最上級クラスタイ料理とすっぽんが美味しい実力店。 料理の味はもちろん、おもてなしや居心地の良さなど全てが極上。 2名で行って来ました。 2025年3月19日 水曜日 17:59 *土鍋タイ料理コース ・生春巻き ・トードマンクン ・ソムタムタイ ・トムヤムクン ・季節限定おまかせメニュー ゲーンマッサマン ・土鍋カオマンガイ ・Thaiスイーツ カオニャオストローベリー *追加アラカルト ・すっぽんの刺し身 ・すっぽん肝煮 *ドリンク ・コーラ ・ジンジャエール ・ブッサバーexヴァイス 生春巻き タイの生春巻きポピアソッです。しっかり巻かれ、ライスペーパーは絶妙な柔らかさを保ったしっとりもっちり食感。丁寧に巻かれ熟練の技が光る逸品。僕が家で作るポピアソッとは大違い(当たり前)。 トードマンクン 海老のすり身揚げ。冷凍品を使う店も多いのですが、こちらは自家製。衣は軽くてサックサク。滑らかな口当たりの海老すり身は、一口頬張るとお口の中に旨味が広がる至福の美味しさ。 すっぽんの刺身 追加オーダーした料理。タレはタイの醤油ナムチムタレーに山葵。赤身は胸肉が中心。熱湯にくぐらせ湯霜造りにしてありヘルシーで安全。白いのは脂身、赤くて丸いのは心臓。黄色の丸いのは卵。卵のねっとりしたぷちぷち感は病みつき間違いなし。心臓の弾力にもびっくり。さっぱりした癖のない美味しさで繊細な旨味にうっとり。 すっぽん肝煮 アラカルトから追加オーダー。しっかり濃い目の味付けにも関わらず、それに勝るすっぽんの旨味に感動。レバーや腸を煮ているようで、臭みなどは無く甘辛な美味しさ。お酒のアテにも最高かと。 ソムタムタイ ナムターンが絶妙なバランスで使われ、とろみもあって程よい酸味と微辛な美味しさ。タイ料理の美味しさを知り尽くしたベテランシェフの技が光る、コクがあって辛過ぎないソムタム。 トムヤムクン 今まで食べたトムヤムクンの中で群を抜いて美味しい。車エビの頭から出汁を取っているとか。まろやかで濃厚且つ深みのある美味しさ。タマリンドの酸味が海老の旨味と調和してマイルドになり、ハーブたっぷりで香りも良く飲みやすい。 ゲーンマッサマン ペーストは自家製。具材はカルダモン、クミンシード、コリアンダーシードなどスパイスの香りを纏い、ココナッツミルクのまろやかで深みのある旨味と調和して抜群に美味しい。ゲーンは汁料理ですから、このままスープのように頂きます。溜息が出る程にゴージャス且つ繊細な美味しさ。 土鍋カオマンガイ お店を代表する絶品スペシャルカオマンガイ。最初、フタを開けた瞬間に広がる香りに感動。国産四万十(しまんと)鶏の大きなもも肉は、お店の方が目の前でカットしてくれます。鶏肉は、「最後の清流」と言わる四万十川周辺で育てられた極上鶏肉。ジャスミンライスは土鍋作家稲葉直人氏の土鍋で炊き上げる拘り。そのジャスミンライスは、タイ高級米ゴールデンフェニックス。全てが極上。鶏肉は、柔らかでプリっとした口当たりで、甘味すら感じる上品な美味しさ。ジャスミンライスも薫り高く、タオチオソースもおそらく自家製で、上品且つパンチもしっかりある絶品。素材の良さを120%感じる最上級カオマンガイ。最後はカオニャオマムアンならぬ、カオニャオいちごでほっこり。 美味しく完食いたしました。 『すっぽんとタイ料理 月島源平』は、2020年9月オープンのすっぽんとタイ料理のお店。オーナーシェフは「保坂賢治」氏。タイ料理のおいしさに感動され修業をはじめて、10年間タイ料理の腕を磨きつつ様々な料理も探求。すっぽん料理に出会い、『日本料理源平』に通い詰め、縁あって先代より引き継ぐ事となったようです。『月島源平』では食材にも非常に拘っていて、名物のすっぽんは「沖縄パインすっぽん」。沖縄南部の一年中温暖な環境で育てられたブランドすっぽんです。タイ料理もフレッシュなハーブを使い、自家製にこだわって丁寧に作られた極上のもの。何より、タイ料理愛を感じます。個人的に、国内の特別なタイ料理店は、目黒の『みもっと』さんのみでした。『月島源平』さんへ行く前までは。『月島源平』さんすごいです。僕の中で、特別なタイ料理店が2つになりました。A●B48などスーパーアイドルを世に輩出された秋◯康氏も貸切でタイ料理を満喫されたお店、ここだけの話…。誰にも言っちゃダメよ…。多くは語りません(字数限界ギリなので)。美食な皆様は、是非ご自身の舌で素晴らしい料理を堪能して下さい。 とってもおすすめ。 *追記 令和7年2月より火曜定休から月曜定休に変更 #素材にこだわり #丁寧に作られた #料理がクリエイティブ #ワンランク上のタイ料理 #名物メニューはこれ #落ち着ける店内 #教えたくない隠れ家 #月島