Yutaro.K

Yutaro.KさんのMy best 2021

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1

京都府

割烹・小料理屋

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美味しいの向こう側。 食べログでは自分の中で3店めの5.0をつけさせていただきました。 稚拙な表現しかできないので逆に失礼にも当たる気がし、短くまとめますが 感動するほど美味しいものってコースの中のせいぜい1,2品くらいってことが多いけれど この日いただいたお料理のそのほとんど全てが 感動し、心も体も震えるものでした。 こんなとき自分の語彙力の無さをただただ悔やむけど 凄く美味しい、の数段階またさらに上の味を感じた気がします。 心を奪われるお料理は 心を許せる人としか食べれないです。 つまりは最高の時間となります。 またこの時間を味わいたい。 幸せでした。 ▽いただいたもの 食前酒 三千盛 伊勢海老とかぶら餡 天然トラフグの白子 河豚出汁で炊いた餅米 赤貝とヒラメのお造り 赤貝ひもと分葱のぬた味噌和え 鶉のつみれのお椀 虎河豚の焼き物(胴体と頬) ばちこの炙り 合馬の筍と千葉の蛤を炊いたん 八代海苔 八幡浜 白甘鯛の西京焼き 蕗の薹のてんぷら 淀大根 畑菜のしのだ巻き 帆立の干し貝柱出汁 お食事 メジマグロ 椿餅 お抹茶

2

長崎県

イタリア料理

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このシェフにとっては評価や評判といったようなものはどうでもいいのかもしれない。 自分が生まれ育った島原の地で 同じくそこで育った食材を使い 生産者の方々などの顔を思い浮かべながら 笑顔を絶やさず皿を仕上げる。 その楽しそうな表情を見ると こちらも嬉しくなり 鳥肌も立つほど。 まず自分が料理を楽しみ ゲストにもその楽しさと美味しさを共有してもらう。 そんな究極の里浜ガストロノミーは この窓から見える景色そのもの。

3

福岡県

寿司

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名実ともに日本一です。 派手さはないが食べた者にしかわからない圧倒的な迫力。 しかしそこにいたるまでには凛とした所作。 福岡が全国に誇る名店です。

4

鳥取県

かに料理

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蟹の聖地、かに吉さんへ。 この日は松葉蟹のスペシャルコースに香箱蟹も入った超スペシャルコース。 東京とかの有名店でも蟹のフルコース食べたことあります。 それももちろん、美味しい。 ただ、かに吉さんはまた1つも2つも上のレベル。 美味しい〜って興奮するというより あ、やばい、美味い。ってちょっと時が止まるというか 今まで蟹を食べて味わった感覚とは明らかに別の感覚を覚えます。 ほんとに素材命のジャンルだと思うし、 最高の素材だからこそ、完璧な扱いが求められますが それがまたほんとに完璧中の完璧だからここまで美味しいのだと思います。 これだけの額を払っても、高いと思わない 満足感がそこを超えてるってのが素晴らしい証です。 ▽いただいたもの ・松葉蟹の蟹みそ ・松葉蟹の刺身 ・松葉蟹の焼き ・香箱蟹 ・松葉蟹のフライ ・松葉蟹の茹で 蟹みそのせ ・松葉蟹ごはん ・松葉蟹の甲羅酒 ・松葉蟹のソルベ ・松葉蟹のサンドイッチ ・松葉蟹の蟹すき 足 ・松葉蟹の鍋の椎茸 ・松葉蟹の鍋の葱 ・松葉蟹の蟹すき 爪 ・松葉蟹の鍋の白菜 ・松葉蟹の冷たい蟹素麺 ・松葉蟹と春菊のお椀 ・松葉蟹の鍋の卵雑炊 ・松葉蟹の鍋の蟹みそ雑炊 ・きな粉天草寒天

5

佐賀県

イタリア料理

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通わせていただいてるカテクオーレさん。 佐賀県伊万里市。 もしかしたら読めない人もいるかもしれない。 伊万里焼(いまりやき)と言えばその響きは聞いたこともある人は多いのでは。 あ、伊万里牛だってある。 まぁとにかくど田舎な伊万里。 そんな町に佇むご夫婦で営む小さなレストランがkatecuore(カテクオーレ)。 このご夫婦は元々伊万里に縁もゆかりもなく関西のご出身。 奥様のお爺様が伊万里で畜産業を営んでいらしたことが全ての始まり。 元々料理人をされていたご主人(湊シェフ)がその牛を育てたいと言い夫婦で伊万里へ。 最初は畜産に専念。 その時に色々なことを学び、感じ取った経験を生かすために まずはデリカッセンを始め、その後現在のカテクオーレをオープン。 このカテクオーレのために牛を育て調理する。 命と向き合い、命をいただく。 こんなことは愛がないと到底できない。 だから湊シェフはいつも笑顔。 楽しそうに料理をしている。 拘りが強いのではない、当然の仕事。 ここまででいい、はない。 そんな一切妥協のない姿勢は ゲストがお店に来てからほぼゼロから始めるという内容に現れている。 そして作りながら、頭の中でメニューの微調整もどんどん行われている。 だからスタッフもなかなか正直ついていけないらしく、やめていった結果の調理のワンオペだそう笑 (なんか北陸のレストランでも似たような話聞いたよーな笑笑) 自ら牛を育て、自ら野菜を育て、調理する。 自分のやりたいことをとことんやる。 だから大変そうだけどすごく充実されているのがよくわかる。 もうコースも1万円台後半の1本のみで、地元のお客様 なんてのはほとんどおらず、県外のフーディが9割だそう。 でも、それでいい。自分がやりたいことをやって、食べたい人に食べてもらって、喜んでもらえれば。 そんな気持ちがひしひしと伝わってきた。 とにかく全てがすごく美味しい。 次の皿が出てくるまでの時間は正直なかなか長いが、その過程を見たりシェフとお話するのもとても楽しいので個人的にはむしろ嬉しい笑 ここでしか出会えない料理とここでしか巡り合えない物語がある。 一度行って、是非確かめていただきたい。

6

石川県

スペイン料理

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金沢から全国にその名を轟かせるスパニッシュ アカのような日本人にもわかりやすく親しみやすいスパニッシュというよりカセントのようなより現地の感じに近い味わいです。 京都みたいに日本家屋を改築したような造りなのが風情があってよいです。

7

大阪府

フランス料理

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大阪は北新地。 こちらでは天才料理人によるとにかく美味しいものがいただけます。 お一人で何もかも全てをやられており、カウンターからその一部始終を見ることができますが 手際の良さにただただ圧倒されます。 そして出されたお料理の説明を聞いても 正直理解は追いつきません笑 だからとりあえず食べてみる。 美味しい。すごく美味しい。 その感覚に満たされます。 あ、理解なんて必要なかったんだ。と。 ものすごくいい、貴重で、とんでもない食材を使ったかと思えば そのジャンルで全然ピンのものではないけど、仕事で、グンと旨みを引き出し、逆にこの食材だからこそ味わえるのだなと思わせてくれるものも。 料理は化学とはこのことを言うのだなと感じました。 そして案外、後から考えてみると結構楽しかったりします。 素晴らしいお店です。 ▽いただいたもの 十六島の地鶏 福岡オーム農業の海苔バター 山形つや姫の新米 キャビアリのオシェトラゴールド さかな人 長谷川さんの相模湾 天然鯛を水槽に2日間泳がせ〆たあと1日寝かせたものの角切り 藻塩と柑橘の果汁 羅臼のめかぶを乾燥させたものと黒トリュフ 静岡の新玉ねぎのペーストを桑名の蛤の出汁でピューレにしたもの オリーブオイルのネギ油 中国の青山椒 相模湾 長井 2.5kgの平目 塩を振って4日目 のものをさっとポワレ 16時に作ってもらった天理の寄せ湯葉(調理は18時過ぎ) 山形の行者にんにくをジビエ醤油でさっと炒めたもの フリーズドライした柚子の皮 横浜本牧の太刀魚 三枚おろしにあて塩をふり日本酒を霧吹きでふりかけ1週間寝かせたもの その後2日かけ干物状にしイタリアの中力粉、ビール、オリーブオイルで衣をつけて揚げたもの 羽曳野の無農薬人参を塩と水だけでピューレにしたもの 昆布出汁と鰹出汁を煮詰めたエッセンスに卵黄、マスタード、京都の千鳥酢、オリーブオイルで作ったマヨネーズ状のソース 高知県見淀川の葡萄山椒の粗挽き 駿河湾の赤座海老を炭火でレアに焼き上げたもの ペリゴール産黒トリュフとオーム乳業のバターのトリュフバター 駿河湾のホシエイのポワレ 利尻昆布 フランス産エシャロット ニースのオリーブオイルでコンフィにしたもの 北海道の蕗の薹 自家製アンチョビ パルミジャーノ 白味噌で作った蕗味噌 鮟鱇と芹 西京味噌とゴルゴンゾーラのスープ 駿河湾の40kgマカジキ 腹トロ2番と佐渡島のコシヒカリのタルタル 長崎平戸のミョウバン不使用ムラサキウニ 北海道の山わさび 熟成120日の鹿児島の黒牛のサーロインのロースト 蒸したロワールのマッシュルーム、茹でたフォアグラ、地鶏のソース カンボジアの胡椒をオリーブオイルでのばしたペースト 山形牛のテールを使ったソルロンタンの麺 間人の海苔 古都華の淡雪 5L

8

福岡県

フランス料理

Yutaro.K

福岡の人里離れた山あいから全国にその名を轟かせる"メゾン ラフィット" 大切な人のお誕生日祝いで初訪問です。 田園風景に囲まれたその空間は昼夜2組ずつ(1組は3名まで)だけが味わえる贅沢かつ貴重な非日常空間。 この時期のディナータイムはまだ明るい時間にコースが始まりアミューズが終わる頃に暗くなる。そんな景色の移り変わりも楽しめてオススメ。 お店の設計も自分で手がけたという異彩を放つシェフ。 そんなシェフの作るお料理は1皿1皿のバランス、コース全体のバランスが絶妙で、骨格はものすごくしっかりしてボリュームもあるのに、魚や野菜を中心にして食べ疲れも一切なく、正直言って非の打ちどころがない。 特に魚介の使い方は圧巻。緑に囲まれそれを味わえるのもまた粋な気もする。 そして客のカルテがあり、同じものは二度と出さないその拘りや、サーヴィスの方の付かず離れずの接客など全てがパーフェクト。 一応徒歩で換算すると最寄駅からは89分。笑 そんな辺鄙な場所に、全国からゲストが訪れるのは やはりそれなりの理由がある。 そしてそのゲストの1人としてそれを体感したときの幸福感は計り知れない。

9

石川県

フランス料理

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これから金沢を、北陸を代表するレストランになる。 金沢で人気を誇っていた『フランス料理Makino』が昨年7月、『MAKINONCÎ(マキノンチ)』として移転、リニューアルオープン。 面白い造りで素敵な空間の一軒家をリノベーションし、まさに料理人牧野の、牧野ん家。 ここで味わえるのは、店名から フランス料理 の肩書きを取り除いたことからもわかるように、コテコテのフランス料理ではない。 牧野シェフが、自分の家で振る舞ってくれる美味しいごはん。 そう、コの字のカウンターで、まるでホームパーティにお呼ばれしたかのような楽しく美味しい時間を過ごすことができる。(個室も2つあり) 出てくるお料理は個性に富んだりいわゆる映えてるものが多い。 この手の料理はえてして味がいまいちぼやけてたりすることも多いけど、こちらのはどれもがしっかり美味しかった。。 薪でかなり強火で火入れした鹿は水分と旨味がしっかり保たれていて強烈に美味しいし 目の前で作ってくれるリゾットは熊の脂が溶け出し最高。 七谷地鶏のフライドチキンは遊び心満載。 デザートのサクサク熱々のシュトゥルーデとラム酒のアイスはもう相性が完璧。。 とまぁ正直想像を遥かに超えた満足感。 これでランチコース1万にペアリングで2万弱。 素晴らしいです。。 ここはまだ県外のフーディにはまだあまり知られてないかもだけど、これから間違いなく人気になると思う。 ▽いただいたもの ・石崎エビのスープ仕立て ・フォアグラクリームのマカロン ・アオリイカの8枚おろし 白ガスエビ エビの卵 百合根 EXバージンオイル イカ墨クッキー ・にんじんムース コンソメジュレ ・牡蠣のグラタン 下仁田葱 ・野々市ニオールのカンパーニュ 鶏レバーのムース 赤ワインといちごのジュレ ・鱈の白子とメヌケと蕪を蒸しあげたもの ハーブ 自家製カラスミ 蕪のピュレ ・京都七谷地鶏のフライドチキン ・鶏ブイヨンのチーズリゾット 蓮根 白菜 原木椎茸 フォアグラテリーヌ 敦賀のツキノワグマ ・宮崎の鹿のヒレ串 ・犀川ダムの鹿と根室の蝦夷鹿のロース 鹿出汁ソース 春菊のソース オリーブと蕗の薹のソース ・根室の蝦夷鹿のバラ串 ・シュトゥルーデ ラム酒のアイス ・カカオのお茶菓子

10

大分県

日本料理

Yutaro.K

銀座しのはらにて篠原さんの右腕としてご活躍されていた廣門さんが地元別府で独立開業。 別府 廣門を6/6にオープンされました 早速伺ってきました。 お店があるのは別府の中の堀田温泉郷エリア。 新しく建てたお店はとても素敵で、カウンター席の目の前には綺麗なお庭が広がっています♪ お料理は2万円のコース一本。結論を先に言うと、それ以上の価値のある素晴らしい内容でした。 いただいたお料理たちは、地元別府の食材を中心に 引き算と足し算がうまく融合しておりさすがの一言! 全てが優しくシンプルすぎても単調で物足りなさも感じたりするのでこの内容はほんとに好み過ぎました。 廣門さんが、では次の特選素材ですって食材を紹介してくれるのも結構ツボ笑 でもその食材のエピソードなども聞きながら調理され口に入れるまでの一連の流れもまた最高です。 八寸もしのはらさんに負けないくらいの豪華で美しい立派なもの! 最後は土鍋ご飯のあとに二八蕎麦で〆 この蕎麦がまた半端なく美味しい。 お世辞でもなんでもなく最近食べた蕎麦の中で一番美味しく好みでした。 別府の素敵空間でいただく最高の和食。 おかげで温泉嫌いな僕も、この後にいただいたお風呂は気持ちよかったです笑 定期的に通いたいなと思いますっ ▽いただいたもの 別府湾天然車海老 佐伯の赤ウニ 海老のジュレ 土佐酢のジュレ 松の実のクリーム 佐伯の天然鮑 肝の酢漬け 胡瓜のすりおろし 別府湾のオコゼ 自家製胡麻豆腐 葛 のお椀 城下鰈 佐伯のマハタ 湯布院のミヤマサーモン 佐伯のチカメキントキ 骨を抜いた鱧 八寸 青芋茎のお浸し、海藤花(蛸のたまご)と梅、エソのすり身100%の蒲鉾、川苔の茶巾、中島ファームのカマンベールとブラウンチーズ、どんこ椎茸、蓮根の酢漬け、白瓜の昆布〆、半生のばちこ、ソラマメ、馬肉の赤身とタテガミのミンチの霜降り巻き、大分蘭王の卵黄味噌漬け 宮崎のとうもろこしの天ぷら、すごあまこーん 別府の鮎 佐賀の森のアスパラの天ぷら、温泉で育てたすっぽんの竜田揚げ、すっぽんの内子 佐伯の伊勢海老、別府の蛤、日田の葉山葵のお鍋 太閤牛蒡の土鍋ご飯、大分牛のマルシン 二八蕎麦 紫陽花きんとん