北島亭大石シェフが、銀座に出された新店。 なんとFrenchをお寿司屋さん風のカウンタースタイルで、それもliveキッチンで。 およそ3時間のエンターテイメント。 大石シェフのこだわりがたっぷりつまったコース料理は、誰にでも分かりやすく、丁寧な説明とともに提供されます。(以下、長文になります!提供順不同) 雲丹のゼリー寄せは 市販のゼラチンではなく、牛や豚から抽出しているそう。ボーンブロスマニアの私的に大興奮。 栗とフォアグラムースの最中は 甘じょっぱくて、食べたことのないクリーミーなハーモニーに酔いしれる。 こちらを満面の笑みで渡してくれる女性のスタッフさん「栗とフォアグラの最中でございますっ(*^^*)」のコメントが可愛くて。 付きだしの挨拶代わり、と差し出された カニとキャビアスモークのサンドは キャビアが食材に合うように敢えて桜チップでスモークしている気遣い。 牡丹海老のお寿司は なんとマデラ酒浸けの海老と、酢は赤酢かと思いきやバルサミコ酢。これも最高でした! すっぽんとトリュフのスープは 独特のスープの粘りは、さすが6-8時間煮出したという、しっかりとすっぽんの旨味を感じます。 セップ茸なんて(産地によってポルチーニと名称が変わる)このサイズは初めて見た。見事な大きさのままフリットに! 鰻の白焼きは目の前の焼き場で 炭火で炙られて、見ていて楽しい。 何よりも感激したのは 丁寧に脂を取り除いた子羊を網(脂)で包み、しっかりパイ生地で包み焼いた後に、パイと網を剥いだ後、 子羊の肉のみ提供されるという手間暇かかった一品。子羊が苦手でも食べられるように、というシェフの優しさの塊です。本当に臭みゼロ。 さらにさらに 〆が飛騨牛のカレー。これはカレー好き的にポイント高すぎて。もうため息。最近〆カレーのコース料理が増えていて嬉しい。 合計15品程を3時間弱で12席のお客様相手に かなり手際よく、丁寧なコメント付き&写真タイム込みでこなす大石さんは、まるで食の魔法使い。 エンターテイメント性だけでなく とにかく美味しさと驚きの連続で これはもう、私のベスト2019! いや約30年間のベスト1(*´-`) ありがとうございました! #Retty投稿一番のり♪ #食欲の秋投稿キャンペーン