Toshihiko Motoseko

焼きそばが、懐かしい味

浅草の裏通りにある立ち飲み屋。 とにかく、浅草という観光地にありながら、安い(笑)。 ビール大瓶が390円、サワー類は290円が基本。 モツ煮込みが150円とか、センベロ確定だ。 串焼きは一本100円だが、二本縛りがある。 常連でいつもごった返す店だが、気のいい人物ばかりなので一見でも人見知りしなければ大丈夫だろう。

浅草橋でヤキトンといえばここ。 入ったらまずはボール(レモンハイボール)とコツ皿(皿ナンコツ)を頼もう。 氷なし濃い目のボールとホロホロになるまで柔らかく煮上げられたナンコツをつまむ。 モツ煮込みは味噌ではなく塩で煮込まれており、サッパリと食べられる。 串ものは一本100円が基本。 また、涼しい時期だけだが、レバ刺しもある。これを特製の味噌ダレで食べる至福。

以前は立ち飲みの店だったが現在では水炊きラーメンを売りとする座りの居酒屋になっている。 とはいえ、名物のハムカツは健在。日本酒も通好みのものを常時5～6種類は揃えており左党には嬉しいところ。 その日のおススメ料理が黒板に書かれているが、これもまた旬の素材を使って仕事がされた一品が並ぶ。 〆には水炊きラーメンを当然いただくのだが、途中で添えられたポン酢を加えて食べていくとまた一味違う美味さがある。