栃木県小山駅から歩いて約5分。
神社の小さな鳥居をくぐり、
細道を歩いて数秒あるいて左手にある、
地元の方々しかわからかい店である。
オモウマい店にも出た事のある店だ。
昼時に訪問したが地元のお客様が2名。
ご高齢の女性3名が切り盛りをされている。
魅力的なメニューばかりだが、
ここは製麺所でもある。
うどんか焼きそばか悩ましいが、
ここは玉子焼きそばを注文。
小山産おにぎり付きだ。
まるで他人の家に上がり込んで、
昼時をのんびりしている感覚だ。
またはおばあちゃん家でくつろいでる感覚。
テレビでは連続テレビ小説、
ちゅらさんが再放送している。
僕はこのドラマが大好きだ。
と、まずは前菜3点盛り。
卵焼き、筍のひたし、大根煮込み。
手作りの家庭的な味。
そして次はおにぎり!と思った矢先、
「汁物ですー」とうどんが出てきた!
さすが製麺所。汁物がうどんだ。
うどんを注文するか迷ったので、
これはラッキー。
うどんは平打ち麺。しっかりコシもある。
そして小山産おにぎり。
具材は鮭。ふっくらボリューム満点。
塩加減もベスト。
あばあちゃんが握る幸せの味。
そして登場玉子焼きそば。
しかし既に僕はお腹がいっぱいである。
しかし久し振りの限界突破スタイル。
無心で頬張る。
気がつけば汗だくだ。
さらに最後はコーヒーがつく。
アイスコーヒーが欲しかったがホットだ。
これで税抜き780円だなんて信じられない。
めちゃくちゃ安いではないか。
最後支払時におばあちゃん店主達と会話をした。
「あらあらこんなに汗かいて、おしぼりいる?」
「そうかい、そうかい。東京からきたんだね」
人生の先輩方の優しさと料理を胸に刻み、
また僕は現実と言う非現実の世界に戻る。
ごちそうさまでした。