Yutaro.KさんのMy best 2020

美味しいし、楽しいし、いい経験だし。 僕はレストランで高級ワインを飲むことはない(飲めない)ので、ワインでお会計が跳ね上がった経験はなく、7万コースで訪問させていただいたこの食事が自分の食べ歩きで最高額になりました。(2020.10現在) しかしそれ以上の満足感を得ました。 期待以上ってやつです。 その期待も、待った時間を含めて凄いものだったのに。 息子さんのさとしさんのチウネには通わせていただいているのでそんな話題から古田シェフとも色々お話させていただけて嬉しかったです。 こんな若輩者に対しても物腰が柔らかく、丁寧で、きっとこのお人柄がそのままお料理に表れているのだろうなぁと。 一番感激したのは フグの四川風味揚げ…って書いてるだけで唾液が分泌される笑 あと明石の鯛と信州松茸もとろみ含めてやばかったなぁ 春巻きの松茸もっと細切りなのかと思ったらすごい存在感でした。 乾物盛り合わせも最高だった… 鱧の浮き袋って初めて食べたよ… 〆はかなり辛いのは苦手と言って、坦々麺弱くしてもらったら余裕だったから酸辣湯麺辛くしてもらったら滝汗で笑 ただなんだろ、めちゃめちゃクセになっていますぐにでも同じものが食べたい… なんなら酸辣湯麺苦手だと自分で思ってたのに… 本当に、口福、眼福、聴福な時間でした。 もちろん常連さんなどその他色々なお付き合いの在り方によって、予約のとりやすさなどあると思います(そんなの当然) 僕の次の訪問は4年後になりましたが、ただただ楽しみだし、また伺えることに感謝です。 人間的に成長してまた違った楽しみ方ができるといいなと思います。 ▽いただいたもの(7万コース) 活天然車海老 春雨の煮込み 明石の鯛 信州産松茸 血燕の巣 上湯スープ ベルーガキャビアの冷製ビーフン 特選乾物の盛り合わせ(岩手の鮑 衣笠茸 鱧の浮袋) 毛蟹の春巻き、信州産松茸の春巻き 青鮫の金ビレ 上湯煮込み 天然トラフグの四川風味揚げ ビュルゴー家シャラン鴨 北京ダック仕立て アルバ産白トリュフ添え お食事 -あっさりつゆそば -じゃこ炒飯 -あんかけ焼きそば -四川冷麺 -黄韮の炒め焼きそば -坦々麺 -酸辣湯麺 -陳麻婆豆腐 海燕の巣 杏仁豆腐 頭頂ウーロン茶のシャーベット シャインマスカット シャンパン(グラス) ウォッカ(ショット) シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・ルショット 2017(2人でボトル1本) 赤ワイン(グラス) お会計 11万9千円/人

説明不要の松川さん。 六本木界隈では桜満開、食材としては花山椒や筍が堪能できるタイミングでの訪問です♪ 食材はどれも最高だしその引き立て方もまた絶妙！ そして何と言っても出汁がどれも美味しすぎて骨の髄まで沁み渡る。 美味しく、そして楽しい時間でした。 ▽いただいたもの 青森のトゲクリ蟹 ベルーガキャビア 餅米 河豚の白子とうにの柚子釜 伊勢海老の昆布〆と鯛 バチコ 伊勢の生木耳 帆立の真薯 下関の虎河豚 蕗の薹の天ぷら 炙りミル貝と平貝 京都塚原の筍の蛤挟み蒸し 琵琶湖の天然モロコ 京都塚原の筍の焼き物 近江牛と花山椒 トマト 鮑とわかめのしゃぶしゃぶ 白魚の天ぷら蕎麦 熊と筍と花山椒のしゃぶしゃぶ ごはんセット 水羊羹 お抹茶

かなり心を動かされた… acaの東シェフが絶賛されているから行ってみたい と言われ、自分にとってもそれが唯一にして最大の動機で伺った、 京都と奈良の県境、京都府木津川市にある リストランテナカモトさん。 お洒落な外観で小窓からキッチンの様子を見ることができます。 店内も開放感溢れこれまたお洒落。 テーブルのセッティングも綺麗だし 色々細部に拘ってる感じが素晴らしいです。 お料理は全部美味しかったのだけど 元々ほぼ前情報がなかった僕が 東シェフはこのパスタに惚れ込んでるんじゃない？ って思えば、まさにその通り。 何が言いたいかって、特にそのパスタが衝撃的な美味しさってことです。 この日はアニョロッティとパッパルデッレ。 まぁ決して品数が多いわけではないランチコースに2つも入れるんだからやっぱり相当な自信なのでしょう。 パスタにほんとやられたが、他のお料理も相当な美味しさです。 シェフはとても物腰柔らかく低姿勢な方で… 感想を伝えると そう言っていただけるのがほんとに嬉しい！鳥肌が立ちます！ とまで。。 なんか心からお料理を楽しまれているような純粋さを感じました。 電車でのアクセスも京都駅から快速で直通50分+徒歩5,6分程度と普通に行きやすいです。 ここは是非行っていただきたいレストラン。 ▽いただいたもの ・安納芋の温かいスープ 燻製アイス パルミジャーノのムース アマゾンカカオ ・蒸し、焼き、生野菜 黒オリーブのパウダー 吉田牧場のマジヤクリ 白ワインビネガーのシート ・フランス産ジロール茸 カチョカバロ ほうれん草のソテーのクレープ風 菊芋のソース ・アニョロッティ マスカルポーネ リコッタチーズ フォアグラの燻製パウダー ・パッパルデッレ イタリア産ポルチーニ茸 パルミジャーノ 柚子の皮 ・京都亀岡の七谷鴨 レバーソース ネギポン酢 柚子胡椒とズッキーニのソース 里芋のフリット 玉ねぎのピクルスのソテー ・五条の柿 アマゾンカカオのクッキー 珈琲を染み込ませたスポンジ トンカ豆のジェラート チーズケーキのパウダー ヴィンコットソース

念願の両忘。 鹿児島のカイノヤさん(現 京都)などで修行された方のお店。 まず最初に端的に感想を書くと 料理はすごく美味しい、その上でシェフとマダムのお二人の姿を見ていると心が動かされた。 「両忘」とは禅の言葉で「善悪、迷悟などすべての二元的対立をふたつながら忘れ去り、自由な境地にいたる」こと。 忙しい現代社会ではイエスかノーか、白か黒かをそれもすぐにはっきりさせなければいけない風潮も多い中 そのような焦りは捨て、もう一度じっくり、そしてどちらかに寄ったものではなくあくまで自由な立ち位置でやってみること。 そんな思いを込めてこの店名をつけ またそれを具現化しているとても素敵なレストラン。 お店もご夫婦も6年目。 38歳のシェフと、僕と同い年の30歳のマダム。 シェフは今述べたように、自分のやりたいことを自分のペースでやられてる。 だから予約は1日3組、出来るだけ時間をズらして。 マダムはほんっっとにすごく可愛らしくておしゃべり好きでめっちゃ癒される。なんかすごくほっこりしたし優しい気持ちになれた。 写真からも伝わってくれるであろう超ハイレベルなお料理たち。 正直かなり美味しいです。 特に、温度 と 火入れ。 イカほど温度が大事なものはないと思うけど素晴らしかった。 そして炭火で火入れされたそのイカに鰆と鴨。 凄いです。 これで0.9-1万くらいのコース。 素晴らしい。 余計なお世話かもしれないけどこのままでいてほしい。 値段の話じゃなくて、 やりたいことをじっくりと。 たかが1回の、しかも贅沢な食事ではあるが このような出会いがあればされど1回の食事なのである。 自分は自分の意志を大切に生きているか？ 流されていないか？ "脚下照顧" 自分を見つめ直すきっかけを少しいただいた気もする。 また行きたい。 ▽いただいたもの ガローニ社 24ヶ月熟成プロシュート 揚げパン ストラッチャテッラとトマト ヒイカの炭火焼き ラルド 金柑コンポート ライ麦パン 鰆の炭火焼き 菜の花 手打ち麺のうにのパスタ 原木椎茸と葉玉ねぎ ビュルゴー家のシャラン鴨 自家製チーズケーキ

焼き鳥全国2位にまで登り詰めてきたとりらさん(2020.10時点) 店に入った瞬間の大将の距離感にびっくり笑笑 でもその時も悪い気はしなかったし 色々話してると大切にすべきとこは大切にしててすごくいいです。 一品料理と串のバランスもいいし 高坂鶏の生のものたちはほんと美味しい！ いわゆる高級レストランとかとこういう焼き鳥屋さんに入ってる高坂鶏は違うらしい。 勉強になったー！！ そしてこのコースを6800円で出せるのも素晴らしいです。 シャブリのプルミエクリュを2人で空けて1人1.3万くらい。 次回も楽しみです。 ▽いただいたもの(＊は串) ささみ 塩昆布 胸肉のたたき もも肉の握り(赤身と脂身) 骨周りの中落ちの手巻き 胸肉と白レバー すね肉と大根おろし きんかんTKG 白レバーと米粉塩 茶碗蒸し ＊ささみ ＊肩 ＊おくら ＊太腿のねぎま レバーパテ ＊砂肝 ＊ハツ 水炊き ＊手羽先 玉ねぎ ＊つくね ラーメン

北九州は黒崎から全国にその名を轟かせる御料理 まつ山さん。 夏の訪問時のことです。 天竜川の鮎、五島の鮑、萩の赤ウニ、北九州若松のとうもろこし 全部本当に最高。 素材の本質と技術の高さを両方感じられて素晴らしすぎました。 秋田の？天然蓴菜もよかったなぁ 鱧は皮を炙って香ばしさと、鱧にありがちな単調な食感にアクセントが加わってて… あと過去最高のカラスミ餅にじわぁっとくる鼈の茶碗蒸し… まぁ結局全部ですw まだお若い松山さんと奥様の作り出す固すぎず軽すぎずの居心地のいい空間が最高です。 ▽いただいたもの 八女の玉露 萩の赤うに カリフラワーソース 出汁のジュレ カラスミ餅 淡路の鱧の椀 お造り -スジアラ -薩摩の甘海老 八寸 -天の川に見立てた地元の夏野菜の冷たい炊き合わせ -五島の鮑 万願寺唐辛子 秋田の天然蓴菜 オクラのソース -聖護院大根の切り干しとお揚げ -若松のとうもろこし -とよみつひめ(無花果) きなこ酢 アーモンド -ほおづき 天竜川の鮎 蓼酢ときゅうりソース 若松のスイカ すっぽんの茶碗蒸し 若松のとうもろこしのかき揚げ ご飯セット -鱧の子入りちりめんじゃこ -鯖のぬか炊き -明太子 -お漬物 マンゴー、桃、シャインマスカット、イチゴのゼリー

久しぶりに伊藤さんのとこに！ 今年は初です。 アルバの半端ないデカさの白トリュフいっぱい食べました！ めっちゃすりすりしたり、かじったり笑 合わせたのはムルソー コントラフォン 1990 グラスハーフで1.5万笑 相性抜群！ 牛さんは岡崎さんの45ヵ月肥育など もうほんと最高でした！！ お会計はまぁ初任給くらい？笑 しかし満足感が勝つ。 次は春に筍食べに行きたいな！

銀座に佇む京味のDNA 井雪さん。 シンプルなお料理が少しずつたくさんいただけます。 しかしどれも奥深いお味のものばかり。 ひとくち食べて あぁ〜 と言ってしまうものの多いこと。 最高でした。 ▽いただいたもの(写真NG 白味噌 堀川牛蒡 餅の湯葉巻き 唐墨餅 鯛の胡麻和えの飯蒸し 松葉蟹のオスとメス 近江牛と熊のしゃぶしゃぶ 和歌山のうすい豆 天ぷら-タラの芽 白魚 蕗の薹 海老芋 河豚白子の茶碗蒸し お造り-河豚 鮪 河豚の皮の煮凝り カワハギ肝ポン酢 甲羅酒 蛤真薯 筍 薄氷大根のお碗 諸子酢味噌 伊勢海老味噌焼き 琵琶湖の氷魚の釜揚げ 炊き合わせ-百合根饅頭 鴨肉 小倉蓮根 菜の花 ふぐ雑炊 かやくごはん 鮭ハラスごはん じゃこご飯 牛時雨煮ご飯 わらび餅

三ツ星の行天さん。 漸くの初訪問です。 とにかく感じられるのは拘りです。 いや、それなりの店だって拘りあるでしょ。と言われそうですが 一つ他と圧倒的に違う点は、とにかく理詰めだということです。 なんかめんどくさそうに感じられてしまうかもしれないけど こちらが興味を示せば凄く丁寧に説明してくれます。 なので個人的にはとても濃い時間でした。 寿司のネタに関して、特にマグロなんかには自分はとにかく香りを求めるのですが 次回の予約を取らせていただいたあと、店の外で 香り系がお好きでしょ？ じゃあ次はそういうネタ中心にしますね と、おっしゃってくれて 本当に嬉しい限り。 次回が楽しみです。

紹介制イタリアンの祇園やまぐちさん 京都、祇園ならではの素敵な外観。 フルーツトマトのカッペリーニの上の果肉ぽいのはトマトではなく鮪の中トロと赤身 酸味のマリアージュがすごいっ フカヒレのリングイネが悶絶級… とろみもあるけどあくまでも中華ではなくイタリアンなのがまた素晴らしいっ コースに三大珍味全部入って笑 その他 松葉蟹、鮑、河豚、黒毛和牛ヒレ… さらに昼からペアリングで飲んだのに いい意味でびっくりのお会計… シェフの山口さん面白すぎです笑 ▽いただいたもの ・完熟の金柑 フォアグラ 白味噌クリーム キャラメリゼ ・干し貝柱の出汁のゼリー 聖護院蕪蒸し 生ウニ 白甘鯛 キャビア 木の芽 ・松葉蟹と林檎のグラタン カリフラワーのソース トリュフ ・フルーツトマトの冷製カッペリーニ 鮪の赤身と中トロ 半ナマのばちこ ・蝦夷鮑のステーキ ふぐの白子と筍のリゾット ・黒毛和牛ヒレの炭火焼 ・フカヒレのリングイネ ・キャラメルのパンナコッタ 黒豆のソース