いつも素敵な面白いお店をチョイスしてくれるグルメな方からのお誘いで、外苑前から徒歩10分程度の少し街灯の明かりも暗くなるエリアにあるカナユニさんにお邪魔しました。 元々は元赤坂にあった店舗が移転リニューアルしたお店のよう。 元赤坂時代の店舗は三島由紀夫氏を筆頭に、数多くの文化人をはじめ、遊び慣れた紳士淑女が集う伝説のレストランだったとの事… 入り口に近づくと中からライブをしている感じが… 演奏中で入って良いのか悪いのか困惑したものの待ち合わせ時間ジャストだったので扉を開けて入りました。 ここカナユニさんはいつも何かしらのライブをされているようですね！ 半個室を押さえて貰っていてライブは聞こえるもののそのエリアからは離れた部屋での食事でした。 雰囲気からインテリア、メニューまでどこか昭和の古き良い感じが落ち着くイメージ。 こういう独特の雰囲気のお店って少なくなったから貴重ですよね。 アラカルトで名物を中心に色々とオーダーしました。 サラダはシンプルなスタイルながら、素材の良さが強く出る程野菜が美味い！ 見た目もインパクト大なウニの共殻焼きは、エビのすり身も混ぜられていて贅沢な海の幸がギュッと凝縮されていて旨味がヤバいです！ そしてここカナユニさんの名物と言えば、あの文豪三島由紀夫も愛したという昭和55年に牛生肉の調理法として特許を取得したタルタルステーキ。 モモ肉の塊のまわりだけを焼き上げて、その部分をそぎ落としたもの。 サービススタッフがケッパーやオニオンアッシェ、マスタードやにんにくのみじん切りを加え、出汁醤油などと合わせて目の前でサーブしてくれる特別な逸品！ そのまま食べても美味いし、小さなパンにのせて頂くのも堪らない。 素材の旨みを活かしこれも目の前でソテーしてくれるホ ホタテや、肉の柔らかさ、ジューシーさが堪らないステーキと贅沢なラインナップ！ 更に、メニューはレシピから当時のままを引き継いでいるこれまた名物のオニオングラタンスープ。 玉ねぎの甘さ、ビーフブイヨンのコク深さとその伝統の味わいが胃に染み渡る。 チャーハンなんかもあるのがメニューのラインナップの面白いところ。 スイーツ好きとしてはカナユニに来たらこのクレープシュゼットは頼まない訳にはいかない逸品！ 目の前でパフォーマンスしながら作り上げてくれる絶品はオーダーすべき逸品ですね！ 店名の由来の通り、メニュー名やサービススタッフのホスピタリティの高さや、お客様を楽しませる精神、どれを取ってもまさに「かなりユニーク」なカナユニさんでした！ 是非またお邪魔したいお店です！