廣田通規
明覚駅
定食
Retty投稿初 埼玉県比企郡(ひきぐん)ときがわ町 県道大野東松山線沿い、ピクニック広場で有名な三波渓谷(さんばけいこく)の駐車場の向かいに令和元年7月13日(土)にオープンした「となりん家(ち)」。 日帰り温泉の都幾川(ときがわ)四季彩館の近く。 築百年以上の武田氏古民家を活用した軽食・古民家カフェ。 土日と祝日のみ、ランチ時間(11時~15時)のみの営業。 入り口正面には武田の「武」マーク(裏は四菱)の蔵(くら)が、右手にはピッツァも焼ける手作りの窯(かま)が見える。 ◎比企郡名物の冷や汁(ひやじる)(600円)(写真1枚目) 冷や汁は埼玉県の西部などで夏に食されている味噌ベースのつゆでいただく郷土食。 となりん家さんの冷や汁は細麺うどんでツルッとしたのど越し。キュウリや大葉等の薬味がアクセントになっている。 厚焼き玉子は大根おろしと一緒にいただく。 ◎となりん家定食(750円)(写真2枚目) 柔らかく丁寧に煮込まれた鶏と、五目ご飯と具だくさんのお汁。ジャガイモの冷製スープ ビシソワーズと厚焼き玉子も付いている。 ◎手作りケーキ(写真はこけもものジャム付き)(250円)(写真3枚目) ◎コーヒー、紅茶(ホット・アイス 250円食事セットは50円引き) 三和土(たたき)の床にテーブル、椅子を置く昔ながらの古民家風の作り。囲炉裏に燻されて漆黒の輝きを放つ大黒柱や年季の入った神棚が歴史を感じさせる。 ときがわ町には埼玉県の自転車乗りの聖地として有名な白石峠(標高761m)があり、2004年に第59回彩の国まごころ国体の自転車競技コースの一部(当時は都幾川村。2006年に玉川町と合併しときがわ町となる)となるなどサイクリングが盛ん。(写真最後はサイクリスト用の自転車置き場) ※「冷や汁うどん」は埼玉県の西部・北部・県央部などで夏に食されている味噌味の地域伝統の郷土食で、ごま、味噌(白味噌)、シソの葉(大葉)、地域によっては砂糖などをすり鉢ですり潰し、だし汁等を加えたつゆに薬味としてキュウリ(輪切り)、ミョウガ、ショウガ等が添えられる。川島町では「すったて」として有名。また、宮崎県など「冷や汁」とご飯で食する地域もあるなど、バリエーション豊かに全国で伝統が残っている。 ※三波渓谷(さんばけいこく)は「御荷鉾緑色岩」(みかぶりょくしょくがん)と呼ばれる緑色をした岩石からできており、群馬県藤岡市(旧鬼石町)に流れる三波川付近の緑色の庭石で有名な「三波石」から名前がついたとのこと(ときがわ町役場HPより)。 #三波渓谷 #四季彩館 #武田古民家 #三和土 #手作り窯 #冷や汁