Ichiro  Kadowaki

Ichiro Kadowakiさんの My best 2023

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千葉県

洋食

Ichiro  Kadowaki

“アラフィフ男の「黙って一人飯」” ♯120 井之頭五郎の足跡を辿って@旭市 【オーダー】 塩わさびの豚ロースソテー 仕事で旭市に行くと決まった時から、夕食を食べる場所も同時に決めていた。 店の営業時間は夜のみ。 仕事終わりにちょうど良い。 予定通りに仕事が終え、すぐに店へ向かった。 店の横の駐車場は予想通り混み合っていたので、地元の人に予め教えてもらっていた、店から徒歩1分の商店街の駐車場に車を停める。 なんと駐車場料金無料。 特にネオンや看板などもなく、店先を照らす灯りはない。薄ら店内の光が窓から洩れている程度で、訪問目的でもなければ間違いなく気づかずに通り過ぎるだろう。 ゆっくりと扉を開けると、カウンターに座る常連さん3人が振り向く。 すぐに奥の厨房にいるマスターを呼んでくれた。 あとで分かったが、この日はお店のスタッフさんが休んでるようでまさかのワンオペになっていたのだ。 ワンオペ状態のため、マスターはやんわりと断ろうとしてる感じだったが、常連さんたちがなぜか迎え入れてくれる形で、カウンター席に座らせてもらった。料理提供まではかなり時間がかかると言う条件付きで。 常連さんたちは、カウンターに入って自ら飲み物を作ったり自由気ままで楽しそうだ。これが日常なのだろう。マスターとの関係性がよく分かる。 新たなお客様が2名、入店してきた。 予約をしているとのこと。 私を断りたかった理由が分かった。 待っている間、ボーッとTVを見てる私にも、常連さんたちは声を掛けてくれた。どこから来たのか?何しに旭へ来たのか?などなど。色々話をさせてもらった。気を遣ってくれてるのが分かった。気さくな皆さんのお陰で待ち時間は苦にならずあっという間だった。 そして最初の皿が届く。 「口封じのスープでーす」と言いながらマスターがキノコのスープを持ってきた。 料理が遅い!まだか!と言われないようにとりあえずスープを飲ませて口封じ、と言う意味だそうです笑 ユーモアセンスもいい。 スープはキノコのポタージュ。キノコのエキスがしっかりと効いていて、パターの風味も良くとても美味しい。完全に口封じされました。 そして程なく、メインディッシュが登場。 皿からはみ出さんばかりのポークソテー。 肉の厚みもすごい。たっぷりのワサビは鮮やかなグリーン。鼻に抜ける良い香り。 付け合わせは、レタスに千切りキャベツ、トマト、カットレモンに、カレー風味のポテトサラダ。別皿で塩。 まずは肉だ。ナイフがサクッと入る。 一切れにワサビをしっかり乗せてパクり。 おー、辛い。涙が出る。 肉とワサビの相性は抜群。 そしてこの肉、脂のバランスもよく、歯切れもいいのでこの厚みでもすごく食べやすい。 想像以上にワサビが効くが、ポテトサラダと塩を使い、上手く調和させると肉の旨みがさらに引き立つ。 実は旭市は豚肉産出額が全国2位。 この豚肉はまさに産地ならでは。納得。 会計を済ませ、店を出ようとすると、マスターがタバコを加えたまま見送りに来てくれた。店の外で少し会話をしてから駐車場に向かった。 話し方はとてもフレンドリーで初対面とは思えないくらいのフランクさがあったが、最後まで丁寧に接してくれるマスターの人柄、それが常連さんが集まるこのお店を作っているのだと思った。 また寄ってくださいね、という言葉が、サービス業のお決まりのフレーズではなく、心が入ってるように感じたのは気のせいかな? 素敵な時間と空間をありがとうございました。 次に来た時も、カウンターに座らせてほしい。

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“アラフィフ男の「黙って一人飯」” ♯116 群馬からの使者は幅広い鬼? 【オーダー】 ざる三昧 鬼ひも川 上州舞茸天ぷら オフィスの近くに最近人気のうどん屋があると®️で情報をGET!早速、仕事終わりに寄ってみた。 日本橋高島屋の脇道を歩き裏手へ。 ガラス張りで店内がよく見え、大きな看板にも明かりが灯り、すぐにそこだと分かった。 店内に入るとギフトコーナーがある。 店内は明るく、賑わっている。グループでお酒を楽しんでる方々、カップル、ファミリーなど、多様な客層を見ると、万人ウケする店なのだろうと感じた。 早速メニューを拝見。 一品料理が並んでいる。これは夜用おつまみメニューだな。うどんで〆る飲み会、いいなー。 お酒が飲めない身体の私はうどんメニューへスキップ。 最初から決めていた幅広麺。 名前は、鬼ひも川。 メニューによると、うどん天下一決定戦で三年連続で日本一になったとのこと。 つけ汁を3種類選べる三味をオーダー。 さらに忘れてはいけない、天ぷら専用の舞茸を使った、上州舞茸天ぷらも付けた。 久々にワクワク感のある待ち時間。 黒豆茶を飲みながら待つ。 やってきたのは美しいうどんが折り重なった姿。 円形の器は温度が保たれる工夫がなされている。 つけ汁は、ノーマルな醤油系「伝承つゆ」コクと香りのハーモニー「黒胡麻山椒つゆ」スパイシーなのに和風出汁を感じる「旨だしカリーつゆ」。 早速幅広麺を箸で持ってみる。これは美しい。 最初は、伝承つゆでいただく。麺の口当たりが滑らか。もちもちで食べ応えもあるが、喉越しが気持ちいい。 次は、黒胡麻山椒。麺の滑らかさが胡麻の食感を活かす。山椒が効いて口の中が楽しい。 最後に、旨だしカリー。和風出汁のカレーは間違いない。うどんとの相性は抜群。 忘れちゃいけない。舞茸天ぷら。 天つゆに大根おろしとおろし生姜でいただく。 サクサク、肉厚の舞茸。味が濃厚。揚げた後もしっかりと舞茸の味が残る。 うどんを食べ進めると「鬼」の文字が出てくる。 鬼ひも川。初体験にして虜に。 これはまた食べたい。 次回は鬼釜。そして出汁釜めし。

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千葉県

定食

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しれっと復帰! “アラフィフ男の「黙って一人飯」” ♯128 ザ・昭和オムライス@柏 【オーダー】 オムライス(大盛)+ミニサラダ 車で旧沼南町方面へ。 自衛隊基地のすぐそば、鮮魚街道沿いの白い建物。 海沿いの食堂という感じの雰囲気だが、ここは千葉県柏市。 店横の駐車場に車を停め暖簾をくぐる。 まだ昼前ということもあってか、席には少し余裕があり、入り口付近の1人用席に座る。 客層は男性のグループが多い。 オーダーはオムライス。サラダ付きにした。 続々とお客さんが入ってきて、ほぼ満席。 ラッキーだったかもしれない。 そして黄色と赤色のコントラストが美しい一皿が目の前に。 少し緩めの薄い卵の上にたっぷりのケチャップ。 もちろん中身はケチャップライス。 これぞ、オムライスだ! すぐに食べたい衝動を抑え、まずは野菜ファースト。 サラダを平らげた後、スープを一口。 このスープが美味いんです。 それでは、いざ、刮目! スプーンをオムライスに投入しファーストコンタクト。 卵とライスとケチャップをバランスよく口へ運ぶ。 これだよ、王道のオムライス。 ナルトが入っていたのが、印象的。 大盛はしっかりとした量だと思ったが、完食まではあっという間だった。 胃袋がご機嫌に仕上がった。 すでに店内は満席で賑わっているものの、回転も早い。 麻婆やカレーも気になる。 次はいつ来れるか。そう思うと楽しみだ♪

4

東京都

割烹・小料理屋

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“アラフィフ男の「黙って一人飯」” ♯107 魚が食べたくなったらここかも 【オーダー】 銀ひらす漬焼定食 日本橋の小さな路地。メニュー看板が道路に置かれているのを見ると、車も通らないような細い路地ということが分かる。 地下に階段を降りると女性スタッフが明るい声で迎えてくれた。 13:30にもなるが、店内は非常に賑わっており、カウンター席に案内された。 目の前にある定食メニューとにらめっこ。 ブリとサーモンが売り切れと案内をいただく。 普通ならサバに行くところだが、その隣に記載のある魚が気になった。銀ひらす? カウンター越しに聞いてみると、脂の乗った白身魚ですとのこと。初物好きとしては行くしかない。迷いなくオーダー。 すぐにググってみると、オーストリアなど南半球では高級魚として扱われている魚らしい。別名シルバー。 最初にお茶とお新香が届いた。これだけで始めちゃうよって感じだが、メインが来るまで待つ。 カウンターの向こうで焼いているのが分かる。 程なく、白飯と味噌汁、そして銀ひらすが登場。 良い香りとツヤ。間違いなく美味しいやつ。 早速、魚を一口。熱々。火傷しそうなほど。 ブリに近いけど、もっと身がほぐれやすい。銀鱈よりかな?脂も乗っていて濃厚。大根おろしと一緒に口に運ぶのがちょうど良い。 味噌汁の塩気もいい。白飯はツヤツヤ。香の物は白菜と昆布にガリ。ゆっくりと三角食べで進める。 温かい食事が身に沁みる。そしてなぜか懐かしい。母親が作ったご飯を思い出す。幸せなひと時。 心の底から、ご馳走様を言った気がする。 魚を食べたくなったらここだ。

5

千葉県

居酒屋

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“アラフィフ男の「黙って一人飯」” ♯108 鶏肉が大好きなオヤジはどっち? 【オーダー】 豚汁つけ蕎麦とミニ焼き鳥丼セット この店の前は車で何度か通っていたが、昼時はいつも駐車場はいっぱいだったという記憶。 13:00過ぎ。やや駐車場にも空きが。 すぐに車を入れる。ようやく初入店。 店構えは昭和の旧家を改装した様子。 「鳥おやじ」という看板。店主が鳥好き? 普通の家の玄関に入るイメージ。 靴を脱いで上がり、店の奥へ。 知り合いの家にお邪魔してるようなアットホームな雰囲気だ。 注文は鴨汁にしたかったが、焼き鳥丼と鶏が被るので豚汁を選択。 焼き鳥を焼く時間が少しかかると丁寧な案内があったが、それほど待つことなく運ばれてきた。 お盆いっぱいに料理が並ぶ。 つけ汁になる豚汁に薬味が付く。さらに蕎麦湯まで。これはちょっと珍しい。そして嬉しい。 蕎麦を細く美しくカットされている。 薬味のネギと胡麻、わさびを加えた豚汁に蕎麦を付けていただく。これはいい。 一気に一枚を平らげ、蕎麦湯を投入。 豚汁っぽいツユとミニ焼き鳥丼で後半戦へ。 焼き鳥は、もも肉とつくねとそぼろ。そしてネギ。 しば漬けも加えて食べる。 炭焼きの香ばしさがいい。一口食べてツユを飲むの繰り返し。間違いない。 後半戦はすぐに終了。 デザートのみかんで、ご馳走様。 次回は鳥の店でしょうが焼き!? 店主に負けないくらい、私も鶏好き笑

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埼玉県

うどん

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しれっと復帰! “アラフィフ男の「黙って一人飯」” ♯127 江戸時代創業のうどんの名店@飯能 【オーダー】 肉つゆうどん+かきあげ 仕事で飯能へ行った時のこと。 駅近くのうどんの老舗に伺った。 車を店の横の駐車場に運良く1台分空きがあり停められた。 店の前には2組待ち。 趣のある古民家。 店員さんがメニューを持ってきて人数確認。 行列対応も手慣れたサービス。 うどん屋は回転が良い。 10分ほどで席に案内される。 席はすべて小上がり。 珍しいのは1人用席が外側を向いて座ること。 これが意外と落ち着く。 すぐに料理が運ばれてきた。早い。 うどんは茹でたて、かき揚げは揚げたてというわけではなさそうだ。回転の速さに納得。 薬味はネギ。七味とゆず香もセットされ、 蕎麦湯ならぬ、ゆで汁も準備されている。 人気店ならではの効率化が現れている感じ。 うどんは武蔵野うどんかと思いきや、少し違う。 麺の太さも程よく細くて舌触りがすごくいい。喉越しの良さが際立つ。 肉つゆも、椎茸とネギのシンプルな具材と濃いめの味付け。出汁がいいんだと思う。 かき揚げは揚げてからちょっと時間が経過したもの。衣はしんなり。汁をよく吸う。あらかじめカットしてあり食べやすい。 調味料で味変をしながら楽しむ。 締めにゆで汁でつゆを飲み干す。 こういうタイプのうどんは美味い!好き! でも、賛否両論あるのかな?