三浦 聖史さんの My best 2023

【激戦区池袋でも古参のグルメバーガー店】 池袋はグルメバーガーの激戦区ですが、2008年開店のこのお店は、かなりの古参になるでしょう。数年ぶりの訪店でしたが、健在で何よりです。 『チーズバーガー』(1,500円税込) トッピング豊富ですが、シンプルなこのバーガーが1番素直に美味しさを楽しめる気がします。 バーガー本体の旨さもそうですが、自家製タルタルとケチャップの味わい、添えられた3種類のポテトフライとピクルスが、充実感と満足度を高めてくれます。 ハンバーガーが「一皿のコース料理」というのを、よく体現している名作だと思います。 #ハンバーガー

【蔵王温泉にて、名物ジンギスカン】 ジンギスカンは北海道のイメージが強かったのですが、発祥は山形県蔵王温泉であるそうな…昭和初期に緬羊飼育が盛んであった事、伝統工芸の山形鋳物で独特の鉄鍋が生まれた事などが影響したようです。 『ジンギスカン定食』(1,800円税込) 羊肉・野菜・ご飯・味噌汁・小鉢・漬物のセット。鉄兜を模したとも言われる鉄鍋を熱し、全面に脂を塗り付けます。頂点で肉を焼き、裾野に野菜をセットすれば、肉汁が溝を伝わり野菜を美味しくしてくれる寸法。よくできています。 厚切りの羊肉は臭みもなく肉々しい歯応え。にんにくの効いたタレが良く合います！ 『ジンギスカン肉追加』(800円税込) 『ライス』(100円税込) を追加し、お腹一杯になりました！ 観光地ゆえの、オーダーストップ・閉店時間の早さには注意が必要かもしれません。

【ボリューム満点 五寸釘の刺さったハンバーガー】 池袋駅西口から徒歩10分程、グルメバーガー激戦区で、ソムリエ資格を持つ店主の作る個性的なバーガーが魅力です。 『ビバラバーガー』(1,800円税込) 店名を冠したこの品は、イタリアのポークソテー・ポルケッタをパティと共に挟んだボリュームたっぷりのバーガーです。支えるのに五寸釘が刺さってきます！ バゲットのようにパリッとした特製バンズ、ポルケッタは丸くバーガー形にカットされ、最後まで楽しめるように工夫されています。添えられたハラペーニョをかじると、辛さで舌がリセットされ、バーガーの味を再度新鮮に味わうことができます。本当によく工夫された、独創的なハンバーガーです。 #ハンバーガー

【神田駅近、日本人の口に合う南インド料理】 神田駅西口から歩いてすぐの南インド料理店。「日本人の口に合う」のが高評価のようです。 『アーンドラ ダバ ディナー ノンベジ ミールス』(1,890円税込) ミールスとは定食の事、複数のカレーとライス・チャパティをいろいろ組み合わせていただけます！基本は野菜のカレーらしいですが、せっかくなのでノンベジで。基本の野菜・豆に加えて、羊・鶏・海老のカレーがついてきます。 ミールスは、中央のバスマティライスを広げ、周囲のカレーを少しずつかけていただくのですが、複数カレーを混ぜ合わせ、自分好みの味を作り出すのがとても楽しい！合間にクレープのようにもっちりしたチャパティ、豆粉でできた塩気の強いパパドで更なる味変も行います。 ミールスにも入っていましたが、トマトベースのスープ『アーンドラ ラッサム』が程よい酸味で、蒸し暑いこの時期にとてもよく合い美味でした！ 次は南インド料理独特なドーサも食べてみたいですね。 #南インド料理

【天童の名店 賄いから生まれた名物料理】 「鳥中華」は山形県発祥のB級グルメ。和風だしスープに中華麺を入れ、鶏肉・天かす・海苔などをトッピングした料理です。その誕生がこのお店との事。賄いから裏メニュー、そして名物になったようです。 『鳥中華』(870円税込) 確かに蕎麦屋の食材で作られている。しかし肝心なのはたっぷり加えられた胡椒。これで味わいがラーメンになっています。昔、孤独のグルメで紹介されていた、鳥取のスラーメンと同様なのかもしれません。 『将棋ざるそば』(980円税込) もう一品、こだわりの十割そば。やはり天童名物の将棋の駒を模した器に盛り付けてあります。太く黒い田舎蕎麦は強烈な風味！味が強くて、少し汁が物足りなく感じるくらいでした。 #鳥中華 #蕎麦

【お蕎麦屋さんの本格カレー】 栃木駅南口から徒歩5分、一見普通の蕎麦屋ですが、隠れた名物があります。 『ミニカレー丼セット(ランチ)』(1,100円税込) 選べるそば・うどん+ミニカレー丼+香の物+コーヒーのランチセット。春爛漫のお昼には、冷たい二八・更科のざるそばも嬉しいけれど、注目はこのカレー丼。トマトの酸味とスパイスの辛味のチキンカレーに素揚げの野菜がトッピングされた本格カレー、所謂蕎麦屋のカレー丼とは全く異なる味わいです。 #蕎麦 #カレー丼

【佐野ラーメン名店の2号店 限定も美味しい】 佐野イオンモールに併設する、佐野ラーメンの名店・麺屋ようすけの2号店。開店と同時に満席になりました。 『わんたん麺』(1,000円税込) 『もつ煮』(520円税込) わんたん麺は本店にはないこの2号店の限定品。生姜の効いた肉餡が大ぶりの雲呑で包まれています。私見ながら、さっぱりとした佐野ラーメンの出来を左右するのは、生姜の使い方、と思います。ラーメンももつ煮も、しっかり風味を活かしながら、尖りなく味のまとまりを崩さない、流石の仕上げ。 ツルもちっとした麺、柔らかな焼豚などの具材、やはり完成度の高い一杯です。 #佐野ラーメン