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T.IIOさんのMy best 2024

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東京都

天ぷら

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ローストホース平山氏、ソラノイロ宮崎氏、 81永島氏という錚々たる面々の共同経営店です。 ここで奇跡のような天ぷらに出会いました。 200℃の油の中で衣に含まれる水と油が逆転する 現象を利用し、食材によって脱水を調整して 天ぷらでありながら「焼く」「蒸す」「炊く」 まさにサイエンスです。 例えば東京では珍しいイタチうおいたちうお。 水分を残す蒸しの技術でふわふわに仕上げる。 これがフライには不可能な、天ぷらの基本の 型だそうです。 逆に、ベニテグリは強めに脱水をかける事で 餌で食べている小エビの味まで引き出すとの事。 南瓜は、皮をメイラード反応で香ばしく焼く。 脱水し過ぎず、中はねっとりしっとりという 天ぷらの醍醐味を味わえます。 トラフグは、昆布締めの必要なく寝かして出た 素材そのものの旨味を、天ぷらで極限まで 引っ張り出していただきます。 唐揚げのイメージありますが、これまた激ウマ。 その後も春を感じさせる千葉のスナップエンドウ、 刺身で食べるより柔らかいヤリイカ、 蒸しながら焼く、天ぷら屋のフライドポテト 圧巻は巨大サイズのたいらぎ貝。 たまたまこの日に入手したとの事です。 旨味はホタテの20倍。うますぎます。 次はいつたべられるか。 甘鯛の松笠焼きに新玉葱ソース。 ミディアムレアの天ぷらにイタリアンの要素を 掛け合わせるという斬新な発想。そして美味い。 これもメインを張れる豪華さでした。 卵焼き、ソラノイロの器でソーキそば。 まだ続きます。 みかん、サーターアンダギー、とちあいか。 キウイ、かりんとう等。デザートも全部天ぷら。 お腹パンパンで苦しい。。 そしてお土産は天かすと鰹節の悪魔のおにぎり。 今回は会員の方にご招待いただきました。 予約困難店ですが、最近2部制になったようで 17時~の部はたまに空きがあるようで狙い目です。 予約取れなくなる前に、またお金貯めて行きたい。

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東京都

焼肉

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全ての肉をプレゼンしつつ目の前でカットして焼いて お皿まで乗せてくれるフルアテンド焼肉店。 開店以来あっという間に噂となり、なんと3年先まで 予約一杯という幻のようなお店になってしまいました。 久々にお誘いいただいたこの日のメニューは以下の通り ()内はペアリングのお酒です。 ・塩だけで味を整えたテールスープ ・ツラミ刺しを塩と山葵、だし醤油で。   (風の森試験醸造8%磨き) ・八寸盆は、サラダ仕立ての牛タン、熟成串かつ、辣韮の酢漬け  とコンビーフのオムレツ、口内調理の肉味噌、イチボの牛刺し、  シマチョウの蓮根饅頭、レバーパテと酒粕のシュークリーム (月桂冠百年酵母) ・ミノ、ハチノス、センマイ、ギアラで取った出汁のスープ   (亜麻猫スパーク、YASO GIN151) ・大田牛サーロインと千屋牛の内もも。   (産土飲み比べ) ・バーミキュラ炊き立てを塩と山葵で ・熟成乾燥ハラミ ・ご飯の上にナカニクと冷凍卵黄 ・マルチョウをご飯に乗せてその脂で食べるご飯   (贅酪と美田の完熟桃) ・炭の上で直に焼くダーティーステーキ ・自家製センマイ磯部巻   (HoppedSAKEたぬきと招き猫逆転ラベル) ・超厚切りタンモトとタンシタ ・音威子府蕎麦 ご飯の後からの焼肉の応酬に今回も圧倒されました。 サクっとした歯切れのタン元、旨味がギューッと 凝縮されて味の濃いハラミが印象的でした。 あと、前回最終ロットと思っていた音威子府の蕎麦 がまた食べられたのも嬉しい。 お酒は、ピチピチ香りの高い産土はもちろんの事、 試験醸造のブラック風の森敢えての8%磨きが良かった。 コメ削りに頼らない杜氏の腕の見せ所ですね。 獺祭と真逆のアプローチで、寧ろ雑味が旨い。 今回もスーパーノリ様に大感謝です。

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東京都

創作料理

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店名は「秘密」です。 念願かなって貸切会に招待いただきました。 ウェイティングバーでいつもの皆さんと乾杯。 19時に奥の秘密の部屋に移動。 真っ暗な部屋にライティングとスモークとBGM。 中央のステージをL字型に囲む観客席はまさに劇場です。 ジントニックから始まり、フレンチ、スパニッシュ、 なんとバインミー等に合わせるお酒は泡、ワイン、日本酒。 ジャンルに囚われない料理の数々。 奥能登出身のシェフのワクワクするようなプレゼンや 光と音の演出、液体窒素を使用したパフォーマンスなど 最後まで非日常を楽しんできました。 エンタメ的要素が超楽しくて、料理も超一流 そりゃ皆さんBESTにしますよねー。

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東京都

焼肉

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看板も出ていない隠れ家的なお店。 席はカウンター4席のみという贅沢仕様 焼き肉と日本酒のペアリングという新しい体験。 この日いただいた料理は以下の通り 旬野菜の摺り流し 黒毛和牛のユッケ風←めちゃくちゃうまい 牛すじ煮込み 黒毛和牛とナスの天ぷら イクラと黒毛和牛の茶碗蒸し キムチ、ナムル タン中、トモサンカク、 酒しゃぶ肩ロース←超絶美味い シンシン、一口肉そば ザブトンすき焼き仕立て←最高 ハツ、三角バラ、カメノコ 〆はカレー、冷麺、肉寿司が選択できます。 全品フルアテンドの肉割烹コースでした。 合わせる日本酒によって肉の味が変わる不思議。 焼き肉のペアリングはまだまだ可能性を感じます。 コースは3種類ありましたが、酒しゃぶがつく 真ん中のコース以上が絶対おすすめ。 #年末駆け込みBEST

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番町在住セレブ会に庶民一人紛れ混んで 念願のイタリアン名店へ。ここ行きたかった! 木製のドアを開けると、カジュアルな空間に 陽気な笑い声と飛び交うイタリア語。 店員さんもお客さんも半数以上がイタリア人で、 イタリアのトラットリアをそのまま持ってきた ような雰囲気です。 主催者は超常連さんで、メートルを差し置き エリオさん直々に料理を振舞ってくれますした。 前菜の生ハムブラータチーズからもう絶品。 ブルスケッタやカルパッチョなど少しずつ。 菜の花ソースで食べる真鯛のソテー アルデンテ感が絶妙なイカスミのリゾット どれも素晴らしい。 特に印象に残ったのは甘いチーズと濃厚な チーズの2種類を使用したコシのあるうどんの ようなパスタ。チーズまみれです。 そして柔らかい赤牛のバローロ煮込み。 最後はデザートとグラッパで締め。 この日はかなり飲みすぎて17,000円と 予算を大幅にオーバーしましたが、満足です。

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東京都

中華料理

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オーナーシェフは京都の予約困難中華の名店「齋華」御出身。 独立して高円寺に出店したこちらのお店、都内のグルメな方達に すぐに見つかってまもなく予約困難になると思われます。 席数は6席。この狭い空間でカウンター越しに臼井シェフの技が 間近で見れるライブ感が良いです。 月替わりのコースは紹興酒漬けのイクラと甘海老から。 スモーキーな風味のイクラとネットリした甘海老。 もう少し食べたいと思わせる量で期待感高まります。 小さな身に旨みが凝縮された秋刀魚の燻製 シャープな辛さと甘さのバランスが絶妙なよだれ鶏と続き、 干し肉とじゃがいものホクホクな春巻き。 フカヒレ煮込み、蓮根と貝、そして驚愕のエビチリ。 ディープで複雑で濃厚な旨み。普段食べてるものとはまるで別次元。 そしてこのお店のスペシャリテ、麻婆豆腐です。 調理中、炒めるスパイスの煙で咽せるほどの強烈な香り 和牛の挽肉と豆腐、見た目ほど辛くない絶妙なバランスの 今まで食べた中で間違いなく最高な麻婆豆腐でした。 土鍋で炊き上げたご飯で無限に食べられそうです。 締めは干し肉の出汁のラーメン。 腹パン状態なのにどれだけでも入る。恐ろしい。 ミシュラン待ったなし。 予約取りやすい今のうちに行きましょう。

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東京都

魚介・海鮮料理

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秘密の隠れ家にお誘いいただきました。 屋内のもう一つの玄関をくぐり靴を脱いで潜入。 中は一般家庭にお呼ばれしたような空間です。 しっとり柔らかいローストビーフの肉寿司からスタート 生産履歴証明書付きの福島ブランド牛です。 飼育者から生年月日、性別、品種、出荷情報まで 完璧なトレーサビリティです。 続いてあん肝、驚きの厚みのフグさしは皮もたっぷり。 そして圧巻の本鮪の盛り付け。味の濃い赤身と中トロ、 口の中で脂がスッと溶けていく絶品大トロ。 そしてドーンと立派な毛蟹。 石川橋立のズワイが好きで毎年食べていて、 他の蟹は興味なかったけど認識改めました。 この毛蟹の旨み凄い。参りました。 特に濃厚クリーミーな蟹味噌は絶品。 トラフグの贅沢な茶碗蒸し、ふっくらして噛むと ジュワーっと旨みが広がる焼きフグ。 そしてフグちり、コラーゲン入りのフグ雑炊で〆。 デザートはイチゴの味の強い自家製プリンでした。 フグのフルコースに加えて、肉寿司、本鮪、毛蟹が たっぷりな量提供されて、しかも飲み放題15,000円!! 噂には聞いてましたが想像を遥かに超えてました。 因みにテイクアウトさせてもらった超贅沢恵方巻きは 本鮪、トラフグ、イクラ等、食べるの勿体無いくらいでした。

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東京都

寿司

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江戸前の丁寧な仕事でランチ圧巻の20カン。 熟成されたネタもさることながら、粘り気が あって少し粒感が赤酢のシャリが良かった。 旨味凝縮された鮪3種、鯖、クエ等が ポンポンと小気味よいテンポで出てきます。 15カンあたりでヘタレ少食マンは容量が 限界を迎えましたが、このタイミングで 車海老とコハダが出てきました。 弾力ある噛みごたえの蒸し海老と絶妙な 〆具合のコハダは難なくお腹に収まり、 そして手に乗せてもらったねっとりして 崩れそうに柔らかい煮穴子。 最後の干瓢巻きだけはイケメンようさんに 手伝って頂きましたが何とか食べきりました。 しっかり寿司食べた感残りました。 お酒もかなり飲んだので1万円は覚悟して いましたがなんと8,500円!破格です。 また行かねば。

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神奈川県

和食

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この日は®友さんの貸し切り企画でした。 お店は鶴岡八幡宮若宮大路沿いの地下。 ええーこんな場所にお店あるの? ビル自体は昭和な雰囲気ですが、店内は しっとり落ち着いた雰囲気の素敵空間でした。 ところどころ聞き逃してますが、 白子のあんかけ もち米の上にホタルイカの蒸しもの お椀は酒粕仕立てのあぶらぼうず 藁焼きでカジキと20日熟成の石鯛 鰻の揚げ物は一度開いて骨を抜いて、 また元の形に戻したもの。 八寸は、真フグの上にあん肝ペースト、ナマコ 長時間揚げた鎌倉の人参、菜の花の辛子和え、 自家製のカラスミとあんこうの焼き物。 言われなければそれとは分からない猪。 適度に弾力感あって独特な脂の旨味があります。 そして締めの鯛の土鍋ごはんは炭の薫香がすごい。 珍しくおかわりしてしまいました。 二杯目は更に香りが回って箸が止まらない。 最後の甘味は焼き胡麻豆腐 素材、調理、盛り付けの全てが創意工夫に満ちて 手間暇かけて細部まで拘りを感じます。 気さくで人柄の良さがにじみ出る大将は、 これだけの仕事を淡々とワンオペでこなします。 そして終わってみれば驚くほどにリーズナブル。 都内から1時間かけてでも行く価値があるお店です。

10

東京都

割烹・小料理屋

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旬の素材を使いつつ、割烹料理店なみの 手の込んだ料理と美酒を沢山いただき、 お会計11,000円前後で済んでしまうお店。 12月のコースはまず長芋の温かいすり流し。 真ん中にちょこんと乗ってるおろし生姜で 混ぜ混ぜしていただきます。 胃が温まって消化器系が準備万端です。 小松菜、昆布、するめ、イクラ、数の子等を 仕込んだ華さんの松前漬けは、旨過ぎて スーパーの松前漬けが食べられなくなります。 ゆっくりちびちびと、と言われたのに 我慢できずに即完食。 小麦を使わないじゃがいも100%饅頭。 山椒の葉が彩りを加えてます。 鰻と旬の新牛蒡入りです。 敷かれた白菜の上に旬のヒラメ。 ポン酢やゆずとともにあん肝のタレで。 このあん肝タレがまた絶品。 後ほどご飯投入して二度楽しみました。 白子と生海苔を包んで揚げた春巻き。 カラスミの塩分だけで十分な旨味です。 白子はいつも少量で十分ですが、これは いくらでも食べられそう。 和風ポトフは金時人参、カブ、宮崎地鶏 で温まり、大根のお漬物と続いて そして最後はいつもの胡麻ダレの鯛と 新之助で鯛の出汁茶漬け。大満足。 調味料は控えめ。手間暇かけて出汁を しっかり効かせた優しい旨味で食べ疲れ しないからでしょうか、少食な自分でも 無理なく幸せに完食できるお店です。 やはり今年もBEST決定