三宮界隈をあてもなく歩くのが好きです。 今回の2番目の目的は「ビフカツ」です。 1番目の目的は「ラヴニュー」のケーキでした。 ランチが終わらないうちにと新開地の「◯◯◯」(店名)に向かいました。 2時前に到着すると、何と「CLOSED」の立て看が。思わずその場にしゃがみたい気持ちにかられました。 確か、花隈駅からほど近いところに「洋食の朝日」があったはずです。到着すると店頭には先客が10人ほど。閉店時間の10分前に着席できました。 テレビで紹介された「ビフカツ」を見る限り、デミグラスソースでは肉に負けてしまうのではないかという思いがありました。 デミグラスソースがしゅんでいます。肉を口に入れると思わず声が出てしまいました。(しゅんでいるは関東では使わない表現です、私は関西出身ではありません) 何という柔らかさでしょう。2口噛むと消えてしまう食感でした。 東京で出される「牛カツ」とは全くの別物です。 衣は東京でいう荒いものではなく、非常に薄く感じました。衣の薄さと肉の柔らかさは、デミグラスソースがベストマッチに間違いありませんでした。 もし同じビフカツを東京で出されたら2,000円は下らないでしょう。 昼に食べたケーキも素晴らしかったのですし、神戸の「ビフカツ」は更なる一品でした。 次回関西に来る事があれば、真っ先に神戸に向かうでしょう。神戸の方が羨ましいです。 会計時に「◯◯から来た甲斐がありました」とレジの女性に伝えると、「肉の仕込みには手を掛けています」と笑顔で答えてくれました。 厨房に立つご主人が、笑顔で会釈をしてくれたのが有り難かったです。 #肉の日