寿司の業師、東銀座のふじ田へ行ってきました。月に2回は行きますが、食べた瞬間ニコッと笑みが出る食べ物って中々無いですよね。ここの寿司を口に入れると、本当にニヤリとしちゃうんです。なぜって、口の中でシャリと、ネタと、アクセントの煮切りだったり、塩だったりが三味一体で、溶けるんです。マグロの切りつけがデカイよとか、自慢してる寿司屋はだからなんなの?って言いたい。適度な切りつけの厚みが溶けて、旨さを引き出すんだとね。今日のマグロは仕入れが相当高かったらしいが、甘くて、トロけるんです。赤身でもです。鹿児島沖のマグロだと言うが、大間のマグロだけが一流ってわけでは無い証明ですね。一度行ったら癖になるふじ田です。