Kokubo Satoshi

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  • 餃子
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  • 中華
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坂内の冷やし中華 5月というのにとてつもなく暑い。こう暑いと冷たい麺が恋しい。あー、こういう時は冷やし中華に限る。そう思って店を考えるもこのあたりで冷やし中華が美味しそうな店があまり思いつかない。1店思いついて赴いてみたものの、冷やし麺は翌日からとのこと。そりゃそうだ。気候がズレてるんだもの。 そう思いつつ坂内を通りがかると冷やし中華的メニューをやっている。迷いなく飛び込む。 中華風冷やしラーメン 840円 構成は冷やし中華のそれ。酢の効いたたれにキュウリ、紅ショウガ、からし、そしてネギとチャーシュー。麺は坂内定番の平打ち太麺、チャーシューはお得意の肉感満載のジューシーなもの。たれは酸味を抑えてだしをきかせたもの。あー、喜多方ラーメンのフォーマットで冷やし中華をつくるとこうなるなという構成だ。どんぶりに氷が入っているのはなかなか珍しい。 私の冷やし中華好きは、昭和の冷やし中華の記憶からきている。その感覚からするとちょっとストライクゾーンからは外れる。麺が太すぎて軽さがないし、たれはもっと下世話に酢を効かせたい。チャーシューはもっと脂が少なくて堅いものでいい。 冷やし中華に関して私の好みは明らかに偏っているので、中立的な見解はほかのレビュアーに任せたいと思います。料理の質としてはなかなか高いレベルにあると思うのですが、私の好みではありませんでした。 しかし、ついまた食べるかもなぁ。

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渋谷駅

中華料理

200円の餃子の出来が素晴らしい センター街のど真ん中、宇田川警察の真後ろにあるこちら。有り体に言えば町中華、日本人に馴染みの中華。 ゴールデンウィークの最終日にお邪魔しましたが、すでに冷やしメニューが始まっていました。 冷やし中華 酢醤油味のスタンダードなもので、すりごま風味でないのに何故かタレは透き通っていないのは何故か分からず。タレの色と紅生姜が乗ってないこと以外は、至ってノーマルな冷やし中華でした。 焼き餃子 6個200円!蒲田に並ぶ価格。安い。 まず焼き目が綺麗でよく焼けています。そしてヒダがうっとりするくらいきれい。聞くところ、これは手包みなのだそうです。腕利きの厨師がいらっしゃるのでしょう。 雰囲気はいわゆる町中華のそれですし、中国人と思われる店員の応対は日本人にとって心地よいものではないですが、良心的価格でプロの料理が頂けるという基本がしっかりしたお店という印象でした、、、餃子一品の印象なんですが(^_^;)

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excellent

カリッカリの一口薄皮餃子 一度しか餃子をオーダーできない、餃子を一人2人前以上というルールは知っていたのでソフト餃子と餃子を1人前づつオーダーしました。 ソフト餃子 見る限り、茹でた餃子、水餃子である。 茹でたてに塩を振ってくれて、そのままどうぞとのこと。 調理過程を見逃したが、鉄板で火を入れてから茹でていたかもしれない。ここの餃子はとじしろがないのだ。つまり閉じていない。一度焼き器で加熱している?その割にはすぐ出てきたけれど。 お味は普通の水餃子。普通といっては失礼で、ちゃんと美味しいのだけれど、もう一つの(焼き)餃子のインパクトが強かったので相対的に。 名前にソフトとつくのが時代を感じる。もはや令和の時代だが、このセンスは昭和ですね。今でこそ中華料理の標準的餃子が水餃子だと普通に知られ、日本式餃子のお店(笑)でも珍しくないメニューですが、餃子といえば焼き餃子しか知られていない時代には、何か特徴のある呼び名が必要だったのか。 餃子 写真を見ていただきたいのだが見事な焼き加減。女性店員はベテランと思われるが、腰をかがめて目で火加減を調整しているし、水も時間もちゃんと計量しています。目分量は油くらい。無駄に蓋は開けずに焼き加減をコントロールして、断られた通り15分ほどかけて出てきました。餡は細かく刻まれた野菜多めのもので少しニンニクが効いています。 もう一度書きますが(笑)、閉じてないんですよ。目の前で包むところを見ましたが、餡を皮のほぼ全面に均一に乗せて、畳む感じ。はみ出ないように気遣いながら折り込んでいき、最後は皮同士をくっつけず、少し餡をのぞかせるくらい。 こうして包むので一口サイズながら具沢山。一口で具沢山って珍しいと思います。新地のも九州のも餡は少なめで皮の食感を楽しむ感じですが、こちらはカリカリの皮とホロっとした餡の二つの食感を同時に楽しむ印象。 薄皮なので長い間作り置きはできないのか、出た分だけ包んでいきます。そう、ここ冷凍の作り置きとかしていません。ほぼ包みたてを焼いてくれます。一人前300円でこのクオリティは頭が下がりますね。 しかし驚くのは女性店員のワンオペってところ。餃子は1回のオーダーのみとか、一人2人前以上とか、コースは予約のみとか、一見ちょっと気難しいルールなんですが、ワンオペ故のルールなんですよね。よくできてますね。

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東中野駅

洋食

こちら、色々注釈が必要な店なのでまずザッと整理します。 基本はロシア料理店です。店主は日本人、ロシア料理の老舗スンガリーで働いていた方。店名はセルビア語。意味は、ここで歌っているのは誰?ユーゴスラビア映画のタイトルから取ったそう。昼から夜の通し営業でメニューも基本同じ。1人席が用意され、メニューも1人での注文を前提とした構成とポーション。シェフのほぼワンオペで、提供時間がかかります。多くても4人までで伺うのがベスト。 最も印象的だったのは前菜の盛り合わせ。お酒を嗜む方はオーダー必須と感じました。サーモンやニシンの旨味とマリネ液の酸味と相まって酒が進みます。日本酒を合わせても美味しいでしょうね。野菜、魚、肉、パン、食材のバリエーションも広く、丁寧に作り込まれた5品は満足度の高いものでした。なおこのメニューは1人分ずつ分けられて提供されるので、人数分のオーダーがベスト。 5品とは、バグラジャン(トマトをナスで巻いた前菜)、ブルーチーズパイ、サーモンマリネのブリヌイ巻き、黒パンのニシンのマリネのせ、ローストポーク。 グルジア風ローストチキン(プロフ付き) 羊の串焼き(プロフ付き) 日本でいう炊き込みご飯に近いプロフにチキンまたは羊のローストが乗った状態で提供される。肉が具材としてご飯と一緒に炊かれてはいないところ、甘味の印象が前面に出ているのはプロフとして珍しいものだと思われますが、そういう前提抜きにとてもおいしい。 キエフスキーカツレツ 平たい肉のカツではなく、チキンでバターを巻いたカツがこれ。切ると中からバターが出る趣向が楽しい。バターとチキンとパン粉の衣のタッグが美味くないわけがない(笑)。 ボルシチ ロシア料理を看板にしているので当然ながら、ボルシチがラインナップされている。紅いスープであるが、この色はトマトが主体となったもの。ジャガイモや玉ねぎがたっぷり入っており身体が温まる。ちゃんとサワークリーム、スメタナもトッピングされている。 すべての料理が出そろうまでかなり待たされるところであるが、むしろ丁寧に作っていることがわかって誠実さを感じる。 一人で訪れた方は、上述の前菜の盛り合わせ、ボルシチ、パン、好みのメイン料理一つがセットされたディナーセットを頂くのがベストかと思います。

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北千住駅

立ち飲み

平日16:30でも既に行列。凄まじい人気。一時間制限だそうで、皆パッと食べてサッと帰るので、意外に早く案内される。 店外にも貼られた食事メニューは、ほぼ400円または500円。「割烹くずし」(看板にそうある)らしい王道和食の品が並ぶ。 二軒目という事もあり、箸休め的なものを頂いたが、これが驚いた。こういう品でも仕事が秀逸。好みによる当たり外れはあろうが、どの品も仕事の熱量は均等に高い雰囲気なのである。あまり考えずに一品だけ食べて帰ってもこの店の良さを感じられるのではないだろうか。 厨房には4人ほど店員が控えており、気持ちが良く、オペレーションも早い。なかなか見ないタイプの立ち飲み店だ。 里芋白煮 口に含むと出汁の香りが鼻腔を抜けて行く。きわめて薄味で里芋自体の甘味がしっかり味わえる。 山うどと青柳のぬた 柑橘(柚子?)と辛味が効いた八丁味噌(?)のタレが、淡白なウドと青柳によく合う。 あんこうどぶ汁蒸し 肝から出た汁がどぶ汁だそうだ。汁の味の濃いこと!