A. Kohei

A. Koheiさんの My best 2021

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茨城県

居酒屋

A. Kohei

コロナも落ち着いた晩秋の暮れ。昼は暖かくとも夜は寒風が身を冷やします。 そんな日に、水戸駅北口すぐのこちらのお店に行きました。 お目当ては茨城名物を食べること。まず選んだのはあんこう鍋、あん肝、納豆唐揚げ。 予約していたため、あんこう鍋はすぐに出てきました。店員さんが席まで来てくれて慣れた手付きで調理してくれます。 「感染者が減って、こうして飲みに来れてよかったです」 「アタシはね、こうしてお店がお客さんで賑わってるのを見るのが大好きなの。ずっと続いて欲しいね」 いい感じの店員さんです。 そうこうしている間に、あん肝と納豆の唐揚げが来ました。 あん肝は、濃厚でねっとりとしたチーズのよう、 納豆唐揚げも、凝縮された旨味と粘りがパリパリの油にマッチしています。チャーハンもそうですが、納豆というやつは意外と油に合うのです。 口の中の味が濃くなっていき、ビールの次はお酒が欲しくなりました。 まず頼んだのは霧筑波。キリッとした味が口の中を引き締めてくれます。 あんこう鍋が煮えました。 汁には味噌とあん肝を溶かし込んでいるそうで、更にそこにあんこうから出た出汁が加わり、汁を飲むだけで幸せです。プリプリのあんこうの身もたっぷりの野菜も素晴らしい。 次のお酒は郷乃誉。先程の霧筑波と同じく、茨城のお酒です。郷乃誉はフルーティな味わい、美味しい食材で豊かになった口の中に花が咲いたよう。 他にも色々と頼み、最後はあんこう鍋を雑炊にしてもらって(これも先程の店員さんが作ってくれた)、大満足で帰りました。お金もそこまでかかってません。 感動のあまり、なんだかポエムのような文章になってしまいました。また来たいです。