さん。 鉄鍋餃子発祥の地、八幡が誇る1965年創業の老舗。地元でも絶大な人気を誇る。 最初の店舗はすぐそばにあったが火災の為31年前に現在の場所に移転した。福岡の餃子好きで、その名を知らない人はモグリだろう。 以前ほどの活気が感じられなくなってしまった黒崎。この店は商店街からも少し離れた路地のような場所にあるが平日でも16時のオープンと共に客が押し寄せてくる。 早めの時間だったが、この日はタイミングよく少々の待ちで入店することが出来た。ラッキーである。 L字カウウンター(17席ほど)のアットホームな雰囲気の店内。私は毎回短いレンジの方に着席させられる。たまたまなのだろうが一度でいいから長い方に座ってみたい(笑) ちゅうことで本題。 ■焼ぎょうざ[1人前/10個](480円) マダムの職人技をサイドから眺めながら芋焼酎を煽るのが定番なのだが、隣の子供が飲む瓶キリンレモンに心を奪われ、思わず同じオーダーをしてしまうアラフォーのおっさん(笑) 飲みたいもの飲めばいいっちゃ。 シングルのコンロで鉄鍋をカンカンに熱し、油を馴染ませ餃子をオン。セオリーどおり水を回して蒸し焼きにする。そして再度蓋を開き餃子をひっくり返し焼き上げる。一見、単純そうに見えてタイミングを外せない熟練の技術である。 程なくしてアツアツの餃子が登場。整列することなく雑然と鉄鍋に鎮座する“二等辺三角形”のビジュアルは、自信に満ち溢れているようにさえ見える。 特徴的なのはその包み方。他店よりも厚みがあるのだが、中の餡を包み込むはずの皮が一辺のみ残し開いているのだ。破れたわけではなく、デフォルトで中の餡が見えている餃子を私は見たことがない。ではオリジナルの七味ベースの辣油をたっぷりとタレに入れて頂こう。 こんがりと焼きあげられた皮はパリっとしているのは当然ながらモッチリ加減も十分に残す。皮が開いているのでドライなようだが肉汁は十分感じるのは不思議だ。白菜、ニラ、豚肉のバランス、そしてガツンとした存在感のあるニンニクの風味。 (゚∀゚){チカッパ ウマイッチャ!!!! ナンイイヨーカッチャ!!!) この絶妙なコンビネーションが堪らない。当然箸が止まらなくなるわな。 一度食べたら忘れられない味である。 ☆☆☆☆☆☆ 今まで様々な餃子のリポートを書いてきたが、こちらの餃子は他のどのタイプとも異なる。鉄鍋という括りでは片付けることの出来ないオリジナリティとクオリティを備えたものだと私は考える。 ■水ぎょうざ[1人前/8個](500円) も美味いし「やきめし」も人気がある。改めてリポートしたいと思う。 注意すべき点は、壁側に陣取る空席待ちの人々からのプレッシャー。リボルバーを突き付けられているようでカウンターの人は落ち着かなくなる(笑)   食べ終えれば速やかに会計を済ませ退席すること。鉄則である。 ( ゚Д゚){黒崎行ったら『いづみ』の餃子を並んでも必ず食うべし!! ) #餃子 #水餃子 #八幡西区 #北九州市 #福岡県

西田 貴

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2016

博多南駅

定食

No.0791【青空食堂/那珂川町片縄】 (≧∇≦){ 青・空・食・堂 ‼ ) みんな大好き「青空食堂」。 私自身も愛して止まない、片縄のシンボルと言っても過言ではない那珂川町を代表する“ザ・肉食系定食屋”であり、有名店である。メディアでも取り上げられることが多く、Rettyでもお馴染みの店になった。こちら方面へ来る時は必ず立ち寄るのだが、この店の情報はひた隠しにしたい自分がいる。だが今回は久々にこの店について書きたいと思う。 創業して11年目。地元の方以外は車じゃないとなかなか訪問するのは厳しいが、昼時はピークを過ぎても客で賑わっている。様々なジャンルの飲食店が入り乱れ、入れ替わりも激しいこのエリアで10年以上続くのは御主人の肉に対するこだわりと、活気に溢れた店員さんの対応、サービスの良さによるものだと考える。 ちゅうことで本題に行こう。 ◾️ガッツリ!ステーキ定食(シングル200g / 1,000円) ※めし・汁物・漬物はお代わり自由。生玉子一個付き。 期間限定のメニューである。いつまで?かは聞きそびれてしまった。店に入る前はピリ辛とりみそ定食モードだったのだが、このメニューが目に入った瞬間シフトチェンジしてしまった。正直、焼肉という言葉よりもステーキという言葉に私はめっぽう弱いのだ(笑) 脂身の少ないオージービーフを使用。こんがりと焼かれた外観と赤身のコントラストが美しい。鉄板の上で奏でられるジュウジュウという音も食欲をそそる。一口含むとそのジューシーな肉汁がパーッと口内に拡がり、閉じ込められた旨味が後を追ってくるのがわかる。 さらにその味を引き立たせるのは青空食堂オリジナルの(焼肉)タレ。非常にフルーティであらゆる肉料理にマッチする魔法のタレである。これまたオリジナルのわさび醤油や塩コショウもあるのでお好みで使い分けると良い。一切れ食べる毎に麦飯を茶碗一杯ずつ食べてしまい、玉子かけご飯にするのを忘れてしまいそうな勢いの定食である。 ☆☆☆☆☆☆ 以前にも書いたが「牛のブランドで勝負してるわけではない。ただお客さんに美味しい料理でお腹いっぱいになって満足して欲しい」とご主人は仰っていた。佐賀牛など良い肉を使用するメニューも青空食堂には存在するが、満足というコンセプトならCPも含めて今回はベストかもしれない。 ただ他のメニューも紙一重なくらい秀逸なので次回またリポートしたいと思う。 (=゚ω゚)ノ{ 改めて声を大にして言おう。青空食堂は鉄板であると[掛詞]‼ ) #ステーキ #定食 #筑紫郡那珂川町 #福岡県

西田 貴

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excellent

小倉(福岡)駅

焼き鳥

No.0790【焼き鳥 好起(よしき)/小倉北区京町】 ( `6´){小倉の焼鳥は美味ぇちゃ‼) 何度も書いているが福岡県は焼鳥王国である。2013年度の統計であるが、人口10万人に対する焼鳥屋の店舗数は約37.48と全国でも1位の数字を誇る。2位は佐賀県(32.5)、3位は長崎県(29.83)、4位は宮崎県(28.24)、5位は熊本県(24.29)、6位は大分県(24.05)…と福岡だけでなく九州全体が上位を占める。私に限らず九州の人間はよっぽど焼鳥が好きなのだろう。因みに東京都は10位(21.01)、大阪府は13位(17.72)、愛知県は31位(11.7)である。これが「焼鳥」と限定せず「鳥料理」となればその数字は鹿児島も含めて九州の各県が上位を独占するのではないか?と思う。 最近は全国ネットのメディアのおかげもあって「福岡県の焼鳥」の存在も少しは認知されるようになってきた。福岡県民は鳥(鶏)だけでなく豚も牛も野菜も海鮮も全て『焼鳥』と呼んでしまう。ただ地域(福岡・北九州[京築含む]・筑豊・筑後)によってそのバリエーションは様々だ。特に北九州の焼鳥は概してネタが大きくデフォルトでイカなどの海鮮類が存在するのが特徴である。 ちゅうことで、今回は小倉の名店『好起(よしき)』さんをリポートする。 小倉駅南口よりコレットから京町方面に少し行った所に店を構える。道路より一段下がっているので見落とさないように注意しよう。1973年創業の老舗だが店舗自体は新しい。週末は予約必須の人気店である。 早い時間に訪問したがこの日もすぐに満席となった。活気に満ちながらもBGMにJAZZが流れ、落ち着いた雰囲気も醸し出している。 とりあえずオーダーを… ■豚バラ(170円)  ■豚バラネギミソ焼(190円) ■ささ身[かしわ](130円)      ■つくね(170円) ■かわ(130円)           ■玉ひも(130円) ■牛タン[塩](190円)        ■地鳥ウインナー(130円) ■エビ(130円)           ■いか(130円) ■ホタテ貝柱(130円)        ■ピーマン(120円) ■玉ねぎ(120円)          ■ゴマサバ(590円) etc… (´・ω・`){どんだけ食うとや? ) この店の一番人気で必食のメニューは「豚バラ」である。170円と福岡での平均より高く感じるかもしれないが、その分ボリュームがあるので納得できる。鉄串に刺さったそのスタイルはまるでアメリカンなBBQそのものだ(笑)  カウンターに座った人ならお分かりだろうが、『好起』さんの焼物は鉄板を合わせて焼く今治焼鳥のような押し焼きだ。なので余計な脂分が落ちて引き締まった歯応えと凝縮された旨みを味わえる。この豚バラにオリジナルの甘い味噌とネギがたっぷりかかった「豚バラネギミソ焼」も秀逸。ヤミツキになってしまう人が多いらしい。正直この豚バラ2本でけっこう腹が膨れてしまう。因みに苅田産の豚を使用しているとのこと。 玉ひも(鶏のキンカン[排卵前の玉子]とヒモ[卵管]が繋がった部位)がレギュラーなのも嬉しい。独特の食感と香りだが、ネギが串間に入りタレが絡むとクセになる一品だ。ささみも皮も同様だ。両面がしっかりと焼かれて非常に香ばしい。 ☆☆☆☆☆☆ 海鮮系の串もよく揃っている。サバの仕入れがない時はゴマサバがゴマブリになる。店によって違うゴマタレの味を比べてみよう。 一つアドバイスするとすれば注文し過すぎないこと。帰るころには腹パンで動けくなるから(笑)  また来るけんね。 ( ;∀;){ボリュームも味もCPも兼ね備えた小倉の『好起』さんに早く予約するっちゃ‼) #焼鳥 #居酒屋 #北九州市小倉北区 #福岡県

西田 貴

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2016

No.0789【カリーライス専門店エチオピア 本店/千代田区小川町】 御茶ノ水駅からひたすら明大通りを突き進む。自然と速足になっているのがわかる。一刻も早くあの店のカレーが食べたいのだ。 神田神保町界隈は古書の街だが日本における「カレーの聖地」や「カレーのメッカ」とも呼ばれる。 数多くのカレー店が濫立する激戦区であるが、今回は私がこのエリアで最も多く足を運んだ店の一つ『カレー専門店エチオピア本店』さんをピックアップする。 カレー好きなら誰もが知っている有名店。1988年創業なので28年目を迎える。 「エチオピアってアフリカの東部にある国だけど、カレーが有名なの?」と疑問を持つ人も多いだろう。元々はカレーとコーヒーの専門店だった為、そのコーヒーに使用する豆の産地が店名の由来となった。現在は小川町の本店の他に御茶ノ水や高田馬場にも店舗を展開している。 ちゅうことで本題にいこう。 ■チキンカリー[インド風](900円) ビーフカリーと双璧を成すエチオピアのスタンダードメニュー。一皿毎に作るので多少時間がかかるが、その間に付け合わせのジャガイモをマーガリンで頂く。案外これも楽しみの一つだ。 辛さは70倍まで指定できるのでお好みの辛さで。ただ2~3倍でもかなり辛いので苦手な人はノーマルが無難だろう。私は5倍を選択した。 程なくして独特の香りを放ちながらがチキンカリーが登場。涎が止まらない。 小麦粉を使用せず時間をかけて煮込んだ野菜でトロミを出し、独自にブレンドした12種類のスパイスが加わったルゥがセオリー通りに硬めに炊き上げられたライスの上にたっぷりとかかる。素人目だがクローブやカルダモンとクミンが際立っているように感じる。ちょっとトロミが残るが概してサラサラな感じである。その上にはドンと若鶏の胸肉が陣取る。ルゥ自体が非常にスパイシーなのでこのあっさりとした胸肉感の歯応えを残すチキンとの相性は良い。ホクホクの食感のひよこ豆とスパイシーさを抑えるピーマンもアクセントになっている。 ☆☆☆☆☆☆ (^ω^){相変わらずウマカー!! ) 食った後に他店以上に体がポカポカしてくるのも特徴。ひとつ言っておくが非常に中毒性が高いカレーなのでハマれば何度もリピートすることになるだろう。多くのカレー店が存在する神保町界隈で一線を張り、長年の間ファンの心を離さないのは、カレーに対して妥協を一切しないこの店の姿勢なのだろう。 また来よう。 ( ゚Д゚){神保町に行ったら「エチオピア」さんのカレーは必食やけんね!! ) #カレー #スパイスカレー #カレーライス #千代田区 #東京都

西田 貴

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2016

西鉄久留米駅

餃子

No.0788【五十番/久留米市東町】 (・∀・){♪ちっちゃな頃からゴルバチョフ〜 15で書記長 ゴルバチョフ〜 ) …などと唄いながら文化街で呑んだくれる。 何食っても美味く感じるのは久留米がB級グルメ天国だから。もちろんA級のグルメも美味のだろうが(笑) このエリアの人々はなんて幸せなのだろうといつも思う。 何で〆ようか? いや、心の中では最初からこの店に決まっていた。 『五十番』さん。 久留米の餃子がハイレベルなのは皆さんご存知の通りだろう。 その中でも人気・実力共にトップに君臨すると言っても過言ではない老舗名店である。久留米を代表する某芸能人達も御用達であるのは有名な話だ。 1968年創業。元々は新世界にあったが六ツ門周辺の再開発の為、一昨年に東町に移転した。以前は店構えから何からディープな雰囲気だったが、裏路地ながらちょっとだけ垢抜けた感じになった。駅に近くなったからか?(笑) なかなかタイミングが合わず、移転してからは初訪問である。 この日もあっという間に満席。私のように赤ら顔でヘロヘロの人ばかりだ。少し並んだが、この日は早目に入れた。 ちゅうことで本題。 ■餃子[9個/1人前](450円) ⇒基本は上記の餃子と水餃子(500円)がメイン。 オーダー後、ご主人の熟練の技を眺めながら焼酎を煽って焼き上がりを待つ時間が楽しくてしょうがない。 カンカンに熱くなった鉄鍋の中にジュウジュウと焼き上がった餃子が登場。この瞬間に既に私はKOされている。 火傷しても良いから早く口の中に放り込みたいと思う餃子はこの店ぐらいだろう(笑) 皮の裏面はパリパリに焼き上がり、表面はモッチリしている。餃子とは本来こういうものなのだろうが、この圧倒的なコントラスト感は「五十番」の特徴である。 コショウ(鷹の爪)と酢醤油、ニンニク醤油を自分好みにアレンジしたタレをどっぷりと付けて頂こう。(私はコショウ多めがオススメ) キタ━━━━ヽ(☆∀☆ )ノ━━━━!!!! パリパリモチモチの食感の皮の中から肉汁がジュンワリと溢れ出す。餡は挽肉よりもキャベツの量の方が相対的に多く、甘味をじっくり感じる。一口一口食べれば食べる程、その旨味が膨らんでくる… そんな稀有な餃子だ。 ☆☆☆☆☆☆ (≧∇≦){イキテテヨカッタ!!) 心からそう思ってしまう。 追加で三人前持ち帰りを注文してしまった。 ※今回は餃子の表裏のビジュアルをどうしてもアップしたかったので鉄鍋の上でひっくり返して撮影しているが、これはこの店ではタブーの行為である。表面のモッチリ感が失われるからだ。なのでご主人に許可をとってからか、箸で持って撮るようにしよう。 またRettyで久留米ナイト企画しようかいな?(^^) (・6・){『五十番』を食わずして久留米の餃子を語る事なかれ!!) #餃子 #水餃子 #久留米市 #福岡県