Koji Sakamaki
小机駅
ラーメン
特製しじみ昆布水塩つけ麺(1,480円)+大盛(150円)。 オープンしてからまだ1年ほどですが、すごい勢いで評価を上げているこちら。 以前より行きたいと思っていましたが、アクセスがなかなかに難しく、ようやく訪れることができました。 こちらは塩らぁ麺が有名で、それを目的で入ったのですが、…またやってしまいました。昆布水つけ麺を思わずポチり。悪い癖です。 麺は平打ちの中太麺。全粒粉とのことですが、加水率が高く、あまり小麦感を感じることができませんでした。太め平打ちのつけ麺なのでこうしないと食べづらいのでしょうね。 食べ方指南が貼ってあり、最初は塩、わさびでとのこと。確かに美味しい。昆布水は粘度はそれほど高くなく、サラッとしていて、味もさほどつけてありません。できれば昆布水(と塩、わさび)だけでいけるくらいが個人的には好きです。 麺量は大盛にしたのでしっかり食べられましたが、並だと少ないかも。 つけ汁は黄金色に輝く、鶏ベースの塩清湯スープ。 さすが塩らぁ麺が有名なだけあって、絶妙なバランス。塩味もカドをそれほど感じることなく、とてもいい感じです。 麺を平打ちにしているのも、このスープを多く持ち上げ、味わって欲しいからかもしれません。 具はチャーシュー3種、メンマ、味玉、鶏つみれ、ワンタン、ネギ、紫玉ねぎ。すべて麺皿に載っています。 特筆すべきはチャーシュー。吊るし焼きのバラ、レアチャーシュー、鶏チャーシュー、すべてクオリティが高くどれも旨い。つみれも粗めでしっかり鶏を感じさせて美味しかったですし、玉子もしっかり味を感じる厳選されたものを使われています。 惜しまれるのは麺皿に載っているためどれも冷たいこと。スープに入れて温めてから食べましたが、そうするとスープが冷めてしまって味が落ちました。 調味料はぶどう山椒七味とすだち酢。 どちらも珍しいですね。ぶどう山椒七味は素晴らしく山椒の香りが立ち、それでいてスープや麺を生かす、最高の味変調味料でした。他のお店でも試したいくらいです。 塩とわさびが最初に麺に付けて食べて以降、出番が無いのがもったいないですね。昆布水でのスープ割の際にわさびを溶かしたら美味しかったです。 スープ割は(たぶん?)なく、昆布水で割るタイプ。 ただ昆布水の量が少ないため、つけ汁がたくさん余ってしまいました。 せっかく素晴らしいスープなので、温かいスープ割があったら嬉しいですね。 全体的には素晴らしくこだわりを感じる、美味しい一杯でした。 ただ昆布水つけ麺オタクとしてはまだまだ改善できそうなポイントもあったので、ぜひこれからに期待したいです。 次回はきちんと汁そばを食べることにします。 (もしくはつけ麺の醤油で)