せっかく京都来たから有名な高級店も行ってみようと。 朝、南禅寺を散歩してぶらりと寄ってみた。予約しないと無理かと思ったけど、暖簾潜って仲居さんに聞いてみたら「大丈夫ですよ」とお席に案内。 冬場のお粥はうずら粥なんだとか。ということで料理が来るのを待つ。隣の本店と同じ料理だけどこっちのほうが少し安いらしい。 まずは八寸と重ね鉢。それからもう一皿。最初のお皿には名物だという瓢亭玉子とその他もろもろ。もう一皿にはカラスミと酢の物と田作り。盛り付けが正月ですw重ね鉢は煮物、蒸し物などがいろいろと。どれも上品で出汁の効いた京の味です。 名物だという瓢亭玉子。確かに美味いけど普通の味付け玉子ですwお店の人がこれを最初に作ったときは画期的な玉子の食べ方だったんだろうなと思いながら口に運ぶ。 こちらのお膳を食べた頃、お椀がやってくる。正月期間らしく京風の甘い白味噌のお雑煮でした。これも絶妙な出汁加減で美味しくいただいた。 それから、メインのお粥が運ばれてくる。一口食べた瞬間、「さすがだなぁ・・」と思わずつぶやいてしまった。うずらのそぼろが入ったシンプルなお粥だけど出汁の味がすごい。それほど濃厚なわけでもないのに優しい出汁がお粥全体を包み込んで滋味とはこういうことを言うんだなと思った。 なんだか京都のいい経験をさせてもらいました。朝食(食べ終えたら昼前だったけどw)にしてはかなり高価だけどこんなの近所でやってたら月に1度は行ってしまいそうな気がする。 暖かい季節にやってる、出汁の餡をかけて食べる朝粥も行ってみたい。 #旅行にて #お正月キャンペーン #食べるべきメニューあり