Shigetomo Niioka

神と崇める、まるみの「中華そば細麺」。ちぢれ細麺に濃厚なうま味がよく絡む。スープの澄んだ色味からは想像もできない味わい。この味覚を超えるラーメンは極めて少ない。ねぶた祭りの期間中、気温31℃が越えていてもエアコンのない店内はほぼ満席。

鯖街道の名店。メニューには、極上、特選、元祖と様々あって目移りするが、焼鯖寿司を見落としてはいけない。分厚い鯖と酢の効いたシャリ、そこに塩味が加わって、おいしさが倍増するが、焼鯖寿司には、さらに香ばしさが増す。

おいしいお寿司屋さんです。季節になると、あん肝とゴルゴンゾーラなんて、ふつうのお寿司屋さんではお目にかかれないような味覚に出会うことができます。いえいえ、創作料理のお店じゃないんですよ。トラディショナルな江戸前寿司のお店です。以前、京都の鯖寿司の話をしていたら大将がお土産に鯖寿司を持たせてくれました。とっても美味でした。負けず嫌いなんですね。

お寺から予約していただいて友人と食事をしました。そばに嵐山の桜が練り込まれていて、春の風味が口のなかに広がりました。春を祝う食事でしたから、それはそれはめでたいものになりました。ご主人の心配りに感謝するばかりです。