志津 望

志津 望さんの My best 2018

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1

東京都

割烹・小料理屋

志津 望

優しい味と一言では全く言えない。なんでしょうか。この「余白」だったり「控える」だったり「出汁」だったり。とはいえシンプルということでもなく、そういうミニマルな工夫が絶妙で、なのに食材の魅力は全面に出ていて、料理一つ一つにストレートなメッセージがあるというか、そういった作り手の業と心のこもった和食だと思います。最近行ったのは1年前ですが、洗練が止まりません。お店が移転リニューアルして内装とか食器とかアップデートしたのですが、今や逆に、そういった周りのことが追いつけてないくらい、料理が美味しくなっていると私は感じました。

2

東京都

ベトナム料理

志津 望

セララバアドぶりの感動&発見。言うなればフレンチベトナミーズという新ジャンル。繊細なベトナム料理を個性豊かな白ワインとマリアージュする妙技を楽しめます。 オーナーソムリエの大越さん(元レカン)、基本的にはお店にいません。何をしてるかというと色んな国、色んな店、色んな場所に行ってコラボまたはインプット。そこで培ったワインバリエーションを、ベトナム料理と合わせるという未曾有のマリアージュを提案していただける。そんなお店は日本でここだけです。 繊細なベトナム料理というのは、例えば『穴子とパインの生春巻き』だったり『ほうじ茶のサラダ』だったり、そういう一風変わった食材の組み合わせの料理を、フレンチのようにワインとマッチングさせる、そういうキメ細かいパワーが込められてある料理のことです。 特に素晴らしいと思ったのが『スペアリブ』。煎った荒削りのスパイスを、炭火で香ばしく焼いたスペアリブに蜂蜜を塗って纏わせて、数種類のハーブと味わう逸品。肉と草を手づかみでワシワシ食べるのが一番美味しい食べ方だと思います。蜂蜜で少しベタついた手で、キレイなグラスを傾けて飲むのは、それまたクセのある白アルザスワイン。ワインの香りとは思えない汗臭さというか(失礼)、鼻にツンと来るワイン。このハーブやスパイスの香りとワインの香りが、まーーーー合う。 コースで頂いたのですが、前菜から〆のフォーまでピークが長い。フォーは鶏ガラとクレソンとライムと酒粕の組み合わせが、ウォッシュタイプのチーズのようにミルキーな味わいを感じさせて、なのにスッキリしてしまう何とも言えない不思議な味感覚。 そして最後、やはりベトナム料理だからか、こんだけ食べ飲みしてもヘルシー感がある。どんだけですか。 お店も小洒落ていて、接客も素晴らしいです。 香港とか台湾とか海外にありそうな名店の雰囲気を醸し出しています。 予算は13000円くらい。ただそのコストに見合うだけの新しい発見や刺激が待ち受けてます。 年末にして滑り込みマイベストランクイン。 #モダンベトナミーズ #フレンチベトナミーズ #マリアージュ

3

東京都

とんかつ

志津 望

もう美味しいというか、力強い。目黒のトンカツを代表とするお店の底力を体感しました。 甘い脂が染み込んだ分厚いロース、ガリガリと音がするほど存在感のある衣、それでいてこの肉と衣は離れ離れにならずに強く一体となっています。 大きなカットがまたこのトンカツの力強さを高めています。 さらにお店から醸し出される老舗ムードが、食べ終えた時に、本当の原始的なトンカツを対峙したような達成感を感じさせます。 昨日「こがね」さんのトンカツでマイベストしたのですが、早くもまたランクイン。さすがトンカツの街、目黒。大宝やとんきも楽しみです。 ただ店内は暑いので、この夏の昼は準備をしておかないとキツイです。 ちなみに食べたのはカキフライとロースの定食です。一緒に行った人が海老フライを頼んだからタルタルがついてきて、それをトンカツにかけて食べる邪道なこともしてしまいました。

4

東京都

イタリア料理

志津 望

すごくいい気分になれた肉肉ディナー。肉ばっかり食べると胃が重いとか食べ過ぎとかになりがちですが、今日はちょうど良い腹もちで、気持ちが120%の大満腹。なにせ「肉ってこんな美味しかったっけ」って思うほどの感動をしたから。この宮崎牛のランプは赤身風に見えますが、かじってみるとジュワッと甘い脂が広がります(以前食べたのは短角牛だったため、今回の肉は脂肪分が多く感じました)。そして少しの炭の香り。これを味わいたくて29に来たんだと思えました。 あと今日の勝因はステーキの前に「肉肉しいボロネーゼ」を食べたこと。もうトマトやチーズとかの余分な味はせず、肉と小麦がストレートに来ます。そこで食事を終えたからこそ、その後のステーキが気持ちよく食べることができたと思いました(これからプリモピアットとしてパスタを食べる食べ方にします。やはり私は定食とか白米とか食事感が好きなんだと確信しました。ただ食事を最後にしてしまうと食べ過ぎる傾向。それが過満足を促し、気持ちの満足度を下げてしまっているとわかりました)。 お通しで野菜の盛り合わせとパンもつくので、2人でここに行くなら、前菜・食事・肉・甘味の4品くらいがちょうどいいかなと思います。

5

千葉県

洋食

志津 望

私の好きなお店です。パイ包みスープとハンバーグが名物の洋食屋ですが、私がお気に入りなのは『海の幸ごはん』。少量の白米に大量の野菜と4〜5種のシーフードが盛られた料理です。上にかかるソースが、よく海老ラーメンなどに浮かぶ橙色の「海老油」のような魚介・甲殻類の香りと旨味があるソースで、とても美味しいんです。具は割と大きめにカットされてて、スプーンですくえる大きさじゃないので正直食べにくいんですが、なんかそれが丁寧にひとつひとつの具を味わえる工夫なのかもしれません。 1800円でスープ、デザート、コーヒー付きの満足値。

6

東京都

中華料理

志津 望

衝撃を受けてしまい、2日連続のシャンウェイランチ。骨まで食べれる醤油ネギの蒸し鶏の旨さといったら、堪んねぇです!しかも890円に含まれているサラダバーが、ちょちょ切れ生野菜ではなく、煮物、炒め物、漬物と一手間かけた料理が10種類(豆板醤のパスタ旨い)。さらに、おかわり自由のライス、スープがついてその値段。 このネギ醤油と言われる味つけがたまらなくうまい、、、昨日は蒸し鶏だったので、今日は「ネギそば」。こちらも当然同じ味つけで、アッサリなのにコッテリ。職場から徒歩2分の好立地で、これは通ってしまいます。

志津 望

ワインの地、勝沼の丘の上。夕暮れから夜景の変わり様を一望できるレストラン。名物は言わずもがなワイン(蔵ではタートヴァンを持って100種近くのワインを飲み比べできます。これは普通のレストランでは体験できません)。必然的にここの料理はワインと合うものになりますよね。名物はサラダと味噌スパゲティです。味噌スパゲティは驚きの旨さ、ここに来たら是非食べてもらいたいです。言うなれば味噌のカルボナーラですね。あと好きだったのは、シチュー。その牛肉はワインでトロットロに煮込まれていて脂身多め、本当に美味しいです。 空模様を眺めながら、こんなに美味しい思いができる勝沼ぶどうの丘。温泉もあり、宿泊施設もあり、まさに大人のテーマパークです。 #料理に合うワイン #ワインにこだわり

8

東京都

カレー

志津 望

私の中のインドカレーランクが久しぶりに変動。洒落てるのにパンチの効いたカレーと、タンドリーチキンの香ばしさに心打たれました。 お店の雰囲気はインド屋のギラギラした装飾がなく、カフェのような白い空間なので「小綺麗なカレーかな」と侮っていたところ、バターチキンのワンパンチが痺れました。トマトカレーも十分なパンチが効いていて、売り切れたほうれん草カレー含め、おそらくほとんどのカレーは日本人好みにアジャストされており満足できるクオリティだと予想します。 そしてパロタというデニッシュ風のナンが、カレーをよく絡み取り、パンチ力を高めてくれます。普通のナンよりもアッサリしてて重たくない。 あとタンドリーチキン。ランチにセットでついてくるのですが、焼鳥とかで味わう、あの「鳥の炭火焼きの香ばしさ」を万遍なく纏っています。 食後のチャイもココアのような濃厚さ。 目黒に住んでる友達が勧めるマーダル、痺れました、、、、

9

東京都

焼肉

志津 望

一枚一枚丁寧に。ってのも嫌いじゃないけど、やはり「ドサドサ」って感じの盛り方の焼肉が好きです。そのガツガツ行く感じがアニマルスピリットを奮い立たせて、それが美味しく食べられるスパイスになります。しかもここは安すぎ。これでもかと食べて1人5000円でした。どうなってるんでしょうか。そして肉と味付けがハイレベル。特にランプとタンがヤバい、彼らは忘れられません。

10

東京都

ビストロ

志津 望

ランチもかなりいい!公園の賑わいを優雅に眺められるテラスで、少し贅沢な肉料理をご飯と一緒にガッつける稀有なお昼ごはん。 ディナーでも手の込んだ肉料理が美味しくて気に入っているお店ですが、ランチもすごく高品質。 メニューはステーキやカレー。あのディナーでお酒と楽しんだ美味しいグリルステーキがご飯(白米)と食べられるなんて、私にとってはとても価値あることでした。 しかもa4黒毛和牛だけでなく、私の好きなピンク色の豚肩ロースもありました。豚肩ロースはただの塩焼きではなく、エノキを使った和風ソースで。豚肩ロース自体もすごくオイリーで美味しいのですが、その和風ソースと大量のネギ&カイワレがいい感じにアッサリさせて超美味しい。大盛り無料のご飯が進みます〜 あと特筆すべきはオーダーシートでアジャストできるカレーライス。バターチキンっていうセレクトがいいですね。しかもビーフカレーとハーフ&ハーフできるので、失敗や後悔をしない仕組み。 さらにトッピングはチーズ、パクチー、玉子など絶対うまいトッピングが3種まで無料というビッグサービスつき。 以上長々と書いた料理を、テラスで食べられます。 gwはとてもよい気候でした。ここのテラスは北向きなので直射日光も当たらないし、またビルと公園の間を抜ける涼しくて気持ちいい風が通るんですこれが。 土日の多くはイベントがあって、そこで燥ぐ子供達を温かい眼差しで眺めながられます。 ああ幸せとはこのことか〜なんつって。