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すぎやま まさたかさんのMy best 2025

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すぎやま まさたか

最上級クラスタイ料理とすっぽんが美味しい実力店。 料理の味はもちろん、おもてなしや居心地の良さなど全てが極上。 2名で行って来ました。 2025年3月19日 水曜日 17:59 *土鍋タイ料理コース ・生春巻き ・トードマンクン ・ソムタムタイ ・トムヤムクン ・季節限定おまかせメニュー ゲーンマッサマン ・土鍋カオマンガイ ・Thaiスイーツ カオニャオストローベリー *追加アラカルト ・すっぽんの刺し身 ・すっぽん肝煮 *ドリンク ・コーラ ・ジンジャエール ・ブッサバーexヴァイス 生春巻き タイの生春巻きポピアソッです。しっかり巻かれ、ライスペーパーは絶妙な柔らかさを保ったしっとりもっちり食感。丁寧に巻かれ熟練の技が光る逸品。僕が家で作るポピアソッとは大違い(当たり前)。 トードマンクン 海老のすり身揚げ。冷凍品を使う店も多いのですが、こちらは自家製。衣は軽くてサックサク。滑らかな口当たりの海老すり身は、一口頬張るとお口の中に旨味が広がる至福の美味しさ。 すっぽんの刺身 追加オーダーした料理。タレはタイの醤油ナムチムタレーに山葵。赤身は胸肉が中心。熱湯にくぐらせ湯霜造りにしてありヘルシーで安全。白いのは脂身、赤くて丸いのは心臓。黄色の丸いのは卵。卵のねっとりしたぷちぷち感は病みつき間違いなし。心臓の弾力にもびっくり。さっぱりした癖のない美味しさで繊細な旨味にうっとり。 すっぽん肝煮 アラカルトから追加オーダー。しっかり濃い目の味付けにも関わらず、それに勝るすっぽんの旨味に感動。レバーや腸を煮ているようで、臭みなどは無く甘辛な美味しさ。お酒のアテにも最高かと。 ソムタムタイ ナムターンが絶妙なバランスで使われ、とろみもあって程よい酸味と微辛な美味しさ。タイ料理の美味しさを知り尽くしたベテランシェフの技が光る、コクがあって辛過ぎないソムタム。 トムヤムクン 今まで食べたトムヤムクンの中で群を抜いて美味しい。車エビの頭から出汁を取っているとか。まろやかで濃厚且つ深みのある美味しさ。タマリンドの酸味が海老の旨味と調和してマイルドになり、ハーブたっぷりで香りも良く飲みやすい。 ゲーンマッサマン ペーストは自家製。具材はカルダモン、クミンシード、コリアンダーシードなどスパイスの香りを纏い、ココナッツミルクのまろやかで深みのある旨味と調和して抜群に美味しい。ゲーンは汁料理ですから、このままスープのように頂きます。溜息が出る程にゴージャス且つ繊細な美味しさ。 土鍋カオマンガイ お店を代表する絶品スペシャルカオマンガイ。最初、フタを開けた瞬間に広がる香りに感動。国産四万十(しまんと)鶏の大きなもも肉は、お店の方が目の前でカットしてくれます。鶏肉は、「最後の清流」と言わる四万十川周辺で育てられた極上鶏肉。ジャスミンライスは土鍋作家稲葉直人氏の土鍋で炊き上げる拘り。そのジャスミンライスは、タイ高級米ゴールデンフェニックス。全てが極上。鶏肉は、柔らかでプリっとした口当たりで、甘味すら感じる上品な美味しさ。ジャスミンライスも薫り高く、タオチオソースもおそらく自家製で、上品且つパンチもしっかりある絶品。素材の良さを120%感じる最上級カオマンガイ。最後はカオニャオマムアンならぬ、カオニャオいちごでほっこり。 美味しく完食いたしました。 『すっぽんとタイ料理 月島源平』は、2020年9月オープンのすっぽんとタイ料理のお店。オーナーシェフは「保坂賢治」氏。タイ料理のおいしさに感動され修業をはじめて、10年間タイ料理の腕を磨きつつ様々な料理も探求。すっぽん料理に出会い、『日本料理源平』に通い詰め、縁あって先代より引き継ぐ事となったようです。『月島源平』では食材にも非常に拘っていて、名物のすっぽんは「沖縄パインすっぽん」。沖縄南部の一年中温暖な環境で育てられたブランドすっぽんです。タイ料理もフレッシュなハーブを使い、自家製にこだわって丁寧に作られた極上のもの。何より、タイ料理愛を感じます。個人的に、国内の特別なタイ料理店は、目黒の『みもっと』さんのみでした。『月島源平』さんへ行く前までは。『月島源平』さんすごいです。僕の中で、特別なタイ料理店が2つになりました。A●B48などスーパーアイドルを世に輩出された秋◯康氏も貸切でタイ料理を満喫されたお店、ここだけの話…。誰にも言っちゃダメよ…。多くは語りません(字数限界ギリなので)。美食な皆様は、是非ご自身の舌で素晴らしい料理を堪能して下さい。 とってもおすすめ。 *追記 令和7年2月より火曜定休から月曜定休に変更 #素材にこだわり #丁寧に作られた #料理がクリエイティブ #ワンランク上のタイ料理 #名物メニューはこれ #落ち着ける店内 #教えたくない隠れ家 #月島 

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東京都

インドカレー

すぎやま まさたか

センスが光る繊細且つ大胆なスパイス料理専門店。 店主様の自然体なクリエイティビティを感じるスパイス料理がいただけるお店です。カレーも料理も「センスがいい」と口に出したくなる美味しさ。 2名で行ってきました。 2025年2月1日 土曜日 18:58 *ラムシガー *塩豚サラダ ×2 *花椒煮玉子 ×2 *レッドベルベットカレー ×2 *梅酒サワー *レモンスカッシュ *ノンカフェインマサラチャイ *りんごのすぱいすケーキ レッドベルベットカレー 花椒煮玉子 カルト映画の巨匠デビッド・リンチ監督への哀悼の意を込めたカレー。ビビッドな赤がデビッド・リンチの作品『ツイン・ピークス』の「赤い部屋」を彷彿させます。ビーツベースのカレーに辛さはほぼ無く、複雑なスパイス感をゆっくり感じる穏やかで上品な味わい。それでいてビシッと存在感のある仕上がり。具材は海老、ズッキーニ、ミニトマト、菜の花。ライスは雑穀ジャスミンライス。ジャスミンライスの香りとスパイシーなカレーが一体になって、具材や米の美味しさ一つ一つを引き立たせていて、尚且つ全体をしっかり調和させています。付け合わせのぬか漬けもベストなアクセントに。花椒煮玉子は、そのまま頂いてもカレーと合わせて食べても良い。インドだけで無く日本のスパイスも使って仕上げた繊細且つ大胆なカレー。赤だしみそ汁もすごく合う。 塩豚サラダ 自家製の七味が薫り高く爽やかな風味を醸し出しているサラダ。豚肉は旨味が凝縮されていて、さっぱりパリッとしたきゅうりと合わせて頂くと美味。七味の山椒が技あり。 ラムシガー 粗挽きのラム肉がぎっしり詰まったシガースタイルの春巻きのような料理。ラム肉はしっかりスパイスで味が整えられ、パリッとした春巻きの皮は香ばしくて脂っこさも無し。一口頬張るとスパイス感とラムの旨味が押し寄せてきます。折角すぱいす暮らしに来たなら、このラムシガーを食べないと勿体無いです。必食サイドメニュー。 りんごのすぱいすケーキ デザートは、ノンカフェインマサラチャイと共にりんごのスパイシーな自家製ケーキ。シナモンとナツメグを使用した甘味抑えめな味わい。ナツメグがりんごの自然な甘味を引き立てています。シナモンの風味にほっこりさせられるエスニックでヘルシーな味わい。 合わせたノンカフェインマサラチャイは、口当たり軽やか。スパイスが効いてますがさっぱり。ケーキとの相性がすごく良かった。その他ドリンクは梅酒サワーやレモンスカッシュを。 趣向を凝らしたカレーとスパイス料理に感動。 美味しく完食いたしました。 『すぱいす暮らし』は、2016年4月にオープンしたスパイス料理のお店。元々はBAR 翠という居酒屋で、土日ランチのみ「印度料理 翠」の間借り営業をされていました。オーナーシェフは通称カレー子ちゃんの女性。カレーは、自宅で作っていただけで、飲食店で修行などはされていないのだとか。カレーもスパイス料理も趣向を凝らした逸品なので、てっきり飲食店で研鑽を積まれた有名シェフなんだろうと思っていたので驚きです。 個人的な感想を一言で表すと『クリエイティブ』。日本食のような繊細さが見え隠れし、尚且つインド料理のパンチを効かせたスパイス感もしっかり。雑穀ジャスミンライス、自家製糠漬け、自家製七味などカレーだけにとどまらず付け合わせや調味料まで一貫性のあるこだわりを感じられます。何より1番大切なのは、抜群に美味しいこと。カレーがメインですが、バラエティ豊かなスパイス料理も素晴らしいので、合わせて楽しむのが絶対おすすめ。カレーだけしか食べないのはちょっと勿体無いかもです。コース料理もありますよ。 お店は東急線学芸大学駅を降りて徒歩数分、一見するとカレー屋さんには見えない佇まい。大人が集う隠れ家的ダイニングバー風の外観。カウンター席メインですが、奥の方にテーブル席もありました。現在は週の半分がお休みで夜の営業のみ。時々貸切営業などもあったりするので、SNSチェック&予約が間違いないと思います。カレー好き、スパイスマニアなら心揺さぶられるはずです。次回はレギュラーメニューのカレーを頂きに行こうと思います。 とってもおすすめ。 #料理がクリエイティブ #ドヤれる隠れ家 #教えたくない隠れ家 #一軒家レストラン #予約がおすすめ #驚きのあるスパイス感 #スパイス料理 #独創的 #アーティスティック #料理に合う日本酒 #料理に合うワイン #百名店 #Retty人気店 #学芸大学 

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東京都

インド料理

すぎやま まさたか

本場流に拘る国内トップクラスのビリヤニ専門店。 日本人オーナーシェフ『ジョニー』氏がインドやパキスタンを旅して出会ったビリヤニをこだわり抜いて作り上げている石川県の名店が、カレー激戦区神田エリアにオープン。使用する鍋まで拘った極上ビリヤニが、連日大盛況となっております。 お一人様で行ってきました。 2025年1月24日 金曜日 11:41 *アチャーリーマトン 中辛 大盛り ライタ増 *カルダモンラッシー アチャーリーマトン インドのピクルス「アチャール」を作るのに使われるスパイスをふんだんに使用したマトンビリヤニ。ライス大盛りライタ増量でオーダー。トッピングはスライスしたレッドオニオン、レモン、刻んだパクチーとライタ。バスマティライスは、白と黄色の鮮やかな色合い。コントラストが美しい。ふわふわのパラパラな絶妙な炊き加減。ホールスパイスがゴロゴロ、マトンもたっぷり。ライスの表面は、ややオイリーで、一粒一粒がしっかりスパイスを纏っている感じ。 まずはそのままライスだけを頬張ります。ビリヤニの魅力は、味の染み込み具合が均一でない点。白っぽい米と黄色く色付いた米では味わいが変わり、食べる毎に違った美味しさが楽しめます。ライタ以外のトッピング類を混ぜ込むと、玉ねぎの辛味、パクチーの清涼感が力強いマトンの味わいと見事に調和。さらに、レモンを軽く絞るとバスマティライスの風味が際立ちます。中盤からはライタを投入。全体にかけて揉み込むように混ぜます。スプーンよりしっかり混ぜられるのが手色の良いところ。ヨーグルトの優しい甘味とフルーティーな酸味が加わることで、非常に贅沢な美味しさにグレードアップ。これは昇天級の美味しさ。スパイスバッチバチな旨味の大洪水ビリヤニ。 完璧な一皿。 美味しく完食いたしました。 ジョニーのビリヤニは、2021年9月に金沢市の中心部から野々市へ移転したビリヤニ専門店。オーナーは、上級者バックパッカーでもある「ジョニー」こと谷晃一氏。インドやパキスタンを旅した際にビリヤニに出会い、鍋まで本場から取り寄せて作る拘り。超本格的なビリヤニは、石川県にとどまらず全国のスパイス中毒者から賞賛されておりました。 非常に有名で人気のお店なので、首都圏では度々カレーのイベントで頂く機会がありましたが、2024年6月に東京・神田のBENGAL CURRY FACTORY跡地に神田店をオープン。わずかカウンター5席のコンパクトなお店ですが、開店前から長蛇の列ができる人気。あまりに列が長いので、何度か諦めたことがあるほどです。 谷氏のこだわりは、 ①お米はインド産最高級バスマティライス。 ②各ビリヤニのメインによってスパイスを変える。 鶏や羊、野菜など、メインの具に合わせて素材やスパイスを変えている。 ③スパイスは使う直前に接挽く。 既製品の粉スパイスやカレールーではなく、自家調合で挽きたてを使用。 ④着色料不使用。 ⑤現地の調理法に忠実。 すばらしいですね。 神田店の店長を任されているのは、ジョニーのビリヤニで働くため、石川県に引っ越しまでされた大阪出身の冨田氏。現在は東京に引っ越され、谷氏のこだわりをしっかり受け継ぎお店を切り盛りされています。メニューは、毎日1種のビリヤニで日替わり制。公式InstagramとXで、その月のメニューが公開されています。SNSチェックは必須です。 これまで、催事などイベントで頂いた事しかなかったので確信が持てませんでしたが、日本国内有数の、超が付くハイクオリティなビリヤニが頂けるお店の1つである事に間違いありません。もちろん、石川本店は百名店です。メニュー全種攻略を狙いたいですね。有給使ってでも行く価値のあるお店だと思います。 とってもおすすめ。 #ビリヤニ #現地をめぐって培った味 #絶妙なスパイス使い #素材の良さが際立つ #食べるべきメニューあり #テイクアウトできる #ハラル対応 #究極のビリヤニ #神田 

すぎやま まさたか

本格派で食べやすい北部の味が自慢のタイ料理店。 タイ料理ファンの皆様お待たせしました。この名店にやっと行くことができました。イサーンではなく、チェンマイ出身シェフが腕を振るうお店。 お一人様で行って来ました。 2025年4月26日 土曜日 19:29 *ライチジュース *カオニャオ *ラープラーンナー *ソムタムプーパラー *ムーピン ソムタムプーパラー カオニャオ ライチジュースを頂きながら待つ事数分、カオニャオ(もち米)とソムタムがやって来ました。もち米は固くなりやすいので、食べない時は蓋を閉めておきます。餅米入れに入れて出すのは、そーゆー意味があります。 ソムタムプーパラーは、塩漬けして発酵させたサワガニを入れたナムパラーベースのソムタム。ソムタムは材料をソムタムクロックと呼ばれる臼に入れてトントン叩いて混ぜ混ぜするのですが、そのソムタムクロックに盛り付けられて登場。これはテンション爆上がりしますね。ラーンナータイレストランでは、長年このスタイルでやってます。ハーブや食材に旨味たっぷりのナムパラーなど一滴も残さず頂けるのです。辛さを聞かれたので辛くしてもらっています。使われているプリックはおそらく3つくらい。程々の激辛です。蟹の旨味がたっぷり。辛いけれど甘味と酸味がしっかりあるので非常に食べやすい。サワガニの爪あたりをちゅーちゅーすすったりしながら食べると、もう普通のソムタムでは物足りなくなってしまう程の美味しさ。独特の臭みはありますが、この香りが食欲をそそるのです。底に残った汁は、カオニャオを食べるときにちょんちょんと軽く浸してお口に放り込みましょう。最高に美味しいレベチなソムタムプーパラー。 ラープラーンナー 所謂レバーをたっぷり使ったスパイシーなチェンマイスタイルのラープ。ラーンナーとは「ラーンナー王朝」の事で、今で言えばタイ北部チェンマイ・チェンラーイ、パヤオ、ランバーン、あたりを指します。イサーンは北東部なので、イサーン地方より北でミャンマーに隣接してます。非常にスパイシーで内臓系を使った深みがあって濃厚な味わい。一般的なラープよりパンチがあるので、ひき肉ゴロゴロなドライカレーなんか想像してもらえると似ているかもです。豪快にスプーンで掬ってモリモリ食べるのが美味しい。カオニャオはもちろんですが、ジャスミンライスにも絶対合います。そして、お酒のお供にも最適でしょう。お店が「ラーンナー」なので、必食メニューでしょうね。 ムーピン タイのポピュラーなストリートフード、豚串です。この料理もカオニャオと一緒に食べるのが定番スタイル。つけだれはオーソドックスない甘辛系。このタレをたっぷり纏わせて食べると何本でも食べられてしまいそう。豚肉自体にも味がついており、何気に奥深くて肉の旨味をしっかり楽しめるのです。あと一品欲しいな〜って時や、まずはお酒とおつまみをって時にムーピンは最適ですよ。 美味しく完食いたしました。 『ラーンナー タイレストラン』は、2017年3月にオープンした本格タイ料理専門店。五反田駅西口を出たら1分で辿り着ける好立地。チェンマイ出身のシェフが腕を振るう「本格派」の中でも「ガチ寄り」なお店。オーナーは「柴山隆」氏。奥様がチェンマイ出身で、色々なタイ料理店を食べ歩いたが、本場チェンマイの味に出会えなかったことから開業を決意されたのです。ランチタイムは一般的なガパオやカオマンガイなど王道タイ料理が楽しめます。そして、このお店の真骨頂(と言うか、ほとんどのタイ料理店はディナーに本気を出します)はディナー。なんと150種程度のラインナップ。そのどれもが極上の美味しさなのは間違いなし。シェフは単にチェンマイ出身と言うだけでなく、チェンマイの高級ホテルレストランで12年研鑽を積んだ腕前。したがって、ガチなタイ料理店でありながら、非常にバランスの良いチューニングでタイ料理マニア以外の日本人でも美味しく食べられそうな逸品ばかりなのです。 タイ料理初心者の方や、そこまで慣れ親しんでいない方だと、だいたいランチで済ませるパターンが多いと思いますが、例えお一人様でもここのお店はディナーを強くお勧めします。ゆったり寛げるテーブル席なので、落ち着いてお食事ができますよ。ガチですが、生き血とか虫とかは使っていないはず。タイ料理中級者やマニアは必食、初心者はレベルアップに最適なお店かと。私はリピート確定です。 とってもおすすめ。 #本格派 #シェフが本場仕込み #チェンマイ #媚びてないタイ料理 #食べるべきメニューあり #名物メニューはこれ #メニューが豊富 #Retty人気店 #五反田グルメ 

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東京都

ビストロ

すぎやま まさたか

スパイスと調和した香るフレンチが話題の実力店。 シェフはカレーファンなら誰もが知る名店「スパイスカフェ」でも学んでおり、スパイシーなカレーはカレーファンも納得の逸品です。 お一人様で行ってきました。 2025年1月31日 金曜日 18:57 *香りを楽しむコース(〆カレー付き) アミューズ 全粒粉のバゲットに生の静岡県産マッシュルームのスライスを乗せ、キノコのパウダーをふりかけたもの。間にはさんだ白レバーのムースが抜群の美味しさ。マッシュルームの香りも素晴らしい。 もう一つは、熊本の赤牛を使ったタルタル。ビーツのマリネとココナッツを加えパニプリの生地で頂く。ココナッツの甘い風味とビーツの淡い酸味が印象的なフレンチパニプリ。 人参 人参のムース。ピスタチオのパウダーと人参の葉を使い、スパイスのオイルをアクセントに。オイルと人参の葉がエスニック感をプラス。滑らかなムースはクリーミーで優しい味わい。パリっとした人参の葉と合わせた食感も技アリ。 フルーツトマト グリーンのソースは菜の花。白はイタリアのチーズを使ったソース。トマトと赤海老のマリネに少し苦味のあるルッコラも。さらに玉葱のチップを乗せて国産のベルガモットで香りを。一口ごとに香り、風味、食感を楽しめ、春の余韻に浸れる一皿。 イトヨリ 高級魚イトヨリダイを貝出汁とクリームのソースとバジルオイルで。イトヨリには、ふきのとうを使ったソースとセリのソテー。セリの淡い苦味とバジルの風味、貝出汁の深みのある旨味、ふきのとうのほんのりとした甘味がイトヨリダイの上品な美味しさを引き立てています。ソースとスパイスの完璧な調和が感じられる春らしい料理。 鹿 鹿のロース。赤ワインと生胡椒を使ったソースが素晴らしい。鹿肉の旨味に、軽やかなのに奥深いソースがベストマッチ。さらに、生胡椒のスパイシーなアクセントは、鹿肉の旨味を立体的に。添えてある岩塩を少し付けることで、さらにソースと肉の美味しさのコントラストが際立ちます。思わず、目を瞑って口福に浸ってしまいます。 〆カレー オマール海老を使ったカレー。オマール海老のバターをかけて香り付けしてくれます。カレーはマスタードシードの効いた南インド感溢れるスパイシーな味。さらりとした口当たりで、玉葱の甘味とスパイス感のバランスが素晴らしい。フレンチソースの一つ「アメリケーヌソース」と南インドのミラクルな融合。甲殻類独特の甘味とコクが見事にスパイスと調和してます。辛さは強くありませんが、マスタードシードがバッチリ効いた、カレーマニアを唸らせるハイレベルなカレーです。 津之輝 津之輝を使った柑橘のデザート。真ん中はクリームチーズのムース。津之輝のシャーベットの下にはヨーグルトのアイス。このデザートは、青山椒で香り付けされています。山椒は柑橘と相性抜群なのです。ヨーグルトアイスの優しい甘味と山椒の風味がとても印象深い爽やかなデザート。ちょっとアジアンエスニック。 最後はコーヒーと紅茶のマドレーヌ。 素晴らしいコースでした。 美味しく完食いたしました。 「odorat」は2023年7月オープンのフレンチレストラン。カウンター8席のビストロスタイルで旬の食材を使った料理とナチュラルワインが楽しめます。シェフは「永瀬 友晴」氏。お父様もフランス料理人なんだとか。神楽坂のフレンチ「レストラン アロム」のシェフに就任され、その後押上の名店「スパイスカフェ」でスパイス調理を学び、同系列の「HOPPERS」でも研鑽を積まれた実力派。店名の「odorat(オドラ)」とは、フランス語で“嗅覚”を意味する言葉で、その名の通り滋味あふれる旬の食材にスパイスやハーブで香りを纏わせた、五感に響くフレンチがグルメ通の間で話題になっています。 今回は「後世に残したい 東京最高の名物料理 レストランウィーク」でしか味わえない特別コース。予約はRettyから。スパイス料理のノウハウを活かした唯一無二のフランス料理と名物のカレーがディナーで味わえるのは素晴らしい。普段カレーはランチのみの提供なのです。 永瀬シェフのカレーは、フレンチソースとスパイスを絶妙に融合させた、カレー愛が感じられる渾身の一皿。また、料理に使う野菜は信頼する契約農家から新鮮な旬のものを仕入れ、野菜の美味しさや特徴を最大限に活かすよう、スパイスやハーブとの相性を見極めて調理されています。カレーも他の料理も全て、素材の良さを大切にしているのです。カウンターからは、シェフの丹精を尽くした丁寧な仕事を見ることができますよ。これからが楽しみな良いお店です。 とってもおすすめ。 #絶妙なスパイス使い #落ち着いた雰囲気でゆったりできる #こだわりのハーブ #素材にこだわり #実力派 #丁寧に作られた #赤羽 

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東京都

タイ料理

すぎやま まさたか

元バンコク超名店シェフが腕を振るうナイトクラブ。 こちらはタイ人向けの踊りを踊るクラブ。そして、ランチタイムは日本人客向けのタイ料理ランチが頂けるお店。実は、ここのシェフがものすごい名店で腕を磨いた方。味は抜群なのです。 お一人様で行ってきました。 2025年2月8日 土曜日 14:12 *2コンボ ・ゲーンキアオワーンアボカド ・タレーパッボンカリー *コーラ 2コンボ ランチのお得な2種or3種のコンボメニューから、2コンボでゲーンキアオワーンアボガドもタレーパッポンカリーをチョイス。このお店、「パッポンカリー」を外したら来た甲斐が3分の2無くなると思っての選択です。 ゲーンキアオワーンアボカド 具材に海老とアボカドを使ったグリーンカレー。これがココナッツとアボカドのクリーミーな美味しさが相まって、濃厚で円やかな美味しさ。ゲーンキアオワーンらしい青唐辛子の辛味もしっかりしてます。グリーンカレーにはマストの筍も使われていて、結構具沢山でカレーとしてもスープ(ゲーンはそもそもカレーではなく汁物なのです)としても美味しい。 タレーパッポンカリー 魚介と野菜を使ったカレー。「ポンカリー」ってカレー粉の事で、「パッポンカリー」だからカレー粉を使って炒めた料理となります。ゲーンよりはカレーです。プーパッポンカリーやプーニムパッポンカリーなどは聞いたことがあると思いますが、味は同じ。違いは「プー」(蟹)を使うか「プーニム」(ソフトシェルクラブ)を使うかタレー(シーフード)を使うか。具材が違うって事です。ゲーンと同様に、なかなか具沢山でしっかりカレーの美味しさを楽しめる本格派。色的にはこちらの方が辛そうに見えますが、卵でとじることもありマイルドな美味しさ。ゲーンキアオワーンの方が数倍辛いです。こちらは辛いものが苦手な人でも美味しく食べられますよ。完成度が無茶苦茶高い、上野のクラブで食べられるとは思いもよらなかったハイレベルな味。その訳は…、この後お店の紹介を読めばわかります。 付け合わせのスープもかなり良い感じ。パッポンカリーには春雨のスープがよく合うのです。あっさりした鶏出汁のスープで、カオマンガイなどと一緒に出されるようなやつ。それに春雨の他お野菜やキクラゲなどこちらも具沢山。これが1000円程度で食べられるなら超良心的。大満足のランチになりました。 美味しく完食いたしました。 『上野ステラ』は、2014年4月にオープンしたタイ人向けのバー&ナイトクラブ。浅草と宇都宮にもお店があります。写真1番最後にオープン当時Twitterで拡散されたお店のチラシ画像アップしたので、雰囲気を感じ取ってください。で、ナイトクラブと聞くと、料理はイマイチでは?と疑問を抱く方も多いと思うのですが… なんと! シェフは本場タイのSomboonSeafood(以下ソンブーン)元料理長「セーン」氏とミシュランビブグルマン3年連続受賞シェフ「デーン」氏。 さて、ソンブーンとはなんぞや?と思う方へ簡単にご説明。一言で言えば、プーパッポンカリーを生み出した超が付く名店。 プーパッポンカリー発祥の店なのです。 2003年には、APEC首脳会議の際に小泉元首相も訪れたほど。ミシュランにも掲載されており、予約必須で、バンコクへ行ったら一度は行きたいと誰もが思うすごいお店です。ソンブーンは、プーパッポンカリー発祥の店だけに、味や使う素材にかなりこだわっていて、これまで日本で店を出さないかと打診されたこともあったようですが、日本の蟹ではソンブーンのプーパッポンカリーの味は出せないらしいのです。なるほど、だからこそ、『上野ステラ』でもプーパッポンカリーではなく「タレーパッポンカリー」なんでしょうね。 と、ここまで読んでもらえれば、ソンブーンの元料理長が鍋を振る店がどんなにすごいか、皆様おわかりいただけたと思います。そして、現在の『上野ステラ』は、日本人客向けにランチ営業をしています。場所は、上野の若干ディープなエリアにある雑居ビルの地下。はっきり言って、敷居高め。ナイトクラブに行き慣れている人でも、踏み込むのに多少の勇気が必要だと思います。でも、階段を降りてお店にたどり着けば、フレンドリーで優しい店員さんがいて、(タイ人にしては)丁寧な接客で対応してくれますよ。ガパオもゲーンもありますが、やっばり元ソンブーンの料理長がいるなら、パッポンカリーは絶対食べてほしいですね。タイ料理好きなら、勇気を出して行ってみましょう。 とってもおすすめ。 #タイ人に好まれるタイ料理 #タイ人に人気のお店 ##実力派 #ミシュラン #隠れた名店 #ナイトクラブ #14:00以降もランチやってる #お得なランチセット #お一人様OK #上野 

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神奈川県

タイ料理

すぎやま まさたか

タイカラ完備のトリプルA級本格タイ料理店。 何がトリプルAかと言うと、 Aji(味)味が良くて Ayasisugiru(怪しすぎる) Amazing(素晴らしい)なお店なのですよ…。英語はAmazingだけだなんて、野暮な突っ込みはご遠慮ください。お一人様で行ってきました。 2025年1月17日 金曜日 17:59 *ソムタム *ラープチェンマイ *カオニャオ *マンゴスチンジュース ソムタム メニューにはソムタムタイだけでしたが、パラーも出来るとの事なので、ソムタムパラーをいただきました。メニューに無くてもパラー出せる店ってガチ指数かなり高め。このオーダーの時点でリピ確定です。お手本のようなソムタムパラー。 ソムタムタイは干しエビが使われますが、ソムタムパラーには無し。干しエビ無しでも旨味が強烈なのでいらないのです。砂糖少なめ辛さ超強め酸味ほどほど。青パパイヤのシャキシャキ感にナッツのカリカリ感も加わった病みつ気になる食感。旨味、辛味、甘味、酸味の美味しい4D効果。生キャベツでリセットかけると延々と食べられます。 ラープチェンマイ よくあるイサーンのラープとは全くの別物、チェンマイ仕様の激ウマラープがコレ。非常にスパイシーでインド料理のようなスパイスをふんだんに使っています。粗挽きキーマをイメージしてもらうとわかりやすい。マクウェン(花椒)の刺激とパクチーの清涼感が豚肉(肉、皮、内臓!)の旨味をググッと引き立てます。酸味は無いのでお肉料理感が強い、食べ応え抜群な一皿。もちろんカオニャオとの相性もすごく良い。デフォルトでもなかなかの辛さですが、辛さ控えめも出来るようです。 たった2品だけですが、これで激ウマタイ料理店確定。レベルが違いますね。 美味しく完食いたしました。 「ムーハウ」は、2015年3月にオープンしたタイ料理専門店。元々は、武蔵小杉で営業されていたのですが、メインシェフの帰国に伴って店名を変えて営業。その後、この場所に移転され『ムーハウ』として復活しました。武蔵小杉でムーハウが営業していた跡地には、現在「クルワ・プリックタイ」が営業しています。名店の跡には名店が入るんですね。「ムーハウ」はタイ人が集う本格派。メニューには巷のタイ料理店でよく見かける定番からマニアが唸るレアな料理まであり、さらにメニューに無くてもママさんに言えば作ってもらえちゃう。ママさんはとてもフレンドリーで気さくな方で、一見さんに対しても親切でとっても優しい。 お店は取り壊される直前かと思ってしまいそうな怪しげなビルの一階。薄暗いエントランスを潜り、薄暗い廊下を奥へ進むとあります。入り口は引き戸で外から店内はまったく見えません。味の良さと同じレベルで怪しさMAX。引き戸に掲げてある『いらっしゃいませ』の恐怖新聞的なフォントが、さらに怪しさをブーストさせています。店内は場末のナイトクラブ的なキラキラチカチカ系。照明完備、モニター完備、タイカラ完備で、21時以降は無料で歌えてしまう。残念なことに、この日はカラオケメーカーの方が修理に来ていてカラオケはできませんでした。次回は竹内まりやのシングルアゲインで日本の侘び寂びをぶちかましたいものです。お店はお一人様でも楽しめるし、グループなら盛り上がること間違い無しでしょう。飲み会や宴会にも最適。何より、川崎エリアでトップクラスの味の良さと断言できるハイレベルなタイ料理が素晴らしい。タイ料理ファンは絶対行った方がいい。アメイジングです。 とってもおすすめ。 #タイカラ完備 #媚びてないタイ料理 #タイ飲み #タイ人に人気のお店 #エクストリーム系 #ガチ #本格派 #宴会でも使える #アットホームな雰囲気 #お一人様OK #マニアックなメニューあり #マニアも唸る美味しさ #川崎