Mayumi Omoto
御宿駅
割烹・小料理屋
2年前に初めて伺い、大将の人柄と魚の新鮮さが忘れられず、今回二晩、予約をしました(4人)。 キャメルリゾートまで送迎してくださり、道中天気図の見方や漁のお話、そして「台湾キョン(柴犬サイズの動物)」や「野ウザギ」「イノシシ」にも遭遇し、興奮度maxでした 一晩目 突き出しは、直ぐに手をつけてしまい、写真を撮るのを忘れたくらいでした。生モズクは暖かく、そのままご飯の上に乗せたい〜〜って叫びました(笑)なんとか貝も、タラコもお酒が進みます 刺身盛り合わせ: もちろん大将みずから釣ったもの。カツオのキレイな色〜〜指輪にしたい気分でした。イカもタコも甘く小樽出身の仲間は感激していました。 天ぷらはゲソに椎茸はいしずきまで柔らかで香り豊かでした。 最後はブリ大根。とぉ〜〜ろとぉろに煮てあって、誰も喋らず黙々といただきました。お澄ましはヒラメ、鯛の出汁(数分前に食べた魚の骨ですよね)、最高‼️ 日本酒も最初に飲むなら、とアドバイスしてくださいます。焼酎もあるみたいです。 大将の味付け、好き❤️ 二晩目は「今日はお鍋にするからぁ〜。その前に珍しい刺身をだすからなんだか当ててみてねぇ♬」 1つはキレイなピンクと赤がはいった切身。脂がのっていてトロみたい。鯛の一種かしら? 片方は炙ってありました。皮の感じから鯖?? 「なんだか分かったぁ?」 ちんぷんかんぷんな答えに大将は 「わかった、正体もってくるからっ!」 お布巾をとると、なんてハンサムな青魚くんがいるではないですか! 「サワラだよ。11月から3月ぐらいまでが旬でねっ。普通焼いたり西京焼きとかでしか食べないでしょ?今朝釣ったばかりだから刺身でたべられるのよ。歯をみてごらん、小さくてするどいでしょ?糸は切られちゃうからワイヤーで釣らなきゃダメなんだよぉっ」 「炙ってあるのは背中の部分ねぇ〜」 私、白身魚はあまり好きではなかったんです、淡白すぎて。多分新鮮ではなかったからなんでしょうね。。。と今迄損した気分になりましたσ(^_^;) 「次はこれぇ〜。ここ開いた30年まえから食べているナメロウ。要は傷付いた魚をこうやって食べた賄い食だなぁ。アジ、カツオ、なんでもやるけれど、今日のはブリだよぉ〜〜」 氷とお酢の中に泳いでいる感じだけれど、全然酸っぱくない。返って甘みをだしている脇役みたい。大将、お見事! そしてお鍋の始まりぃ〜〜。 ブリはシャブシャブしました♡ 締めはおうどんでした。 はっきりいって、スーパーの切身は食べられなくなりますね。老後は港町近辺に移住しようか、とみんなで話したくらいです。 日帰りでは難しいけれど、泊まった時は絶対に寄りたいご飯処です。 日曜日(2月14日)から3日間は悪天候の為漁に出られない、と大将。その解説もしてくださり、今回もすべて初体験並みの美味しいお食事でした。 また行きます❣️ モコモコわんちゃんにもまた会いたいな❣️