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Yuta.Tさんの My best 2021

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東京都

焼肉

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超予約困難、そして焼肉日本一とも言われる「赤坂らいもん」に2回目の訪問。 同じく予約困難店として知られる白金の「金竜山」の娘さんご夫婦が開いたお店で、営業日が少ないことから本家よりも予約が難しいお店です。 焼肉好きなら誰しもが憧れ、行くことを夢見る焼肉屋さん。 お肉は基本お任せコースで、一通り食べ終えた後に好きなお肉を追加できます。 この日頂いたメニューは下記の通り。 --- ・上タン塩 ・タンシチュー ・特選レバ塩焼き ・シンシン炙り ・特選ヒレ ・特選炙り ・サーロイン ・塩ホルモン ・みそタン ・盛岡冷麺 ・骨付きカルビ(追加) ・塩ハラミ(追加) --- ここからはお料理についてレビューしていきます。 ・上タン塩 このお店を語る上で外せないのがこのタン。 綺麗にお皿に盛り付けられたタンは、タン元を厚切りでカットしています。 こんなに角が立った美しいタンは、なかなか他では食べられません。 しっかりと火を通して一口頂くと、表面はサクッとした食感で、中はプリプリとした歯ごたえ。 噛むたびに溢れ出すタンの旨味が堪らず、思わず唸ってしまうほどの美味しさです。 前回訪問時よりもカットが大きく、肉の状態も良かったです。 ・タンシチュー もともとランチ営業をしていた時に出していたタンシチュー。 テイクアウトなどでも頂いたことがありますが、大ぶりのタンはとても柔らかく煮込まれていて、旨味もたっぷりです。 焼肉だけでなくこういった一品料理も抜群に美味いのがこのお店の凄いところですね。 ・特選レバ塩焼き 個人的にこちらのレバーは日本一だと思っています。 本当なら生で食べたいところですが、このご時世なのでサッと炙ってごま油と塩で頂きます。 プリプリの食感と濃厚すぎるレバーの旨味が最高で、本当に感動するレベルの美味しさです。 ・シンシン炙り こちらはファンが多い名物メニュー。 綺麗にサシの入ったシンシンを軽く炙り、卵入りのタレでユッケ風にして頂きます。 近年サシが多い部位を炙り、卵と絡めて頂くスタイルのお店が横行していますが、圧倒的にレベルが違います。 お肉の脂がとても上質なので、旨味が強いのにもかかわらず、全く重くない一品です。 ・特選ヒレ メニュー上はヒレですが、実際出てきたお肉は完全にシャトーブリアンです。 焼肉屋さんで一番高級な部位ですが、惜しげもなく大きめのカットで登場。 こちらも表面に焼き色をつける程度でサッと炙って頂きます。 本当に歯がいらない程肉質が柔らかく、味もまさに焼肉の王様と言うべき圧倒的美味しさ。 一度食べたらしばらく忘れられない一枚です。 ・特選ハラミ タレで頂く厚切りのハラミ。 こちらはシンシンやシャトーブリアンと違ってよく焼きで頂きます。 じっくりと火を通すことで、旨味の出方がかなり変わります。 いい焼肉屋さんはタンとハラミが美味しい、とよく言いますが、まさにその通りの美味しさです。 食感も味もこれまで食べたハラミの中でトップクラスでした。 ・ミソタン 最初の上タンよりは若干タン中の方にある部位を、味噌であえてあるミソタン。 タン元に比べてコリコリとした食感が強く、味噌の味付けとの相性がとても良いです。 タン元が一番という風潮がありますが、それ以外の部分もうまく提供してくれるのが素晴らしいですね。 ・サーロイン 一般的なサーロインよりも若干赤身が多めなこちらのサーロイン。 とろけるような食感というよりは、しっかりと噛むことで旨味が溢れ出る赤身肉のようなタイプです。 付け合わせのおろしポン酢との相性が抜群でした。 ・骨付カルビ 前回訪問時になかったため、とても残念だったこちらのお肉。 この日は用意があるとのことで、迷わずに追加注文です。 SNSでよく見かけていましたが、とても綺麗な細かいサシと、迫力満点のサイズ感に食べる前から期待大。 こちらは店員さんがカットして焼いてくれ、サンチュと特製ソースと一緒に頂きます。 これがまた衝撃的な美味しさで、しばらく普通のカルビが食べられなくなってしまうレベルです。 次回行く時にあれば、絶対にまた追加したいです。 ・塩ハラミ こちらも追加でオーダーしたメニュー。 タレも良いですが、やはりハラミといえば塩。 先ほど食べたハラミよりはサガリに近いようなお肉でしたが、ザクザクとした食感が病みつきになり、こちらもとても美

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東京都

寿司

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予算40,000〜45,000円 日本を代表するお鮨屋さんの一つ「鮨なんば」さん。 ネタやシャリの温度管理に徹底的にこだわり、食べ手の口の中で最高の状態となるよう、計算し尽くされた握りが頂けます。 大将の難波氏は握りを熱心に研究し、向き合ってきた方。 メディアなどでも多数取り上げられていますが、有名店となってもなお、真摯に握り・食べ手と向き合うことをやめない素晴らしい職人さんです。 場所はミッドタウン日比谷3階の一角にあります。 いい意味で商業施設の中にあることを忘れるような、洗練されたお鮨屋さんの佇まいです。 この日頂いたお料理は以下の通りです。 ------------------- 摘み ・煮ダコ ・マグロの手巻き ・ノドグロ ・鰯の巻物 ・牡丹海老のソテー ・焼き白子 ・あん肝 握り ・白烏賊 ・平目 ・小柱 ・細魚 ・鰹 ・海老 ・春子 ・鳥貝 ・鰆 ・鯖 ・赤身 ・トロ ・小鰭 ・トロ ・雲丹 ・鯨(追加) ・玉 ・トロ(追加) ・干瓢 お酒 ・生ビール×2 ・十四代 龍の落とし子 ・はるか ・磯自慢 合計42,000円 ------------------- ここからは印象に残っているお料理についてレビューしていきます。 ・マグロの手巻き 摘みの2品目から主役級の一品です。 下田のトロ、気仙沼の赤身を贅沢に切り分け、シャリと海苔に合わせて頂きます。 マグロの濃厚な旨みが口一杯に感じられ、感動するような旨さでした。 ・牡丹海老のソテー 摘みで出てくる生の牡丹海老を良くSNSで見かけますが、この日はソテーで頂きます。 バターでしっかりとソテーされており、エビの旨味と合わさってとても美味しいです。 ・あん肝 色んな寿司屋であん肝を食べましたが、間違いなく一位を更新しました。 言葉では語れないほど、濃厚ですがシンプルな味わい。 思わず目を閉じてしまうほどの味でした。 ・白烏賊 握りは白烏賊からスタート。 正直、1,2℃の温度の違いがわかるほど玄人ではありませんが、きっとこれが最適解なのだろうと実感させられる完成度。 口当たり、ほぐれ方、ネタとシャリのバランス、全てが完璧なのです。 ・細魚 プリプリの身質がたまらない細魚。 臭みは全くなく、細魚らしさが良い形で出ています。 こちらも、歴代の細魚でナンバーワンです。 ・鰆 2週間ほど熟成させた鰆。 舌触りがとても良く、これまで食べてきた鰆とは一線を画す濃厚な味わいが印象的でした。 驚きはまだまだ続きます。。。 ・赤身 気仙沼の鮪の赤身。 ねっとりとした舌触りがあり、赤身本来の力強い旨みが存分に感じられます。 一定のレベルを超えたお店に行くと、トロよりも赤身に感動することが多いです。 ・雲丹 紫雲丹がシャリを覆い尽くすように握られたコチラ。 雲丹の臭みが一切なく、甘さが突き抜けるように広がります。 普通の雲丹の握りが食べられなくなってしまいそうな、恐ろしい代物でした。 ・トロ トロは気仙沼の鮪の背トロ、下田の鮪の大トロの2種類を堪能。 どちらも素晴らしいですが、個人的には下田の大トロの方が好きでした。 口に入れた瞬間とろけるような食感と、優しくほぐれていくシャリ、そして濃厚な脂の甘さが最高でした。 総評、これまで行ったお寿司屋さんの中でも1,2を争う体験が出来ました。 噂通り、こだわり抜かれたお寿司の数々は言葉では表せない代物です。 このようなお料理を頂けることに感謝すると同時に、食べ手としてもっと成長しなければと痛感しました。 またお伺い出来る日を心より楽しみにしております。 ご馳走さまでした。

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東京都

フランス料理

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予算:25,000円 ■アクセス JR中央線、東京メトロ丸の内線・南北線、四ツ谷駅から徒歩5,6分ほど。 ■外観・内観 重厚感のある黄色い看板が目印です。 内装はクラシックなフレンチのような雰囲気がありながら、どこか居心地の良い不思議な空間。 ジャケット着用必須ではないようですが、カジュアルすぎる服装は控えた方が良いと思います。 ■訪問回数 2回目 ■用途 ご飯友達とディナー。計6名。 ■メニュー 本場フランスの味を知る北島シェフのお料理は、どれもボリュームがありストレートに美味しいものばかり。 無駄な飾りや小手先の技を使わない、食べ手の舌に実直に訴えかける気持ちのこもったお料理の数々が頂けます。 お料理は3品のコース(11,000円)と4品のコース(12,000円)が基本となります。 コースの内訳はメニューの中から自由に決めることが出来ます。 4品のコースを人数分お願いし、様々なお料理をシェアしました。 この日頂いたメニューは以下の通りです。 ・赤座海老のビスク ・タルトフランベ ・京都産メジマグロのマリネ ・パテドカンパーニュ ・北海道産生ウニのコンソメゼリー寄せ カリフラワーのクリーム ・竹の子とうずらのバリグール 田ゼリ添え ・仏産フォアグラのベーニエ ポルト酒のソース ・岩手県産ナメタガレイの赤ワイン煮 ヌイユ添え ・三重県産松阪牛ランプのステーキ ロッシーニ仕立て ・オーストラリア産仔羊背肉の岩塩包み焼き ・仏ブルターニュ産鴨胸肉のロースト ディアブル風 ・チョコレートのスフレ ・シャンパングラス×1 ・Clos des Capucins Pinot Blanc Alsace Reserve 2018 ・Louis Moreau Chablis Grand Cru 'Les Clos' 2010 ・Maison Capitain-Gagnerot Ladoix 1er Cru 'La Micaude' 2017 1人あたり約25,000円 ■味や接客の感想 お料理の説明やワインのセレクト含め、接客は非常に丁寧です。 北島シェフもご丁寧にご挨拶をして下さり、腰の低さがとても印象的でした。 ここからは印象に残っているお料理について感想を記載します。 ・パテドカンパーニュ こちらのパテは数あるお店の中でもトップクラスに好きな一品です。 フォアグラや豚のスネなどが入っており、何層にもなった旨味が口いっぱいに広がります。 食べに来た時には必ずオーダーしたいお料理です。 ・フォアグラのベーニエ パイ生地をナイフで切ると、フォアグラがゴロゴロと出てくる贅沢なベーニエ。 ソースはポルト酒や牛などの骨をベースに作られており、フォアグラの旨味をしっかりと引き立てます。 感動するレベルで美味しく、メンバー全員が絶賛しておりました。 ・ランプのステーキ 通常メニューではランプのステーキなのですが、2,000円の追加でロッシーニに変更できるとのことでお願いしました。 絶妙に火入れが為されたランプ肉は程よく噛み応えがあり、赤身肉特有の旨味がしっかりと出ています。 エシャロットバターソースも非常に美味しいです。 赤ワインとの相性も抜群でした。 とにかくここでは書き切れないほど、どのお料理も絶品でした。 これからも定期的にお伺いしたいと思います。 ご馳走さまでした!

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東京都

寿司

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予算:40,000円 ■アクセス 東急大井町線、田園都市線・二子玉川駅から徒歩6,7分 ■外観・内観 「すし㐂邑」と書かれた看板と暖簾が目印です。 店内はカウンターのみの10席になります。 ■訪問回数 初めて ■用途 友人とディナー ■メニュー 熟成鮨のパイオニアとして確固たる地位を築いている㐂邑さん。 名だたるお寿司屋さんでも、鰆や鮪など断片的に熟成させるお店はありますが、こちらはほとんどの握りが熟成というスタイルです。 ネタによっては旨味がより濃くなったり、はたまた全く違うお魚のような味わいになったりと、変化が非常に面白いです。 お料理はおまかせコース(30,000円)のみ。 この日頂いたものは以下の通りです。 ・ハマグリのお吸い物 ・子持ちヤリイカ ・牡蠣のオイル漬け ・焼き物(平貝、帆立、ホタルイカ) ・マナガツオ ・鯨の甘辛ニンニク味噌和え ・トラフグの白子 ・カニのブランデー漬け ・浅草海苔と舎利 ・どぶろくのジェラート 握り ・サワラ(20日) ・シマエビ(4日) ・サヨリ(5日) ・コダイ(10日) ・カワハギ ・イワシ(3日) ・小柱 ・サバ(10日) ・筋子(45日) ・カツオ(5日)の手ごね寿司 ・マカジキ(54日) ・煮ハマグリ ・玉 お酒 ・コエドビール伽羅 ・田中六五 ・喜久酔 ■味や接客の感想 初めての訪問だったので多少構えてお伺いしましたが、大将がとても気さくに話してくださり、非常に居心地良く楽しむことが出来ました。 ネタや握りに関するお話はほとんどなく、プライベートのお話などを色々と話して下さり、とても面白かったです。 味に関しては前評判通り、握りもつまみも絶品でした。 特に印象に残っているものについて、簡単に感想を記載します。 ・牡蠣のオイル漬け かなり大ぶりな牡蠣を藁焼きにし、米油に漬けた一品。 牡蠣自体の濃厚な味わいに、燻製の香りと油のコクが加わり一層旨味が増しています。 これだけでお酒がいくらでも飲めてしまいそうなお料理です。 ・トラフグの白子 大きなトラフグの白子と、トラフグから作ったスープの一品。 贅沢なことにトラフグの身、皮、骨をスープのためだけに使い、出汁を取っているようです。 フグ屋さんが来ても恥ずかしくないものを出したいという、大将の気持ちが現れています。 余計な味付けはせず、白子の旨みを生かすお見事な一品でした。 ・サワラ 握りのスタートは20日熟成のサワラから。 サワラというと、そこまでネタの味が強くないイメージでしたが、その概念が覆るような香りと味わい。 シャリの粒も大きく芯があり、柔らかいネタとのコントラストが面白いです。 ・カワハギ 肉厚な身の下に肝が入ったカワハギの握り。 身の弾力と肝の濃厚な味わいが最高です。 大きめのシャリでもネタの存在感をかなり強く感じる、素晴らしい握りでした。 ・筋子 㐂邑さんの名物である筋子。 筋子というと硬い食感で、塩分が強いイメージがありますが、こちらは正反対です。 ほぐれるような柔らかさと、塩分に頼らない素材の味を活かした味わいは感動レベルです。 ・マカジキ この日のネタの中では最長の54日熟成のマカジキです。 もはや別のお魚と言っても過言ではないほど、旨味とねっとりとした食感が強いです。 これぞ熟成鮨という、大将の腕を感じる握りでした。 ここでしか頂けない熟成鮨という世界を存分に楽しむことができました。 握りだけでなくつまみもどれも絶品で、とにかく驚きの連続でした。 また機会を見てお伺いしたいと思います。 ご馳走さまでした。

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神奈川県

四川料理

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予算:20,000円 ■アクセス JR線鎌倉駅から徒歩15分ほど ■訪問回数 初めて ■用途 友人とディナー ■概要 店主の齋藤宏文氏は赤坂の名店「四川飯店」にて12年経験を積まれた後、東京を代表する中華のお店である「東京チャイニーズ 一凛」をオープン。 その後鎌倉に「イチリンハナレ」、有楽町に「TexturA」をオープンし、いずれも予約が絶えない人気店となっています。 分解と再構築をテーマとし、鎌倉の日本家屋で絶品の中華料理が頂けます。 鎌倉駅から少し離れた住宅街にあり、まさに「離れ」という言葉が似合うお店です。 ■メニュー この日はお任せコース(15,000円)に豚のカツサンドを追加オーダーしました。 緊急事態宣言のためアルコールの提供は無し。 コースの内容は以下の通りです。 ・サザエ 葱と山椒のソース ・しらすとザーサイのカッペリーニ ・渡り蟹の紹興酒漬け ・丹波高坂地鶏のよだれ鶏 ・焼餃子 ・山椒を練り込んだ麺 ・焼きフカヒレ ・フカヒレご飯トリュフがけ ・アオリイカ大葉炒めとゲソの春巻き ・山形牛シャトーブリアンカツサンド ・山百合豚カツサンド ・揚げた牡蠣の唐辛子炒め ・坦々麺 ・大葉のシャーベット ・東方美人のクッキー ・生姜の生キャラメル ・山椒ガトーショコラとピーカンナッツ ・ドライレーズン ・カリンジャム ・ノンアルコールビール×2 ・ホットコーヒー 合計約19,000円 ■感想 食通の知り合いが皆絶賛するコチラのお店ですが、評判に違わぬ最高な体験ができました。 終始美味しい・楽しいが続き、この価格に収まるレストランはそうそうありません。 特に印象に残っているお料理について、簡単に感想を記載します。 ・渡り蟹の紹興酒漬け 3種類の紹興酒で漬け込んだ渡り蟹。 渡り蟹の持つ甘さが紹興酒によってさらに引き立った絶品の一品。 お酒が飲みたくなるのをグッと堪えながら頂きました。 ・焼きフカヒレ フカヒレの姿煮に焼き目がついたコチラのお料理。 焼くことによって香ばしさが増し、食感も柔らか過ぎず好みの具合に。 フカヒレを食べた後は出汁がよく出た旨味たっぷりのスープにお米を投入し、春トリュフをかけて贅沢すぎるフカヒレ雑炊の完成。 言葉を失うほどの美味しさです。 ・カツサンド コースにあるのは山形牛のシャトーブリアンカツサンドのみですが、事前にお願いをして山百合豚のカツサンドも追加しました。 シャトーブリアンはとにかく柔らかく、お肉の濃い味わいが最高です。 粒マスタードも良い役割を果たしており、お肉の旨味を引き立てます。 正直なところ、全てのメニューが素晴らしかったですが、キリがないので感想は割愛します。 少し都内からは距離がありますが、今後定期的にお伺いすることになりそうです。 ご馳走さまでした。

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東京都

フランス料理

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予算:15,000円〜20,000円 ■アクセス 東京メトロ日比谷線・広尾駅から徒歩7分 ■訪問回数 2回目 ■用途 貸切でディナー ■概要 西麻布の隠れ家的レストラン。 本場フランスの名店で経験を積まれた長谷川シェフのお料理に、数多くの食通・著名人達が魅了されています。 お料理のみならず、細部までこだわりが行き届いたお洒落な内観、さらには長谷川シェフの楽しいお話もまた人気の秘訣。 新規予約は受け付けておらず、予約の難易度は都内でも随一です。 ■メニュー お料理はお任せのコースのみ。 基本構成は年中を通してそこまで変わらず、食材が季節ベースで変化するようです。 頂いたお料理は下記の通りです。 ・キャビアのブリニ ・サワラのベニエ ・三田牛のカルパッチョ ・海老のパスタ ・三田牛ウチモモのステーキ ・デザート ・紅茶 ■感想 前回も頂いているお料理がほとんどですが、改めてその洗練された美味しさを実感。 特筆すべきは長谷川シェフのこだわりが詰まった三田牛のステーキ。 表面はカリッと、内側は綺麗な赤色に仕上がっており、噛んだ瞬間の旨味の広がり方が尋常ではありません。 ドリップが全くと言っていいほど出ておらず、三田牛のポテンシャルを損なうことなく楽しめる技ありのステーキです。 なんとフライパンだけで火入れをしており、特別な調理器具等は一切使っていない驚きの一品。 塊肉をあえて冷凍から火入れしていき、その目利きで最適な状態に仕上げるようです。 これまで食べてきたステーキの中でもトップクラスの美味しさです。 そして個人的に大好きなのが海老のパスタ。 超濃厚な海老の出汁がパスタによく絡み、こちらも旨味が口いっぱいに広がります。 ここまでの濃度を実現するのは至難の業。 カルパッチョやベニエなどのお料理も前回同様、全て絶品でした。 長谷川シェフのお話も相変わらず引き込まれます。 フランス時代の体験談や、お料理への哲学まで、時折冗談なども交えたお話はショーさながら。 これからもお伺いしたい最高のレストランです。 ご馳走さまでした。

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東京都

寿司

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予算:30,000〜40,000円 ■アクセス 東急東横線、東京メトロ日比谷線・中目黒駅より徒歩8分   ■訪問回数 初めて   ■用途 知人とランチ   ■概要 中目黒の裏通りにお店を構えるお寿司屋さん。 大将の保田尚充氏は15歳という若さで寿司の世界に入られ、自由が丘の名店「鮨幸」さんにて15年間修行された後、2011年5月にこちらのお店をオープンしました。   大将自身で目利きをした最高の食材と、お客さんを楽しませるパフォーマンスにファンが続々と増え、今では新規予約が困難なお店となりました。   ■メニュー メニューはお任せコース(税込30,800円)のみ。 名物であるウニの食べ比べを始めとして、原価が非常に高い良いネタを使った握りのオンパレードになります。 詳細は割愛しますが、この日は握り15貫、つまみ12品という構成でした。   ■感想 お料理の美味しさ、パフォーマンスの楽しさ、お店の雰囲気、全てにとても満足しました。 ずっと行きたいと思っていたお店だったので、より感動が大きかったです。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 特に印象に残っているのは、ウニの食べ比べ、スミイカの握り、マグロの握り。   ウニは厳選された産地の赤ウニ、紫ウニ、バフンウニを食べ比べするという、何とも贅沢な体験ができます。 赤ウニをご飯と和え、マグロのカマ焼きと黒トリュフに合わせた一品は反則的な旨さ。   一箱の原価が80,000円もするという紫ウニも、これまで食べてきたウニが霞むほどの味わい。 余市のバフンウニも力強い味わいが最高でした。   スミイカは赤ちゃんの個体を贅沢に使用。 歯応えとねっとり感のバランスがよく、フレッシュな味わいが素晴らしかったです。   マグロは大間と戸井のものを。 握りは口の中でとろけ、脂の甘さがしばらく残り続ける至高の一貫でした。   トロたくにしてキャビアと合わせる軍艦も絶品。 キャビアの塩気がマグロの甘さを引き立てておりました。   他の握り・つまみも全て美味しく、感想を書き出したらキリがありません。 ルイヴィトンなどのブランド品を使ったパフォーマンスも決して悪ふざけ感が無く、シンプルにお客さんを楽しませたいという安田大将の人柄が垣間見えます。   心から再訪したいと思えるお寿司屋さんでした。 ごちそうさまでした!  

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東京都

寿司

Yuta.T

予算:45,000円 ■アクセス 東京メトロ各線・銀座駅より徒歩5分 ■訪問回数 初めて ■用途 知人とディナー ■概要 日本を代表するお寿司屋さんの1つ。 銀座久兵衛、すし匠さんなどで経験を積まれた新井大将が2015年にオープンされ、予約困難な名店として確固たる地位を築いています。 現在はマグロの握り以外の写真撮影が禁止されております。 ■メニュー はじめにつまみが出てきた後に、握りに移る構成。 この日頂いたつまみは、秋田産のじゅんさい、アワビ、あん肝、海ウナギの白焼き、カツオのお造りなど。 握りは名物のマグロを中心に、コハダ、ウニ、穴子、海老、煮蛤などが登場しました。 お酒は生ビール×2、日本酒(雪漫々、羽根屋それぞれ半合ずつ)を頂き、合計約45,000円となります。 ■感想 日本トップクラスの寿司屋と言われるだけあり、握りもつまみも全てが絶品でした。 特にこだわっているというマグロは、赤身からトロまで別格の味わい。 赤身は肉厚な食感と力強い味わいが、トロは滑らかな舌触りと脂の甘みが素晴らしいです。 マグロだけでなく、きっちりと締められたコハダや、丁寧な仕事を感じる煮蛤なども最高に美味しいです。 つまみで印象に残っているのはアワビ。 特大のアワビを厚くスライスして目の前に置かれます。 そのまま食べてもアワビ本来の味わいが強く、とても贅沢な体験が出来ました。 海ウナギの白焼きはワサビを使うパターンと、特製の唐辛子醤油で頂く2つのパターンで。 味わいが濃い海ウナギと、ピリッと辛い唐辛子が以外によく合い驚きました。 これだけの名店ながら、大将始めスタッフさんがとても気さくで、肩肘張らずにお料理を楽しむことが出来るのも魅力の1つ。 機会があれば是非またお伺いしたいです。 ご馳走さまでした。

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東京都

スペイン料理

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予算:50,000円 ■アクセス 東京メトロ銀座線・三越前駅より徒歩2分   ■訪問回数  2回目   ■用途 知人とディナー   ■概要 2013年に京都の地でオープンしたスペイン料理のお店。 ミシュランや食べログアワードGoldなど、様々なアワードを受賞されている名店中の名店です。 本場サンセバスチャンでも研鑽を積まれた東シェフのお料理は、スペイン料理をベースに独自のアイディアを盛り込んでおり、オリジナリティの高いお料理となっております。 公式ホームページはこちら http://aca-kyoto.jp/   ■メニュー メニューはお任せコース(税込27,500円)のみ。 頂いたお料理は下記の通りです。 ・ガスパチョ、赤ウニ、レンコン ・新子のボカディージョ ・縞鯵のグリル、赤玉ねぎ ・鮎のフリット、ガチャミーガス ・馬肉のソプラサーダ、大葉 ・ホッキ貝、オクラ ・車海老とフカヒレのアヒージョ ・生ハムのスープ、たまごだけ ・サーロインステーキ ・毛蟹のパエリア ・山羊のアイス、オリーブオイル ・桃 ・生チョコレート   ■感想 今年1月に初めてお伺いし、衝撃を受けて以来の2回目になります。 スパニッシュをベースに東シェフのインスピレーションが加わったお料理は、どれも絶品かつ他では食べられない唯一無二の存在。   1品目のガスパチョはトマトの旨味と濃厚な赤ウニ、そしてレンコンの食感が絶妙なバランス。 どこか和食の面影を感じる繊細さがあります。   鮎のフリットは頭から尾の部分にかけて、味と食感のコントラストがあります。 食べ進めて行く中で別物のお料理となる面白い逸品でした。   燻製・熟成させたハモンセラーノで出汁を取ったスープは、塩などを使わずハムの旨味のみで味付けがされています。 ほのかに香る燻製の風味、そして優しい旨味が味覚のリフレッシュに一役買っていました。   名物のパエリアはそのまま食べてもよし、レモンで輪郭を整えるもよし、アイオリソースでアクセントをつけるもよし、アヒージョのオイルで旨味を増幅させるもよし、と選択肢が豊富すぎる逸品。 お代わりも頂くことができ、量も大満足です。   デザートは山羊のアイスにオリーブオイルとピスタチオを合わせたものが登場。 山羊のアイスは甘さが控えめで、オリーブオイルと組み合わせるとイタリアンでお馴染みのブラータチーズのような印象に。 こちらもここでしか頂けない代物です。   とにかく、感想を書いたらキリがないので以降は割愛。 また行ける機会を心待ちにしております。   ご馳走さまでした。

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東京都

寿司

Yuta.T

予算:45,000円 ■アクセス 東京メトロ南北線・麻布十番駅より徒歩3分   ■訪問回数 初めて   ■用途 知人とディナー   ■概要 西麻布の名店「すし通」さんで修行をされた藤永氏が独立してオープンされたお店。 藤永大将は独自で鮨の研究に励んでおり、他店では決して真似できない唯一無二の握り・つまみが人気の秘訣。   現在は会員制となっており、会員以外の予約は不可。 10月末に現在のお店から移転し、同じく麻布十番にお引越しされるようです。   ■メニュー コースはお任せのみ。 この日頂いたお料理は以下の通りになります。   〜握り〜 ・トロ ・喉黒 ・墨烏賊 ・鰹 ・イクラ ・とろたく干瓢 ・赤身漬け ・とろたくキャビア ・牡丹海老 ・雲丹   〜つまみ〜 ・先付け4種 ・虎河豚 皮剥肝醤油 ・フカヒレ姿煮 ・キンキの炙り ・銀鱈 松茸 ・落ち鱧の揚げ出し ・鰻 ・お椀   〜お飲み物〜 ・生ビール ・くどき上手 ・芋ソーダ   合計約45,000円   ■感想 「せっかく来てくれたんだから、普通のものは出せない」と語る藤永大将の言葉通り、どれも突き抜けた美味さのお料理ばかりでした。   特に印象に残っているものについて、感想を記載します。   ・トロ こちらのお店の名刺代わりとして一貫目に登場するトロ。一貫に実に50もの包丁が入っており、口に入れた時にとろけるような食感を演出します。 中には大トロのたたきが入っており、追い討ちをかけるように脂の甘みが連なります。   ・フカヒレの姿煮 中華を食べに行った時にこのエッセンスを閃いたという大将。 ハマグリ、鶏、のどぐろなどから出汁を取り、旨味を凝縮させてフカヒレに合わせます。 少量を口に含むだけで瞬間的に広がる旨味に驚きました。 最後はシャリを入れて残すことなく楽しみます。   ・鰻 皮目をパリッと火入れし、甘めのタレで仕上げた鰻。 鰻自体の旨味が凄い中で、タレもしっかりと存在感を放っています。 お酒に非常によく合う一品。   ・イクラ 軍艦が目の前に置かれた瞬間、すぐに食べてと大将から指示が。 慌てて頂くと、まるでジュースのようなみずみずしさとともに、優しい甘さが口いっぱいに広がります。 こちらは本当に衝撃でした。 これまで食べてきたイクラは何だったんだろう?と自責するレベルの一品です。   他にも感想は色々とありますが、書ききれないのでこの辺でストップします。   大将のトークも心地よく、時には真剣にお料理へのこだわりを語り、時には冗談を交えて笑いを取るなど、居心地の良さを形成しておりました。   また機会が有れば是非お伺いしたいです。 ご馳走さまでした。