こんな素敵な本格四川が身近に! カウンターがメインの店内は、やや入店を躊躇わせる作りですが、中に入れば丁寧な接客のマダムと四川一筋の料理人のご主人が温かく出迎えてくれます。 何度かお邪魔していますが、どれをどう食べても新鮮な感動に包まれハズレがありません。 今日は定番の「冷製前菜の盛り合わせ」 「麻婆豆腐(羊肉)」に加えて、 「ナマズの四川風」を頂きました。 前菜は、砂肝、焼豚、ピータン、棒棒鶏、ピクルスと5品がびっしりと。それぞれにかかっているソースが個性豊かなスパイシーさで、嫌でもお酒が進みます。 絶品の麻婆豆腐は、辛味は程よく花椒も効いていますが、特筆すべきは、羊肉の挽肉がまろやかさとコクと旨味をこれでもかと加えていること。なかなかお目にかかれない旨さです。必食。 シーズンなのか、ナマズが激推しされていたので、味はお任せで注文したら四川風の餡掛けで提供されました。カラッと揚がっているのに、コラーゲンの塊かと言うようなふわふわの食感と口溶け。癖になる美味しさです。 これに、セロリ水餃子ととうもろこし麺の四川風あえ麺を食べ、ドリンクも4杯ずつくらい飲んで1人5000円ちょっと。このクオリティでこのコスパは素晴らしい。 ご夫婦で極限までコストを抑えているから為せる技。 感服致しました。 夜は、ドリンクと前菜一品を頼むのがお約束。その辺は食文化としてのこだわりを持つご主人のお考えですので、心得て行かれると良いかと思います。