七瀬るう

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散歩師(仮)。目指すは「平成の伊能忠敬」 日本の公道・私道・山道・海道・獣道などのあらゆる全ての道を人力踏破する。瘴気に満ちた現代を救うべく、ぐるみーずたちと旅に出る現実と架空の入り交じる先の読めないストーリー形式で各SNS界隈で旅のレポートを執筆中! 現在のメイン探索地「熱海市」 ※スポンサード、パトロン様など大募集

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来宮駅

カフェ

入った瞬間は、いつものように眉毛がぴくッと動くのを見逃さなかったが まあ初見なんてそんなものと割り切っているので問題なし。 それはむしろ普通の反応といえる。 自分が異端なのだと。別に厨二じゃないぞ。まぎれもない事実だw さて入口の扉越しに指をひとつ立て、ひとりだということアピールし 席が空いているか、入って構わないかをアピール。 それに気付いた老齢のマスターがどうぞと促すのを見て中に入る。 大きな店ではないとはいえ、最奥のキッチンスペースから扉の外を 確認できるほどに視力は高いようだ。 都内のカフェとは雰囲気の違うそこは俺にとっては アウェー感があるが、そういうところほど開拓心がメラメラと湧いてくるのは 性分というやつですね。 荷物量が多いので手前端のテーブルに座る。 すでにカウンターには男女一組が座っていて談笑中だからだ。 マダムな女将さんのような風貌と常連客か? もう一組は老齢のご夫婦か。 客層はこういう感じなのだろう。 若い人が積極的に入る店ではないのかもしれない。 だからこそ価値がある。 明らかに浮いた存在だったが、当たり前のように注文をする。 しかしそのメニュー構成が奇抜すぎて驚いた。 サンドイッチとホットサンドは、まあわかる。喫茶店あるあるだ。 しかしラーメン?冷やし中華!?なんでやねん! 食べ物に関してはその5つの厳選メニューで勝負しているらしい。 聞いてみたらラーメンが結構出るようだ。 き、気になる! だがさすがに間食を食べに寄ったのでラーメン系をがっつりは避けよう。 初回だしね。定番のホットサンドを頼んだ。 店内にトーストの焼ける匂いが立ち込め、常連客からは 「あらいい匂いね」 などの声が聞こえる。自由だなあ。嫌いじゃない。 やってきたのは耳付きトーストに零れ落ちそうな…いや落ちた卵、 レタスにハムを挟んだ、ごくごくシンプルなホットサンドだ。 (´~`)モグモグ。どシンプルだ。 過剰な味付けもない。だからこそ染みるじゃないか。 思わず涙が出そうになった…年を取ると涙もろくなるってこういうことか。 テレビから笑点の放送が流れるとマダムが 「うるさくないですか?」 と俺に向かって気配りをしてくれた。 お店での対応が板についている。 「大丈夫ですよ」 そんな会話が普通に流れる店内はとても大人な雰囲気だった。 マスターは寡黙にキッチンに立っている。 あまり過剰に話すタイプではなさそうだが、店の由来などいろいろ話しかけると笑顔で答えてくれた。 ああ、いいひとだな。にじみ出ている。店を営む人はこういう人が望ましい。 欠点といっていいか微妙だがトイレは和式であるので注意が必要。 しかし置いてある動物の置物はかわいいので一見の価値ありだ。 クリスマスシーズン前ということで店内の飾りもすべてクリスマス仕様になっているのがほほえましかった。マスターがやったのか身内の方が手伝ったのか、はたまた常連客が置いて行ったのか。いろいろ想像すると楽しい店でした。 ラーメンが気になるので、今後も旅の途中に寄ってみようと思います。

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熱海駅

定食

初めてここの食堂街に立ち寄った時、どこのお店に入ろうか悩んだのだが この食堂のお姐さんだけが表に出て強い口調ではなく やわらかい物言いで呼び込みを行っていたのが印象に残った。 もちろん他の店が忙しくて手一杯であっただけかもしれない。 呼び込みという文化はあまり好みではなかったのだが逆に気になり始め、 いっそ苦手なら今後通うこの一帯の店の中で一番入りづらい店に先に入って しまおうというのもありかもしれないと思うようになった。 店に入ると呼び込みのお姐さん以外に厨房に二人の女性。 漁師の家の店ということで、その奥さんたちが食事など店舗担当ということだろうか。 呼び込みお姐さんが俺の荷物の多さを見るに入口から左にあるテーブルの奥を指示した。 俺は言う通りになるべく奥へ座る。 店は正直言って広くはないので荷物でスペースが埋まり、ほぼ身動きが取れない状態になる。 まあこれは俺の特異性がもたらしたものなので参考にはならない。 でもまあ普通にいって個人スペースとしては狭い方だろう。 食材や備品も店内に置かれているので、それが圧迫しているというのもある。 だがこの雑多な感じは好みである。 提供してくれるのはお水じゃなくてあったかいお茶。 冬場はありがたい。 またこのお茶はお姉さんが定期的に見に来て注いでくれる。気配り上手だ。 メニューはテーブル上にある。 なお店内のスペースも考慮しなくては奈良いので相席上等な人でないとダメかもね。 後から来た釣り人さんも入口左奥に同じように詰め込まれていたので 荷物多い人用のブロックなのかもしれない。 常連さんらしき人達、団体さんは右側テーブルに座ることが多い。 ソロの人は左側がおすすめだ。 箸は気の一般的な割りばし。 調味料はソース、しょうゆなどがおいてあるので好みで自分でかける。 厨房側には古い色あせた写真が飾られている。 熱海市街を恐らく熱海城あたりの高台から見下ろしたもの。 もう一枚は錦ヶ浦あたりか。 相席したタクシーの運転手さんに聞いて昭和10年代ということなのを確認。 今とそんなに変わらないんだなぁ。 そのころから地形としては完成されていた模様。 この2枚以外にも写真が飾られていたようだが、まさか席を動いてまで確認に行くことはできず。 これは次回以降の訪問時の課題として楽しみに取っておく。 おすすめはアジのたたき定食だと書いてあるのだが、初回ということで店の看板を 背負う「みどり丸定食」を頼んでみた。 一応他の方の評判を確かめていたので素直におすすめいこうかと思ったのだが 味の評価など千差万別だ。人それぞれの評価があってしかり。 まあ単純にイカをメイン食材として食べる習慣がないからか躊躇した部分はあるんだけど。 程なくして料理の到着。 豪勢だよ、豪華だよ。という姐さんの熱い自画自賛が印象に残る。

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湯河原駅

中華料理

海そばの県道から一本入ったところにある商店街の一角にあるお店。 昼時は割と混んでいる場合もあるが座れない…ことはないと思うので団体でなければ食べるのには困らないはず。 営業時間は周辺の店と違いランチ時間帯、ディナー時間帯のみというくくりではなく 開店からずっと閉店時間までいつでも入る事ができるのでありがたいが、逆に閉まる時間そのものが19時半くらいと早めなので注意。 ラーメンなど一般的なメニューからカレーライスなどもある。 そのどれもが比較的安価で食事が可能。 観光地価格というよりも地元密着型の店舗と言える。 スープの熱量が比較的高いので出来立てを食事するときは勢いよく飲むと火傷しちゃうよ! 冷めてるより、よっぽどいいので個人的には大歓迎!