昨年7月にオープンしてから僅か半年でミシュラン一つ星を獲った、話題のお店『ル スプートニク』。 それもそのはず、5年連続一つ星獲得店の代官山『ルー ジュ ドゥ ラシエット』で立役者となってた高橋シェフが独立した新店がこの『ル スプートニク』なのです。 ミッドタウンからすぐの、静かな路地裏にひっそりとありました。 実はこの日、サプライズで連れてきてもらったので、お店の前でびっくり!店名を二度見しました(笑)予約困難なお店だと思ってたので驚きと喜びを隠せませんでした✧︎*。 ランチはお任せのワンコースのみ。 それをこの日はスペシャルコースでご用意してくれたそうです。 それとル スプートニクとはロシア語で”旅の連れ”だそう。テーブルの上に置かれたお店からのメッセージとコンセプトを読み、益々どんな旅のコースになるんだろうとわくわくしました〜( ˊᵕˋ* )♪ お料理に合わせていただくワインは広尾マノワなどでソムリエのキャリアを持つこのお店の支配人、田村さんという女性がBIOワインをセレクトして下さりました。この白ワイン、とても香りが芳醇でコクがあり、見た目が琥珀色っ♡ まずは枝豆のチュロスから。”えっ?枝豆?”と、侮るなかれ。このチュロス、枝豆が濃厚で揚げたてサクサク。。 続いてチコのお魚。希少なレッドバジルとグレープフルーツでいただくカルパッチョ風はさっぱりと。思わず溜息。 それからここの名物かと思われる稚鮎&牛蒡のフリットが登場。稚鮎の身は肝を巻いて、骨はカリカリにフリット。添え付けのソースにつけていただきました。 そしてすんごいボリュームの牛蒡のフリットは食べ始めると癖になるけど…「次のお料理もまだあるので食べ過ぎないように」と告げられ、完食は諦めました(笑) そしてここでシェフのスペシャリテ。ビーツを使って薔薇に見立てたフォアグラ料理。素敵過ぎて、思わず言葉がでない。 花びら一枚一枚、その下に薔薇のゼリーとフォアグラ。とても丁寧に作られていて、食べながら感動しました( ・ ・̥ ) 連れのフォアグラ料理は窒素で固められたマンゴーソースをかけて。表面が火で炙ってあり、クリーミィなフォアグラはデザートのクリームブリュレみたいでこれも美味。 お次、ふわっとした肉厚の鰻とイチヂクのパイ。これぞ、正真正銘うなぎパイ(笑)間違いない! そしてオマールエビ。アボカドとバニラ、ハーブ、ふわふわココナッツの泡でいただきました。エビの身、エビ味噌まで絶妙の火入れで驚きの一皿。 と、驚いてる場合ではない。ここで希少な国産(北海道)の仔羊のトリッパが出てきた。爽やかなまでの臭みがないトリッパ。 それに続き、その希少な仔羊のモモ肉のローストは肉厚で血が滴るくらいの、柔らかいモモ肉。火入れは秀逸でした。 怒濤の長旅コースの最後はデザート2種とコーヒー。(チョコバナナ的なものとトンカ豆のプリン&シュー)13時からお邪魔して、気がついたら16時!長居しました!!(笑) どのお料理も繊細で丁寧でかつ大胆。 味が濃いとか薄いとかなく、どれも絶妙で終始食べながら、うっとりしてしまう感動のお料理の数々。 そして店内は白を基調とした壁面にクラシカルな木目調の落ち着いたテーブルやイス。気取らない、センスのいい絵に素敵なお花。 デートにはもちろん、女子会、記念日にと使い勝手の良いお店。 クール&ビューティーの支配人、田村さんとイケメンシェフ高橋さんという最強タッグの2人がとても楽しい旅に連れ出してくれること間違いない『ル スプートニク』。 また足を運びたいと思います〜(*´∀`*)ノ″ #食欲の秋