神戸太郎
大曽根駅
カフェ
いよいよ、最後になりました 「金曜日はモーニングの日」212回目。 大曾根・玄庵。 独特の感性で木枝に囲まれた店外。 後で聞いたら店主のお兄さんが華道家なんだそうです。 中に入るとぱっと目に付くのは、 年代物の名古屋の派手な結婚式で使われたのであろう色打掛。 有松絞りの暖簾、おちょぼ稲荷や津島神社のお札、常滑の招き猫は右手を挙げてお金を、左手を挙げて人を招いています。 今日は最終回のためデラックスモーニングを。 といっても400円。 石焼珈琲はお代わり無料。 酸味さっぱり何杯飲んでも胃もたれなし。 目玉焼きに、コールスロー。マヨネーズを見た目で感じないのに味はしっかり。 ウインナーは羽根つきの羽のように加工され、 ジャムとあんこのハーフトースト2枚。 さらにデザートのふんわり甘いムースにフルーツの甘露煮。 ちなみにレギュラーモーニングは350円で珈琲、ゆで卵、コールスロー、トーストはハーフ1枚。 名古屋の盛り盛り、わちゃわちゃの文化を、 そしてサービス精神満タンな気質を 店もお皿も体現したお店。 長きに渡り金曜日はモーニングの日をご愛読いただき誠にありがとうございました。 愛すべきこの文化がコロナ禍を乗り越え、次の世代につながっていくように心よりお祈りして最終回としたいと思います。