山口 圭

山口 圭さんの My best 2016

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1

神奈川県

中華料理

山口 圭

鶴見にある桃林というランチしか営業していない中華料理店。殆どの客が、この牛バラご飯(750円)を頼む。 入店から食べ終わってお店を後にする迄、正味15分。 鶴見に来たら一度は食べて間違いの無い凄いお店。 なんせ750円で「肉を食ったぜ」と言う満足感が味わえるのだから、料理している店主、タダモノではない。 中華スープは味が薄いとグルメサイトなどでは酷評されているのだが、「だが、それが良い」のだ。全てにおいて極まった味は隙が無さすぎてツライのだよ。味が濃厚で脂も多い牛バラご飯を食べた口の中をリフレッシュするには、この中華スープが良いのだ。 川崎や鶴見方面へお越しの際は是非、お試し頂きたいレベル。香港や台北だったら、街場の食堂だったり屋台に毛が生えたようなお店のレベルなのだと思うが、それを国内で味わえる幸せ。牛バラご飯以外は余り期待してはいけないらしいと言う一点特化型な店ではある。 因みに月曜定休。11:00〜13:30の営業しかしていない。更に牛バラご飯は12:30を過ぎると仕込みの関係上、品切れも多々あるらしい。

2

埼玉県

定食

山口 圭

ロース焼肉定食の上。上と並の違いは肉の大きさだけだと店のご主人は言うのだが、一度は上を食べて頂きたい。 豚肉の旨さは、しっかりと火を通した肉と脂にあること。火を通した後で肉が柔らかいかどうかは調理人の技術によるものだと言うことを体感できる。 焦げ目がつくほど火を通しているのに柔らかい。焦げ目が苦くなく、むしろ香ばしい。火がしっかりと通った脂はその甘さがたまらなく美味しい。ご飯がヤバイくらい進む。 どんなにカネが無くても胃袋の体力がある若いうちに食べておかないといけないモノが世の中にはある、と実感させてくれる。

5

東京都

ラーメン

山口 圭

500円と言う安値で提供されている醤油ラーメン。 麺とスープ、少しのシナチクと大判なチャーシュー、彩りの葱、以上それまでなシンプル極まりないミニマリズムなラーメン。だが、それがイイ。じんわりとこのラーメンのうまさは後から効いてくる。お店を出て二、三歩離れたとき、「ああ、美味しかったな、せいかいだったな」と。

6

神奈川県

ラーメン

山口 圭

熟成醤油ラーメン(680円)に、岩海苔(120円)と梅干(120円)をトッピング。 岩海苔最高。焼き海苔の存在は今まで疑問だったけど、岩海苔はアリだ。美味しい。 そして梅干。ちょっと甘いハチミツ梅干は単体なら無いと思うけど、この醤油ラーメンには合う。2/3くらいは梅干に触れずに食べて、最後に梅干を崩して食べると味がドラスティックに変わって美味しい。

7

神奈川県

中華料理

山口 圭

牛バラご飯の桃林さんで、今日は牛肉ご飯にチャレンジ。まぁ食べる前から美味しいのはわかっていたけどさ。 要するに牛肉とタケノコ、キクラゲ、チンゲンサイをオイスターソース風味の餡でまとめたぶっかけ飯だ。 なんとも台湾や香港の屋台風味なおチープなファーストフード。 だが、美味い。牛バラご飯もそうだったが、一気呵成に食べ切ってしまう美味しさ。何方かと言えばキクラゲとか苦手なほうだが、アクセントとして必要、タケノコと同じく必須。 我儘を言えば、牛バラご飯とのハーフ&ハーフが食べたい。もしくは牛肉ご飯に角煮を3個ばかしトッピングしてくれてもいい。 あ、ちなみにお値段は牛バラご飯と同じ750円。

8

神奈川県

カレー

山口 圭

漠然と抱いているカレーという食べ物に対する固定観念を根底からひっくり返してくれる、謎の食べ物。それがサリサリカレー。 美味しい。これは間違いないが、カレーかどうかは謎だ。

9

神奈川県

ラーメン

山口 圭

家系ラーメン全盛な六角橋で淡麗系なここは希少な存在。 ワンタン麺に煮卵をトッピング。美味しいのは当然として、何故かここのスープは身体に優しく沁みる。

10

神奈川県

中華料理

山口 圭

鶴見は桃林さんの「牛バラつゆそば」。例によって750円。 これはキラーメニューだ。目の前にある牛バラつゆそばのスープをまずは一口。想像はしていたが、牛バラご飯についてくるスープと同じような薄い味付け。正直に言うと、あまり「やる気」を感じられないない味ではある。 が、スープ云々ではなく、今日は飴が降り続いて寒かった。本当に寒かった。だから、ご飯ではなく、未食のつゆそばにしたのだ。 忘れてはならないのは卓上の辛味噌。これを少しだけ牛バラ煮込みに付けて頂くと、ほの甘い醤油味が、一気に締まる。まるで別物。 人によっては、前半は牛バラをそのまま食べて、後半になって辛味噌を投入するらしいし、ここではそのスタイルが主流派らしいが、勿体無い。辛味噌のアリとナシを交互に行くべきだ。 そして、牛バラのアンがスープに溶け込んだ後半、スープを飲んで驚いた。美味い。途轍もなく美味い。あの味も素っ気もなかったスープがまるで別物だ。気持ち甘めのアンがスープに溶け込み、あとを引く。 …と言うことは、お行儀は間違いなく悪いのだが、牛バラご飯を頼んで、中華スープで牛バラを洗うようにして食べれば、牛バラの脂っぽさも薄れるし、スープも美味しくなるし、一挙両得?