Takashi Horiuchi
市役所前(千葉)駅
イタリア料理
【『愛される』には理由がある!】 言葉にできないくらい、感動。 昨日は、顧客様との会食で千葉みなとまで。 JR京葉線で東京駅から揺られること約40分、さらに駅から歩くこと15分。 到着したところはイタリアンのお店。 名前は「オリエンタルキッチン イタリアーナ」。 港湾地帯にある倉庫をリノベーションして造られたお店。 ドアを開けると、そこは暖かみのあるモダンレトロな空間が広がる。 オーナーの長田さんが直接お出迎え。 物腰柔らかい笑顔のご挨拶についつい顔もほころぶ。 案内された2Fの席はなんともプライベート感が満載の空間。 この日はコース料理をいただく。 コース料理の最初はバーニャカウダ。 地元千葉県でその日の朝に採った野菜がズラリ!種類に驚く。 そして目で見て分かる瑞々しさ。 心躍らせながらまずパプリカを口に運ぶ。 甘い! 甘い!? うそ?パプリカが甘いなんて!! びっくりだ。最初から感動。 ほかの野菜も単なる新鮮という言葉では片付けられないくらいイキイキしているのだ。 口に運んでいる私が、 野菜の持つ「生きている」パワーをいただいているようなのだ。 バーニャカウダだけでもこれほどの感動が味わえたくらいだから そのあとに出されたカルパッチョ、パン、パスタ、ピザも素晴らしかった。 なかでも特筆したいのがワインだ。 ワイン飲むのは何年ぶりだろう。 私、実はワインが好きではなかった。 諸事情により今年はお酒を控えているが、基本的にお酒は大好きだ。焼酎、ウイスキー、カクテルは大好きだし、ビールも飲めるようになった。 が、ワインはセレクトしなかった。悪酔いするし、世間にはあまり美味しくないワインがあまりに多いからだ。 しかし、長田さんがセレクトしたワインを口に含んだ瞬間、 「…!、!!、!!!」 ワイン嫌いな私のちっぽけな先入観が見事にひっくり返ったのだ。 シチリア産の赤ワイン、赤ワイン独特の臭みもないライトな味が口いっぱいに広がる。目が覚めるようだ。そしてそのあとに飲んだ白ワインも絶品。もう美味しくて美味しくて調子に乗ってグラスで4杯も飲む。こんなに味わってワインを飲める!?こんなことがあるなんて! なんというか、言葉にできないのだ。言葉で伝えられない感動。 銘柄を忘れたのが残念だ。 そしてデザート。 デザートプレートに「Grazie!」の文字が。 もうおわかりだろう、イタリア語で「ありがとう!」という意味だ。 この日は誰かの記念日ではないし、もちろん、そんな演出してくれなんて頼んでいない。 お店自ら、私どもに感謝をこめてしてくれた演出だ。 こんなのグッとくるじゃないか! うわぁ〜〜ハートをわしづかみされる。 こちらのお店「オリエンタルキッチン・イタリアーナ」はオーナーの長田さんが7年前に脱サラして開業。千葉みなと周辺に2店舗構える。 正直、決して場所がすごく良いという訳ではない。どちらかというと一見すると不便ともとれる。 しかしこのお店が開店して7年、平日お昼はランチで満員、 休日は結婚式の二次会などの記念日の予約がたくさん入っているというのだ。 ・素材ひとつひとつからこだわりを入れて、共感・感動を伝えてくれる ・お客様ひとりひとりに手厚くおもてなしをする ・思わず「うれしい!」「ありがとう!」と言ってしまうくらい喜びのあるサービス そして何よりこのオーナーの人柄…これで愛されないわけがない! 現にお客様はリピーターがほとんどだという。 こういった喜びや感動を重ねてくれるからこそ、 お店がファンの心を離さないのだろう。 自宅からは遠いが、また通いたい そう思えるお店に出会えるのは幸せだ。