Hitoshi Tanaka
湯河原駅
パン屋
写真#1は、表面に砕いた大蒜を載せた柔らかパンで無敵である。 写真#2は、イングリッシュマフィン、むっちりした食感がある。 写真#3は、KFCでお馴染みのビスケット。 写真#4と#5は、パン・ド・ミ。四角の食パン型もあるがここのは円筒形。 経営しているご夫妻が研究熱心なので、食パン、フランスパン、惣菜パン、ピザなど豊富な種類のパンが楽しめる筈だが、それは朝の開店早々の僅かな時間帯に限られる。昼過ぎに行くと選択肢が限られてしまう。 さて、湯河原名物は温泉に加えて、ラーメンの「飯田商店」とパンの「ブレッド&サーカス」になったようである。昼下がりに向かうと10名以上の行列で、一度の入店は5名に絞っているので進行が遅い。飯田商店の予約時刻に間に合わないのではと気に病んでしまった。 以下余談ながら: 「ブレッド&サーカス」の店名を聞いて、歴史に詳しい方なら、ローマの権力者が市民に無償のブレッド(パン)と、娯楽(サーカス)を与えて、政治に対して無関心にさせる政策を指すことをご存知だろう。 数年前、エジプト旅行した際に政府が無償のパンを支給していて、それを受け取っている市民を目撃したことがある。こちらは貧困層に対する政策であった。 ここまで書いてきて、日本でも戦中から1969年までお米は配給制であったことを思い出した。各家庭に「米穀配給通帳」が配られて、これを持っていないとお米屋さんで米を買えなかったのである。脱線が過ぎた。ご興味のある方はネットで調べてください。