前田 朋毅さんのMy best 2024

1995年創業、ミシュラン2つ星の金沢の名店、乙女寿司を再訪。 おつまみで、加能ガニ、ふぐの白子、能登もずく、マダラの白子のスープ、うなぎの白焼などいただきました。 特にカニは身が豊かでぶりぶりしつつ、甘くて最高でした。 握りも一つ一つのネタが素晴らしく、 甘エビはねっとりとりとした口当たりがたまらなく、ノドグロも脂が甘くて酢飯とのバランスも絶品でした。 この日のお酒は能登ビール、白藤酒造店「白菊」（輪島市）、清水酒造店「千枚田」（輪島市）、数馬酒造「竹葉」（能登町）をいただきました。

1890年創業、東茶屋街の奥の高台にある料理旅館。 魯山人にも愛されたお店。 この日は治部煮御膳をいただきました。 卵焼き、昆布巻き、胡麻豆腐、くわいなど一品一品とても丁寧な味付けで感激。見た目も華やかながら、すべての質がとても高かったです。 治部煮は、輪島塗で提供。鴨肉がとっても柔らかく、旨味も厚みもしっかりあって贅沢な一品。 土鍋で炊かれたご飯はピンク色で、梅で色をつけられたものだとか。ほんのり梅が香って、ご飯は少しかためで美味しく、とても上品でした。 ゆったり過ごせて最高な時間でした。 ここも地震の際には揺れて、灯籠は被害があったとのこと。いち早く活気が戻ると良いなと思います。

池尻大橋にある、ワンタン麺屋さん。 ミシュランガイド東京にて6年連続ビブグルマンに選出。 この日は白醤油の特製ワンタン麺。¥1,350 とっても澄んだ黄金色のスープは、口に含むと最初はあっさり感じ、最後にはしっかり煮干の旨みがあり、スープの完成度の高さに感動。 麺は白い細麺で、モチモチ。少しスープに油が浮いていて、それが麺に絡まりとっても美味しかった！ ワンタンはプルプルで、海老はしっかり海老の身のプルプル感、お肉の方は肉肉しさが。 周りを見ると皆さん結構胡椒をかけてたのでマネをしてみると… 結構粗めの胡椒でパンチが！チャーシューにかけると、チャーシューがそもそも厚切りなので、まるでステーキを食べているかのような満足感に、、！ とにもかくにもずっと飲んでいたいようなスープでした。 めちゃめちゃ美味しかったです！

大山にある飲み屋さん。 今はランチ営業のみと風の噂で聞き、久々に。 メインとご飯、お味噌汁のみのセットもありましたが、 5種盛りとメイン、ご飯というセットをお願いしました。¥1,500 小鉢にいろいろ、オシャレに盛られていて楽しい。 ポテトサラダ、大根おろし、ゴボウの煮付けなどなど、王道メニューながら、少しづつ彩り豊かにアップデートされていて素晴らしい。 メインは6種ほどから選べて、天ぷらや唐揚げなどどれも魅力的で、アジフライをチョイス。アジはとても立派なのが2尾、しかもあがりっぷりがカラッとしていてパーフェクト、ご飯が進む、、 圧倒的なコスパで、満足度の高い素晴らしいランチでした。

ミシュラン二つ星、金沢の名店、乙女寿司へ再訪。 ねっとりとした甘エビ、甘味と旨味の塊のようなウニ、品の良く昆布で締められたキス、脂の乗ったノドグロ…どれも本当に素晴らしい。 クルマダイや、マンジュウ貝など、その土地ならではのネタを楽しめるのも嬉しい。 何度訪れても毎回、感動があるのがすごいところ。 能登のお酒は姿を消してしまい、今回は吉田酒造（白山市）の手取川、菊姫酒造（白山市）の東籬をいただきました。