Masaharu Motoyama

蛍光灯の照明、骨董品のような机に椅子。佃の老舗食堂「亀印うどん食堂」 見たまんまの味のワンタン麺は、鶏ガラ主体の醤油スープ。 麺もワンタンもチャーシューも全てが昭和。それは古くさいのではなくスタンダードなこと。 最近息子さんが後を継がれるのだという噂がある。 ありがたい。まだまだ食べられるのは嬉しいこと。

昼の営業時間15時に飛び込むも笑顔で迎えていただいた。 魚介豚骨つけ麺は、麺大盛りでも同価格。 濃厚クリーミーでほのかに柚子の香りがするつけ汁は、乳製品を思わせる甘味も感じさせます。 プリップリの麺をどっぷりと汁に浸していただきます。

ランチメニューは1種類。 大人のお子様ランチ「ニクラシイ？」のみ。 S、M、Lの3種類。 妻はS、私はMを選択。 ご飯はお代わり自由とのこと。お腹空いているから2杯ぐらいは食べるぞ。 ぐい飲みに入った濃厚な豆スープに胃が刺激される。 旨い、ご飯のお代わりは3杯に変更だ。 おおっ！お子様ランチだけにワンプレートでやって来た！ 熟成短角牛入りハンバーグ もち豚ロース ～固まりで焼き上げて～ 大山鶏 ～フリット ネパール産有機スパイス～ サルシッチャ ～フェンネルを効かせた自家製～ 北海道産小麦 「傾奇者」ナポリタン もち豚ロースは、マスタードとトムヤムペーストでいただくのだけど、エスニックな酸味と辛味が豚肉の甘い脂身とよく合う。 どれもこれも「本物」だから満足度が実に高い。 「お子さん産まれたら来てください、お子様ランチ作らせていただきますよ」

噂の唐揚げそば540円は、やはり想像の斜め上行く巨大なものだった。 鶏の部位はもも肉なのも素晴らしい。 もっと食べたい貴兄には追加で一ヶ140円も可能です。 山下清画伯が働いていたことでも有名ではあるけど、当時は路麺ではなく弁当屋だったとのこと。