スパイスファンタジスタ伊藤シェフの超有名店。 押上駅から徒歩約15分ほど。蔦に覆われた隠れ家風一軒家レストランとして2003年オープン。 48ヵ国を巡り、食を極めた天才シェフ伊藤一城氏の、経験と知識と想像力が創り出すスパイス料理が頂けます。 2名でディナーに行ってきました。 『スパイスを楽しむ7つの皿』8月 季節の野菜盛合せ パン 鮎 パン スペアリブ パン とうもろこしビリヤニ ピクルス 海老と野菜(カレー) 西瓜 パッションフルーツ 『ティーペアリング』(5種類) 菊花茶 静岡やぶきた(緑茶) 沖縄金川紅茶(紅茶) 阿里山金萱(青茶) 季節の盛合せ さわら・ニゲラ・グレープフルーツ、しいたけ・カスメリティ、ビーツ、キッシュ、枝豆蒸し焼きと、いきなりの振り幅広すぎるスパイス創作前菜。手作りくるみパンと一緒に。 鮎 コンフュで、カルダモンパウダーを使ったコーンブレッドも一緒に。スパイシーなプラムソースが添えられており、低温でじっくり7時間火を入れた超絶手間暇かけた鮎。 もう和なんだけどスパイス料理で、しかし和! スペアリブ クミンを練り込んだ薄焼きパンと一緒に。 クミン、ガラムマサラ、フェンネル、ニンニク生姜など混ぜたものに漬け込んで味付けしたスペアリブ。下にはマスタードを使ったカレーソースが隠れています。 スパイスの使い方が芸術レベルの斬新さ。 とうもろこしビリヤニ 使われているスパイスは8種類。どことなくチャイの香りと似ているなと思ったら、チャイにもよく使われるシナモン、クローブ、カルダモンをはじめ、ニゲラ、ココナッツオイル、ココナッツファイン、フェンネル、ターメリックがブレンドされているのだとか。 もう、これはビリヤニでは無い! だけどやっぱりビリヤニです! 素晴らしいの一言に尽きます。 インドでもパキスタンでもスリランカでもないビリヤニ。ココットの中に世界が詰まってる。 合わせていただくのは海老のカレーと野菜のカレー(サンバル)。サンバルはお代わりできてしまうのが幸せすぎます。 辛くは無いのに目眩くスパイスの波が押し寄せてくる海老カレーとサンバル。 ビリヤニを食べ尽くし、白いご飯もおかわりを頂いて食べ尽くしました。 西瓜 カットスイカ、スイカシャーベット、スイカジュレの三層で一つになっているデザート。 さらにチーズケーキ。 レアチーズケーキも一流パティシエもびっくりな出来栄えで、どちらもハーブやスパイスを使った爽やかな味わい。 伊藤シェフは会社員として働いていた27歳のある日、「世界中の人と会って、 いろいろな国の食べ物を食べたい」という思いから退職。約3年半、48ヶ国世界一周の旅に出ました。 世界中で食を通して得た経験は、スパイスカフェのディナーコース『スパイスを楽しむ7つの皿』に凝縮されています。 全てが驚きと感動。 完全予約制でワインやティーペアリングと共に味わう世界一周の旅です。 ジャンルを超越したスパイス料理の究極。 有名インド料理のシェフが、日本人の作り出す奇跡のスパイス使いを体験しに訪れるほど。 素晴らしいスパイス料理のポイントは、なんとスパイスを使いすぎないことなんだとか。 奥深いですね〜。 お店の佇まいも、古民家風で灯りを落とし気味の店内に、客同士が落ち着いて食事できるよう考えられたテーブル配置。 フロアの方も丁寧で気遣い溢れるおもてなしと、詳しくわかりやすい料理の説明。 押上駅からテクテク歩いて15分。 それでも絶対行く価値があり、何度も行きたくなる事間違いなし。 カレーマニア、スパイスマニアはもちろんのこと、和食、フレンチ、イタリアン、中華、南アジア云々…あらゆるジャンルの美味しいものマニアに一度は体験して欲しい奇跡のスパイス料理。 最高におすすめ。 #現地をめぐって培った味 #旅の記憶が詰まった料理 #天才シェフ #スパイス料理 #絶妙なスパイス使い #料理がクリエイティブ #ホスピタリティ高い #接客が丁寧 #説明が丁寧 #古民家 #一軒家レストラン #落ち着いた雰囲気でゆったりできる #百名店 #Retty人気店 #押上