故郷の静岡から大切な親友がいらっしゃったので
茅乃舎さんへお連れ致しました。
今回は「蕾(つぼみ)コース ¥10,800円」を一緒に堪能させて
頂きました。
日が暮れる直前でしたのでまだ少し明るい時間帯から真っ暗に
なる時間を楽しめたので良かったです。
開店よりも少し早めに到着。
月曜なら予約なしでも入れることを知っておりましたので、
予約なしでお伺いさせて頂きました。席も余裕が御座いました。
~前菜~
嘉穂牛有馬煮 柿と梨のなます 木の子のテリーヌ
餅銀杏 カマスの燻製
~大地の恵スープ~
根菜ベースに南瓜を加えたもの
~お造り~
~秋野菜の山芋味噌焼~
~秋刀魚と焼茄子のテリーヌ~
~メイン~
嘉穂牛の照り焼きステーキ
~土鍋炊きご飯・味噌汁・卵~
~長野おばあちゃんの逸品と香の物~
~甘味 蓮根餅黒蜜がけと薩摩芋羊羹~
10月はこういった内容で御座いました。
季節毎に変わります。
世の中の人々を惹き付けて止まない、美味しいお出汁が
ベースに作られているものが多いので、それはそれは
何を食べても美味しいものですね。
だからと言ってお出汁が前面に主張されている個性の
強いものがあるのかと思いきや、素材の良さを引き立たせる
ように優しく、控え目に作られているものが多かったので
そういった点が支持を集めているのでしょうね。
お刺身には少々うるさい友人でもお世辞ではなく
美味しいと言ってくれたので安心致しました。
そんなに長い時間いた気がしないのに時計を見たら
結構な時間を過ごしてしまっていたのは、やはり心地良かった
からでしょうね。アコーディオンの生演奏も御座いましたので
美しい音色に耳を傾けながら静かに会話を楽しみながら
美味しく戴けました。
土鍋のご飯も美味しく、栗が沢山。
そこに黄身がぷっくりとした卵を溶いてかける
卵かけご飯はとても濃く、実に美味。
蓮根餅の黒蜜がけというのは初めて戴きましたが、
僅かに歯ごたえが残る食感が心地良く、舌の上で
転がしておきたいくらい。この甘味単体で戴きに来たい
と思うほどでした。
横のカフェには手造りバウムクーヘンが御座いました。
これもその内、戴きに参りたいと思いました。
ご馳走様でした。
素晴らしい空間を有難う御座いました。