Chinatsu Doi

久々のヒットです。もうね、何を食べても美味い。酒飲み党にも、しっかりご飯党にも、嬉しいラインナップ。適度な量で女性客が多いのも納得です。店内は狭く、ユル～い雰囲気。店員さんも暖かい接客で和めます。予約はマストです。

塩尻祭りに行く前の腹ごしらえ！で、こちらのお店に伺いました。地元の人達がふらっと飲みに来るようなアットホームな居酒屋さんです。今回は飲みませんでしたが壁には焼酎の瓶がずらり。名物の山賊焼きがお目当てです。ちなみに単品ではお腹の具合に合わせて『特大、大、中、小』とサイズが選べます。今回は定食を頼みました。山賊焼き、味噌汁、ご飯、漬物付きで1300〜1400円代です。サイズはA、B選べますがどちらも大サイズでそのボリュームたるや食べ盛りの男子も大満足であろう代物。山賊焼きとは、大きな鶏の骨付モモ肉を衣をつけてカラッと揚げたものです。一口食べると『カリッサクサクッ』の幸せな音の後、『ジュワ～』と肉汁と共に下味の醤油ニンニク風味が溶け出してきます。ご飯と一緒に食べるとこの世の幸せの極みかと思うくらいです。私は冷や奴や馬刺しなどを頼み、連れと半分こしながら食べましたが、ちょうどお腹いっぱいになるくらいのボリュームでした。この日は各テーブルにサラダのサービスがあり、お店のお母さん達もゆるい感じで知人宅でご飯を頂いたような暖かさがありました。塩尻に再訪したら、またぜひ行きたいお店です。

古民家を改装した店内は不思議と落ちつく畳のお座敷です。隣の席との距離が近いのでお手洗いに立つ時などは若干気を使いますが、ここで日本人の慎ましやかさを見せるべく孤軍奮闘しました。肝心のお料理ですが、トロロ鍋は水菜や沢山のお野菜やお肉が出た出汁がトロロと絡まり、とても優しいお味でした。寒い日だったので熱燗と共に身体を暖めてくれました。またお鍋の季節に行きたいな！

カウンターメインの大人なお店です。ここは旬の野菜の天ぷらが美味しい。今回はヤングコーンを頂きました。ヒゲも別で揚げて新鮮な食感の違いを味わいます。美味い。そして日本酒が良くあいます。ぐびぐびいってしまいます。店員さんから青森の珍しい地酒を勧めてもらい飲んだのですが、フルーティーな青臭さで眼から鱗でした。蟹の和え物もコクがあって日本酒にピッタリでした。季節を感じるご飯屋さんです。