京橋の駅からすぐのお鮨屋さん。
愛媛県のミシュラン獲得のお店で、店名も今月変わったばかり(京橋のお店自体も去年の秋ごろにできた比較的新しいお店)
階段で地下へ降りると、明るい感じの内装で、手前が個室(多数有り)、奥側にカウンター6席。入ってすぐにカウンター席があるお鮨屋さんが多い気がするが、会計場所に近いとなかなか落ち着かないこともあるので、この造りはいいなと思った。
◆頂いたもの
『鮨会席 葵』11,000円
<コース内容>
先付け(ホタルイカの酢味噌和え)
前菜4種(菜の花のお浸し、もずく酢、南京と筍の含め煮、そら豆)
桜エビ真薯
御造里(天然のヒラメとマグロ)
サワラの幽庵焼き
カツオの瞬間燻製
ズワイガニと真鯛の茶碗蒸し
ウニといくらの小丼
寿司(握り7巻、鉄火巻き、玉子)
赤出汁
デザート(ほうじ茶プリン)
日本料理と握りの両方を大満喫できるお店!!
前半は日本料理メイン、後半は握りが連続で出てきて、最後、自家製のほうじ茶プリンで終わる。
素晴らしい組み合わせだ~
まず、先付けのホタルイカ。
旬真っ最中なこともあり、ふっくらしていて美味しい!
続く、前菜4種は、特に甘くて柔らかい筍が印象的。そら豆も美味しかった。
お椀は、ふわふわモチモチ食感の生地に練りこまれた桜エビの風味が最高
この頃だったかな、大将が刺身を壺に入れていたので何なのかなと疑問に思っていた(後で述べる)
本日の御造里は、天然のヒラメとマグロ
本マグロは大間ではないものの、筋の一切ない、美味しいマグロでした(産地聞き忘れた...)
焼き物は、サワラの幽庵焼き。個人的には、魚よりも添えられていた昆布が印象的(笑)味の濃さが丁度よく、辛すぎず甘すぎない、絶妙のバランスだった。
次がすごい!!!
奥から、ガラスの器に入った、何かが運ばれ、目の前で蓋を取ると、白い煙がもくもく~!!
なんと、「カツオの''瞬間''燻製」です、さっき壺に入れていたのは、カツオだったのです!!
かなり肉厚のカツオを1分だけ燻製したそうだが、たったの1分でこんな味になるの??!!という驚きと感動が。パフォーマンスもすごいけど、味もなかなか。期待を裏切らないパフォーマンスだったと思います。
ズワイガニと真鯛の茶碗蒸しは、滑らかで口溶けよく、
続く、ウニといくらの小丼も贅沢な逸品でした
大きい粒のいくらがまるで宝石みたい!とろけるウニとのバランスも絶妙!
(ウニ苦手の母は、ウニ→からすみに変えてもらっていました)
赤出汁とガリが用意され、
ようやく、ここから握りがスタート☆(待ってましたー!!!)
・アイナメ
・イサキ
すだちと塩で味付けされており、美味しかった。
・マハタ
・本マグロ(中トロ)
口の中でとろける!!やばし!
・車海老
・赤貝
臭みもなく、食べやすい。特に、新鮮さの伝わる握りだった。
・煮アナゴ
ほんのり温かく、臭みもない。
・玉子
まるでプリン!!!
・鉄火巻
マグロをふんだんに使った贅沢な鉄火巻。巻いた瞬間に頂けるため、海苔のパリパリさを楽しめる。マグロと海苔、どっちも負けてない!
今まで一番美味しい鉄火巻きだったと母が隣で大興奮していた...(;^ω^)
最後のデザートは、自家製のほうじ茶プリン!!わーい(^^)/
思ったより固め!スプーン立った笑(行儀悪くてすみませんw)
ちょっとねっとり系かな、濃厚なほうじ茶の味がするプリンに黒蜜きな粉がかかっていて上品さが感じられました。
最後、気が付いたら大将と話が盛り上がってしまい、長話をしてしまいましたw
話の上手な店長と落ち着いた空間で食べる鮨はやはり上手い!
ご馳走様でした★