年に1〜2回訪ねる札幌は円山、久しぶりのエルシッドです。今回、同行の1人が誕生日と云うこともあってスペイン料理のディナーとなりました。今日はいつものシャンティさんに、初めて会う妹さんのジュナさんも手伝っています。 ワインはお勧めのドライな赤ワイン(ボバール85%、カベルネフラン15%)を選びます。カシス、干草等のアロマで、適度なタンニンと厚みも柔らかさも備えた良質のワインで料理と合いそうです。この Pago de Tharsys ワインはオーナーの地元バレンシアのワイナリーの産です。 頼んだ料理は、トルティージャTortilla(◇甘さとコクが抜群)、バカラオ(干鱈戻し)のコロッケCroquetas de Bacaloo(◇懐かしくて何度も食べたくなる味) 、海老のアヒージョ Gambas al Ajillo (◇よいよい!殻も全部食べよう)、ムール貝の白ワイン蒸しMejillones al Vino(◇スープに良い出汁が出ていて飲んでしまう!) 、手づくりチョリソ Chorizo casero(◇なかなかお目にかかれない絶品)、スペイン産ハモンセラーノJamon Serrano (◇◇超絶・絶品です。横浜のニョスキで出すハモンセラーノに次いで国内では#2になる自己ランク!)。ここら辺りでかなり出来上がりですが、更に行きます。 スペインガリシアの栗豚のエンパチャダ(カツレツ)はグラムで選びます。その時の肉の質でつくり方を変えるようです。今日はとても分厚いのが出てきました。ポークの概念を変える美味しさ!絶対外さないように‼︎ もうお腹がフルになってきました。 でも更に、締めはパエリャ ビスカイナ(バスク地方のパエリャ、Paella Vizcaina)でチョリソの入った特製レシピで、しばしバスク地方のビルバオやサン・セバスチャンに思いを馳せながらいただきます(どちらも行ったことはありません・・)。この満足感は代え難いものがあります。機会が有ったら是非。 ※上の栗豚のガリシアは、日本でも良く知られるサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の目的地です。巡礼は徒歩で行くか、自転車にするか迷いますが、美味しい食べ物が待っているとなると張り合いがありますね^_^