Mizuki Numata
北千住駅
鍋
北千住駅西口から日光街道を目指して歩くこと10分。 ボウリングが目印。お隣のお店だ。 大通りに突如現れるチープで怪しげな電光看板。「居酒屋 楽空」と書いてある。 そんな看板とは打って変わって、趣のある片引き戸の玄関の横には手書きで本日おすすめの逸品とお酒が書かれた立て看板が置いてある。 この玄関を見ると不思議と「ああ大丈夫だ」と思えてくる。 大変失礼な前置きをお詫びする。笑 豆腐好きでこのお店にたどり着いた。 結論から言うと、初回では豆腐を一切食べなかった。 なぜかというと、とにかくメニューがたくさんあるから。 これも食べたい、あれも食べたいとしているうちに あっという間にお腹が膨れた。 私が気に入ったのはマグロのブツ。280円。安い。 2人で行ったのだが、これまた摘むのにちょうどいい量。そして美味い。筋がなく、あっという間に口の中からなくなる。 そしてもう一品。 連れが、季節限定のメニューから 「俺がこの中で食べたいのどれだと思う?」 と聞くので、全部で12品くらいある中で 「これでしょう?」と私は長ネギの天ぷらを指さした。 連れは膝を打って「ビンゴ!」と笑った。 とんだ茶番をお詫びする。 ネギ好きにはたまらない一品。衣はサクサク、ネギのしっとりとした感じが衣と相反していてまた面白い。 タレと塩を両方持ってきてくれるのもこの店の粋なところである。 だいぶ食べたところで、三重県の清水清三郎商店製造の「作(ざく)」を注文。 (日本酒は徳利お猪口では出てこないので注意) お腹も心もいっぱい。 だけどまだ食べてないメニューがたくさんある。 また来よう。 教えたくないけど、気を許した友達なんかは連れて行きたくなるお店。 またお邪魔します!