Yoshiro Taneda
大井町駅
ラーメン
我が大井町コミュニティ情報によると、『丸八とんかつ店 本店』(名店!)が、なんかいろいろあって、老舗ラーメン店『中華そば 永楽』(名店!現店名『永楽 そば店』)の経営を手放し、代わりに去年、そちらの一部メンバーと新たに作ったのがこちらってことらしいっす。 故に、チャーハンとか一部メニューはないけれど、きれいなお店で、あの大井町系焦がし葱醤油ラーメンをゆっくり味わえるので、意識のちゃんとしている日中には、ほとんどラーメンを食べなくなったワテクシも、年に数回ほどお邪魔しております。 一応、駅前とはいえ、けっこう立地条件が悪く、二階席もあるため、いつも行列というほどではないけれど、本日の昼営業ギリギリの訪問でも、ほぼ満席状態であります。 迷わず、いつもの『チャーシューメン』をオーダー。本当は、『もやしそば』にもチャレンジしたいけど、チャーシューと玉子のトッピングは、逆に身体にいい、との未確認情報を信じて疑わないワテクシには、こいつが反町隆史ばりの不動の相棒であります。 お!いつもよりもボリューム満点な気がするけど、最近、ワテクシのメンタルが弱っているせいで、そう見えるだけかもしれない、などと無駄に自分を叱咤しながら、食してみると、以前の記憶よりも断然、チャーシューが旨い!!『丸八 チャーシュー店』と店名変更してもらいたいレベル。 「うまい、まいうー」と、ワシワシと平らげてつつ、ふと壁を見上げると、「今月後半に閉店」との貼り紙が!!「あり得ない!」「人気あるじゃん!!」「店の人たち、異常に元気いっぱいじゃん!!!」「何故??」と思ったのも束の間、その答えは労せず耳に飛び込んできました。 こちらのお店の店員さんには、ベテランのお姐さまがたがいらっしゃるのですが、話を聞く限り、リアルに毎日来店しているらしく、その惜しげもなく開陳される、丸八周辺情報・こぼれ話からは、優に「1ドル=360円」時代からの顔見知りであろう贔屓のお姐さまがたとの、無駄に大声のやりとりに、その答えはありました。 どうも、『丸八とんかつ店 本店』で、ベテランさんたちがリタイア(リストラ?)される組織変更があり、現在こちら、『丸八 そば店』を切り盛りしている働き者の『しんちゃん』?が、代わりにとんかつ店のほうに移籍するらしく、そば店はその余波で惜しまれつつ閉店、と相成ったようであります。どれだけすごいんだ、しんちゃん! 「○○さん(たぶん、オーナー)は、やっぱり、とんかつのほうに愛着があるんだろうかねぇ」と、お客のほうのお姐さんが、寂しそうにつぶやいていましたが、 そりゃそうだろうな、と思いつつ、日本の働き方改革の余波は、こんなところにも及んでいるんだな(?)と感じ入り、お店を後にしました。