Masahiko.S
八潮駅
インド料理
月曜日のランチにママと訪問しました。 会社は休みです。 八潮のパキスタン料理「カラチの空」。 まるで現地の食堂のような広々とした空間で、カレーを中心としたパキスタン料理を楽しみます。 八潮エリアにはパキスタン出身の方々が多く、この地域は「ヤシオスタン」と呼ばれています。 この「カラチの空」をはじめ、「アルカラム」「タージ」等パキスタン料理の有名店が密集しています。 その中でもここ「カラチの空」こそパキスタン料理の聖地なのです。 店舗隣のコインパーキングは満車、そもそも近隣にコインパーキング自体が少ない。。 市役所の駐車場に。ごめんなさい。 シンプルで落ち着いた店内は家庭的な雰囲気。 メディアで紹介された写真や有名人のサインが飾られ、TV「タモリ倶楽部」等で取り上げられた際の映像が繰り返し流れています。 ママはランチメニューから「Aセット」を。 「チキンカレー」「ミニサラダ」「マンゴージュース」という構成。 まず「ミニサラダ」から。 白いドレッシングがかけられた、キュウリとトマト入りの千切りキャベツが主体で、小さな器にぎゅうぎゅうに詰め込まれていて意外とボリュームがありました。 「チキンカレー」は濃厚でスパイシー、チキンの旨味たっぷり。 ここ「カラチの空」では「ビリヤニ」や「ハリム」が有名ですが、このようなフツーの「チキンカレー」でもかなりの絶品。 コクがあって奥深くて滋味深い逸品。 これを熱々の「ナン」で頂きます。 その巨大な「ナン」の姿にビックリ。 なんと皿から飛び出ています。。 「ナン」はもちもち食感でカレーと相性抜群です。 大きいだけでなく美味しいのです。 しかも油はあまり付いていないのでカレーにはピッタリです。 自分は「チキンビリヤーニ」に、「マンゴーラッシー」を単品でオーダーしました。 やはり「ミニサラダ」がセットに。 「チキンビリヤーニ」が運ばれてくる前に、取り皿にしては大きすぎるサイズの皿が数枚置かれました。 これは何人かで取り分けるボリュームということ? たしかにかなり大きな皿にたっぷり盛られて鮮やかなオレンジ色の「チキンビリヤーニ」が登場。 その傍にはスプーンが入ったヨーグルトソースの「ライタ」も。 細長いバスマティライスは薄い黄色、濃い黄色、赤色と様々な色に染まっていますが、全体的には鮮やかなオレンジ色。 その3隅には玉ねぎとトマト、そして胡瓜はハート形に置かれて、まさに華やかなビリヤニです。 どこのビリヤニもそうですが、骨付きチキンはビリヤニの中に潜って隠れています。 ビリヤニは大変やわらかく炊かれています。 細長いバスマティライスはふかふかしていて、歯応えなくやわらかい食感。 日本の米とは全く異なります。 サラサラとした印象で割と食べやすく、問題なしです。 そして何と言ってもスパイス!です。 もちろんピリピリとした辛さもありますが、現地から取り寄せてるというあまり馴染みのない、そして感じたことのないような独創的なスパイス感が全方位から押し寄せて来ます。 特にパキスタンの梅干しという「アルバハラの果実」は刺激が強烈。 パキスタンの人々ってこんなに刺激が好きなんだ。。 途中から白いドレッシングみたいな「ライタ」を少しかけると、この酸味がよく合って、スパイスがまろやかに感じて食べ易くなります。 これはいい。 何しろもの凄いボリュームなので、1人で食べ切れるものではないと苦しくなってきました。 食べても食べても減らない。。 さて、ビリヤニの中には大きな骨付きチキンが2塊入っていました。 鶏の骨ってこんなに大きいのかと、目を疑うほど。 小さな骨も沢山あって、ジューシーでワイルドな鶏肉の部位は胸肉みたいで脂分はほとんどなかったです。 でも食べ応えはもの凄いレベル。 以上、大変スパイシーかつ、中華の炒飯と違いサラサラしていて、とても軽く感じて食べやすい「チキンビリヤーニ」でした。 ここ「カラチの空」は元々、八潮市周辺に住む現地人のために営業していて、日本人には忖度しない本格的なパキスタン料理を食べれるということでマニアに発掘され、今や有名店となりました。 ちなみに「カラチ」とはパキスタン最大の都市名。 八潮市には以前からカラチ出身の方が多く住んでいたこともあって、この場所で故郷の空を思い出せるようにこの店名になったとのこと。