inoue masa
西鉄久留米駅
ハンバーグ
1971年創業ハンバーグハウス牛車【ジャポネソース発祥のお店】 福岡・佐賀ではハンバーグ店が多く、中でもソースの主流が他の地域では知られていない【ジャポネソース】というものがある。私も10代で九州を離れ四半世紀以上江戸に住んでいた為、記憶になかったが、福岡・佐賀の何処のハンバーグ屋に行っても必ずジャポネソースがある。過去に何処でジャポネソースが生まれたかなど考えたこともなかった。しかし先月、偶然Tverで表示されていた福岡のローカル曲の番組のタイトルに「ジャポネソース発祥」の店とあったので、興味深く観た。そこで紹介されていたのが、こちらのハンバーグハウス牛車さんでした。なにしろ、今から先代のその先輩にあたる方がお店で考案して提供したものだとか。 注文したのは ジャンボハンバーグランチ250g ¥2,000- 小サラダ・コンソメスープ付 本当はステーキとセットのものを食べたかったのだが、値段で察して伺ってみたら、想像していた通り、セットのステーキはUSビーフだったのでやめたのだった。 せっかくだから和牛とのセットがありと嬉しかった。少なくともランチタイムに和牛ステーキを食べたかったらアラカルトで注文するしかないそうだ。 スープとサラダが先に提供されハンバーグ提供までの時間を待つ。サラダの量がほんの僅かなので食べるのに1分は掛からない。スープはぬるめだったので、こちらも直ぐに完飲。店内は混んでいなかったが、結構な時間が経った。オーブンで焼いてると思われる。 そして、ジュージュー音をたてながら鉄板に乗ったハンバーグとライスがやってきた。 既にソースが掛けてあるので、アトラクションになるほど飛び跳ねることはない。(それが売りでやってるハンバーグ屋は多々ある) そして一口食べると、想像した酸味が全くない優しい味。ハンバーグはナイフが要らないほど柔らかく、フォークだけで食べられる。箸があれば箸だけで食べられる。肉自体もかなりさっぱりなので輸入牛かと思ったほど。しかし後で店主に伺ったが、和牛とのことだった。ハンバーグには玉ねぎと卵のみ混ぜてある。 ジャポネソースは醤油メーカーに作らせている専用減塩醤油に生姜・玉ねぎ・にんにく・サラダオイルなどを配合ということまで教えてくださった。 「ソースのレシピは公開してないので、ネット上のものはウチのものではない。」らしく、他の店舗のジャポネソースは全く別のものだと食べて感じた。 鳥栖の「炭焼ハンバーグ牛船」さんは僕が褒めてから洋食百名店に選ばれたのだが(ウソ笑) 牛車さんのご出身とのこと。そういえば店舗の作りも平屋の一軒家で別店のステーキハウス牛車さんとそっくりだな。 牛船さんは例えれば佐賀牛のユッケの様なカットの肉を炭火の直火で1メートルほど炎を上げて焼かれる。他と違う旨さなのに対し、値段も違うし比較してはいけないかな?と思った。帰りに持ち帰り用のジャポネソース¥800-を買って帰った。 ごちそうさまでした。