Juliette Minagawa

大船のにぎやかな商店街を抜けるとあります。駅から藤沢方面にいくと観音最中で有名な和菓子屋さんのちょっと手前。 はて、この店っていつからあったかなぁ… と思いつつ入ると中高年～初老の男女がでいっぱい！なるほど、30代前後はちかくのヴィレッジカフェ、40代以上はこちらがしっくりくる模様。 カウンターの中のスタッフも妙齢の男性女性。 初老の女性はあまり愛想はよろしくはないがさっぱりなさってます。大船商店街らしいなぁ。 オススメを聞いたら「どれもオススメ」とサクッと言われまして（笑） しかし、豆かんやわらび餅は自家製だというので、ちょっと興味わきました。 豆かんなんて食べたことないメニューですが、ふと、「孤独のグルメ」に豆かんの話が出ていたなあと思い出して、豆かんとコーヒーのセット。 抹茶かバニラのアイスが選べる。 さて、豆かんなるものを食べたらビックリだす。豆かんて、もそもそしていて味なんてないかとおもったらとんでもない。 塩豆っぽい感覚です。そして寒天ははごたも十分、抹茶味とコーヒー味とプレーンの三種混合！ 豆のしょっぱさで、寒天の甘みがひきたっていて、黒蜜いらないくらい。 これはなかなかの発見でした。ちょっとリピーターになりそう…

どっしりしたパンとキメの細かいケーキが売りの店です。 大船駅商店街は近隣の藤沢や鎌倉にくらべるとコストパフォーマンス重視！お財布フレンドリーなお店が多いので、その中にあってはお高めです。 しかし、ゆえにこちらのお店、ケーキの本気度は高い！ ショートケーキにあまり興味のない私が「スゲェ！」と思ったショートケーキ。クリームがクロテッドクリームのようなコクで、舌の上でフワーと溶けます。 ショートケーキは高い！という方にはカスタードクリーム入りのシュークリームがオススメ、大船価格です！ カスタードクリームとあなどるなかれ、バニラビーンズのツブツブが入っている╰( º∀º )╯ パンは好みが分かれるところかもしれません。デニッシュ系はケーキに近い感触。タルトタタンはかなり古典的なタルトタタン味ですが、底がデニッシュ記事です。私の好みでいうと、ティエリーが好きです。ずっしりしたパンで、自然酵母にありがちな目の詰まりかた。ふつうのバゲットやカンパーニュのように穴が大きくないです。 しかし、自家製自然酵母でこんなに大きくてカタチが美しいパンて珍しいかも？ほんと、目を奪われるきれいな形のパンです！安くはないので迷いましたが形で買いました（笑）。焼かないか、少しだけ温めて、ナチュラルチーズや発酵バターとかハチミツつけて食べるのがおすすめです。 後味がお店の名前のごとくカルヴァドスみたいな香りします。リンゴから作った酵母を使っていると書いてあってなるほどなと思いました。 ところでティエリーって男性の名前ですけれど、どうやら店主のお師匠さまのようですね。お店の袋にティエリーさんから来た励ましのお手紙が印刷されていて、微笑ましいです。 ティエリーを熱く語りすぎてあやうく忘れそうになりましたが、こちらのお店のバウムクーヘンとメレンゲもイチオシ。バウムクーヘンはしっとり系でうっすらとチョコレート風味、メレンゲは軽くて上品、しかも1袋300円！フランスのパン屋やケーキ屋にはたいてい置いてある駄菓子ちっくなお菓子ですが、日本ではやや珍しいですね。かるめ焼きに似た味です。

ラーメンはぜんぜん詳しくないので、こだわるラーメナーの方にはちっとも参考にならないと思いますが（笑） ふと、珍しくラーメン食べたいと思ったのでGoogle先生に聞いたらここがいいと激推しされました。菊名駅前はかるく3軒のラーメン屋ありますが、ここはびっくりするほど狭いです。 7人しか座れないお店。人とすれ違うことすら困難な店！となりとヒジがつきそう。いいですねー、なのにイチオシってワクワクします。 一番人気はえびすラーメンなのだそうで、それと海苔のトッピングです。 さて、やってきたのはビジュアル的に家系ってやつ？ スープがいかにも豚骨らしい生臭さ、いっしゅん失敗したかも…と思ったんですが、目の前にしょうがのすりおろしがあったので投入！ ニンニクはともかくしょうがってちょっと珍しい？ しょうがを入れたらくさみもなくおいしくいただけました。 それにしても、狭いお店なのに人がひっきりなしに来ますね〜お昼はとっくに過ぎている時間なんですが。それだけ人気なのでしょう。

衝撃のインド料理でした。 以前は同じ場所にパンジャーブ系インド料理でかなりイケてる店があったんですが、閉店してしまい、長らく空いていました。そこへまたもやインド！パンジャーブ系か？ネパール系か？と気になっていました。 そして、ほうれん草のナンがある！というのに激しく惹かれて参上！(;//́Д/̀/)ﾊｧﾊｧ 平日昼に行き、ドアをあけたら… 近所のママさんと子供が山盛りいらっしゃいましてビックリ！･･･衝撃その１。 いやー、子どもに本格インド料理ってどうなのよ？と思ったりしたわけですが、その謎はのちほど。 噂のナンはプレーン、ほうれん草、チーズ…なんだか無尽蔵に種類あります。･･･衝撃その② あずきのナンまであります。なので、ほうれん草のナンをチョイスして、それに豆カレー(ダル)とチキンのカレー、タンドーリチキンのセットメニュー。 さて、いたってふつーのインド料理セットメニューきました。が！ カレーが辛くない（笑） ちょw むかし、X-JAPANのYOSHIKIが、カレーが辛すぎてキレ、帰った！とかいう伝説ありましたけど、ここまで辛くないカレーってリアクションに困るんですけどw そりゃ、子どもにも絶賛オススメできますね。 うっかり辛さを指定するの忘れていましたけどね、にしてもこれは斜め上すぎるインド料理…衝撃その③ なんていうか、「チャイマサラみたいな香辛料を入れた何か」な感じです。 しかし、弁護しておくと決してマズイわけではない。えらい薄味ではありますが。 お店の人に聞いたら、デリー出身なんだそうです、厨房の人も。南インド系は「踊るムトゥ」に出てくるような色黒でずんぐりむっくりなおっちゃん多いが、デリーのあたりの北部の人は背が高くて色白、彫りの深い感じ。 イチオシはやはりナン(テイクアウトもしました)ですが、かなりデカいので、心配な方はチャパティ(米の粉入のナンみたいなもの)とかパッパレ(豆の粉を薄く伸ばして揚げたもの)に変えてもらってはどうでしょうか。大船周辺のインド料理店で、常時、チャパティが出てくるのはたぶんここだけです。大きさもちょうどよく、もちっとしていてオススメです。 それにしてもインド料理の粉モンもなかなかムズいですね。大船周辺でいうとガネーシャはトータルで大変バランスのよい店ですがチャパティがないことが多い。ムスカンはチーズナンがかなりいい感じだし、ダルもまぁまぁですが、コスパがいまいち。ここはチャパティやナンがイケてるのにカレーが辛くない（笑） こっちが立たねばあっちが立つみたいな感じです。