ついに行って来ました、さ行さん!(^o^) 常々おじゃましたいと思っていた和食の予約困難店に、最近立て続けに行く機会に恵まれツイてます♪ 有名店なのに、店長が気さくでとても腰が低いことにまずびっくり。 しかも、徳うち山の大将もそうだったけど、まだ若い! カウンターを陣取って、店長とのお話を楽しみながら美味しいお料理をいただきました。 まずは八寸。 落ち葉を散りばめた秋らしい演出で、いやがおうにも期待が高まります。 サックサクの最中に入っているのは、あん肝。 あまりにもクセがないので、すぐにはそれとわかりませんでした。 こちらは最近ようやく仕入れできるようになってきたという国産のもの(具体的には関西のどこかだった気がしますが失念)。 意外なことに、市場に出回っているあん肝の多くはボストン産なんですって! 海あったっけ? 次は松茸とのどぐろの最強コンビ!! 松茸は大きくカットされたものが2つも入ってます! のどぐろの旨味と相まって、とても幸せな逸品。 鰹のお刺身も、終わりゆく夏に思いを馳せ虫籠に見立てた竹の籠を被せて登場。 次のパイ包みは、秋鮭と舞茸が中に入っており、キノコ風味のフォンドボーソースでいただきます。 こちらも熱々、サクサクで美味しい! 何より歓声が上がったのは、見た目も美しい9種の一口料理。 特に秋刀魚の茄子巻き(左上)とかますの松茸(軸の部分)巻きは感動の旨さ! 火入れ加減が抜群で、皮目はパリパリ、身はふっくら脂がノリノリ。これらはトータルで私が1番美味しいと思ったお料理でした。 また、9種もあるのに、熱くして食べるものは熱々で、冷たくして食べるべきものは冷たい状態で一気に提供されるのも、料理人の腕の良さですね~。 この辺りでお腹はかなりいっぱいに。 しかし、まだまだ続きます。 ワタリガニの殻の上に乗っているのは、焼き胡麻豆腐と蟹の身を和えたものを揚げているのかな? これまたサックサクで、下に敷かれているビスク(蟹の殻と身を一緒に砕いて漉したというもの)と一緒に食べるととろっとした食感と蟹の風味が口に広がり、こちらも素晴らしく美味しいです。 次はようやく〆のご飯。 山形米(たしかつや姫)の上には山形牛の甘辛煮がたっぷり。 結構しっかりお肉に味が付いているので、薬味と共にさっぱりお茶漬けにしていただきました。 さすがに全部は食べきれないので、わっぱごとお持ち帰りにしていただけます。 最後はデザート。 こちらもキウイのアイス、コーヒーゼリー、栗のクリームが挟まれたさ行の焼き印付きカステラ、さつまいもの粒餡包み、メロンといった5種類ものラインナップ! わー、さすがにもう食べきれません!と嬉しい悲鳴(*^^*) でも持ち帰りできるものは持ち帰りにしていただき、その場でしか食べられないものはほぼ完食しました。 とにかく、最初から最後まで大満足! 美味しいお料理をお腹がはちきれるほどたくさんいただきました~。 たぶんこんなに長文の投稿を書いたのも初めてです。 こちらのお店は来年の1月で一旦閉めるそうですが、また早く再開して下さるのを心待ちにしております。 大変ご馳走様でした。