マッキー牧元の口コミ

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一年三六五日600外食を続けるタベアルキスト おすすめ度基準 東京からおよびその地方の水準以上の美味しい:★★ そこに個性や特筆すべき点があること:★★★ 日本最高レベル:BEST
よく行くエリア:銀座・新橋・築地 投稿の多いジャンル:フランス料理
マッキー牧元 の人気の口コミ
命の豊かさをはらみながら、どこまでも澄んだ海と森がいた。 作る寸前に殻を開け、手で裂いて半生に火を通した貝柱には、いやらしい饒舌な味がなく、無垢な甘みだけが膨らんでいる。 そこへ、ニンニクで炒めたヒモの食感とカルボナーラの… 2017年06月27日 11:26
「お前に、世の中で一番おいしいTortilla de patatasを食べさせてやる」。 そう言って連れて行かれた食堂で食べたトルティージャは、今までとは様子がまったく違って、素晴らしかったという。 酒井シェフが今年5月にスペイン南部を旅した… 2017年07月28日 20:01
前菜は、「炭火で軽くあぶった鰆、エコファーム浅野から届いた牛蒡とそのピュレ 焼きそら豆とその葉」。 子供の悪戯描きのように、牛蒡のピュレが皿になすりつけられ、鰆とそら豆、空豆の葉と花が散らされる。炙った鰆の香りと牛蒡の香り… 2017年06月28日 09:45
ここは私が、日本で最も素晴らしいと思う酒亭である。 もう10年の付き合いとなるこの店には、割烹というには気取りがない。 居酒屋というには料理が図抜けている。 小料理屋とも言いたくない。ゆえに酒亭と呼ぶ。 名古屋浄心にある「花いち… 2017年06月27日 17:57
僕はいままで、鮎のなにを見てきたのだろうか。 一口食べて唸り、考えた。 鮎を西洋料理で出すのは難しい。いや日本料理だって、岐阜「泉屋」の泉さんが焼く塩焼きを食べてからというもの、「知る悲しみ」を得てしまって、なかなか満足がい… 2017年06月28日 13:51
長い間、「もんじゃ焼き」をバカにしていた。 良さはわかるが、積極的に食べようとは思わなかった。 発展性がない。同じように具材が限られたお好み焼きと比べても、焼く人によって味が変わるといった深さもない。 あれは子供の食べ物だ… 2017年07月31日 11:49
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四ツ谷 餃子 ~8000円
30年通っているが、麺と水餃子以外、一度として同じ料理に出会ったことがない。 葉の香りを生かした「春菊と鳥の白和え」。 鴨の肉汁が迫る「カモ肉ロースとの冷製」。 精妙な引き算の味付けで、切れがいい「豚耳の辛油和え」。 皮のうまさ… 2017年08月04日 20:05
心がくにゃりと溶けた。 もはや笑う事しか出来ない。 夏トリュフの中で、最も香り高いと言われるウンブリア産を、鯛とクリームと合わせ、ムースにする。 トリュフを敷いた器にムースをのせ、鶏胸肉と牛モモで取ったブイヨンに、大量のトリュ… 2017年07月24日 22:12
豚の時代である。 鹿児島完全放牧黒豚の肩ロース肉炭火焼は、これで1100円である。。 モモは1000円、オーストラリア仔羊鞍下肉1400円。安いッてんでどんどん頼んじゃう。 ワインもがぶがぶ飲んじゃう。嬉しいねえ。 肉汁が口の中を暴れ、渦… 2017年07月24日 22:11
何度食べても、出されるたびに息を呑む。 「ぽん多」のタンシチューには、神々しい美しさに輝いていて、フォークとナイフを取ることをしばし忘れてしまう。 かたまりに、ナイフを立てれば、すうっとナイフが肉に吸いこまれていく。タンは… 2017年06月28日 14:57
器にナスがひとつ。 飾らない。てらいがない。これが本当の京料理なのである。 箸を入れれば、吸い込まれるように包まれて、口に運べばムースのように崩れていく。 繊維などなく、ふんわりとろんと甘く溶けていく。 「これをご飯にかけて食… 2017年06月28日 09:46
中庭の藤が輝くころ、岡山「紺屋荘」では、「鮑とレタスのしゃぶしゃぶ」が用意される。 若女将が、薄く薄く切った鮑とレタスを、出汁に潜らせて取り分ける。しゃぶしゃぶといっても、熱い出し汁に5秒ほど浸けるだけである。 鮑はくるりと… 2017年06月28日 13:53
初鰹である。 渋谷 「かつお食堂」へ初鰹(初来店)である。 カツオ頭にまとめた髪に、きりりとねじり鉢巻をしたカツオちゃんか一人で切りもる食堂は、朝8時過ぎに訪れた。 出来ますものは、削りたてかつお節かけご飯の定食のみである。 毎晩… 2018年05月29日 11:33
世界最古と言われるパスタは、バジルの香りと松の実のコクをまといながら、口の中でもっちりと弾む。 誰かが、船橋屋のくずもちのような食感だねと、親しみを込めた表情でいった。そう我々はイタリア人ではないのに、どこか懐かしい。もっ… 2017年06月28日 17:42
驚きの連続だった。 土佐清水のヒラソウダガツオは、まず背側を食べる。 身が舌にピタリと吸いついて、その肌には、触れてはいけない純真がある。 きめ細かい肉質に、歯が抱かれるように入っていく。 濃い、鉄分のエロスがにじみ出る。 「… 2017年09月14日 10:52
博多の酒亭「久米」のおいしいもの。 いわしの油漬け、鯛のコブ〆 丸小かぶ、豚足、 ワサビ漬け胡瓜、かなぎの干物 あさり紹興酒漬け、 シロ焼き、おでん、鳥もも焼き、皮付き豚、 ポテサラ、黒海苔 そしてラーメン。 「ガイドブック見て… 2017年08月07日 11:02
噛めば甘露のエロスが滲み出る。 十日町の澄んだ水が生んだ妻有ポークは、汚れのない滋味に満ちていて、噛みしめる度に命の深さを滴らせる。脂は甘く、舌の上で溶け、顔がだらしなく崩れていく。入念に、入念に火入れされた豚は、しっとり… 2017年06月28日 14:58
熱々の衣を手で持ち、がぶりとやる。 カリリ。 噛み口から湯気が上がって、白い肢体が現れる。 ほの甘く、静かに衣の中で生きている味に、口元が緩む。 その優しさと、油を抱いたパン粉ののワイルドが、 相反するものが、互いを立てあい… 2017年09月14日 10:52
危険な鍋である。 スープは、毛湯をベースにした麻辣湯と薬膳豆乳湯に茸湯。大きな朝鮮人参が入った薬膳豆乳湯は、豆乳と朝鮮人参の匂いを和らげるため、金華ハムが入っている。茸湯は十種以上の干し茸、麻辣湯は炒めた自家製豆板醤の味わ… 2017年06月28日 14:57
中野坂上「鮨 与志乃」にようやく出かけることができた。 「京橋 与志乃」時代には、数回ほど出かけたことがある。 ご主人石塚信一氏は、名高い「与志乃 本店」出身で、「すきやばし次郎」小野二郎氏の兄弟子にあたる職人である。 お酒が… 2018年05月29日 11:32