増永A.
大船駅
居酒屋
昔から“大船”で朝までやってて有名な此方のお店、ボリュームタップリで豊富なメニューはどれを食べても550円まででした 本日、久々で来店したのは、大船の昔からの飲兵衛の間では知らない人が居ない位に有名な此方のお店「がらくた」です。と言うのも、昔は“大船”で朝までやっている“居酒屋”が少なかった為、飲み足りない飲兵衛達が最後に集まって来るのが朝まで営業している此方のお店でした。 ですから深夜に来店すると、あちらこちらに顔見知りの飲兵衛達の顔が在ったものですが、最近の大船では、24時間営業の居酒屋や深夜営業のダイニングバーが増えたせいか此方のお店の影もすっかり薄くなりました。 マイレビの肴さんが仰っていたように現在は消されているのですが、昔は“いかさま料理”と言うタイトルがお店の看板に有って、その当時には由来を聞いたような気もするのですがどうしても思い出せません。そんな事を考えながら、雑居ビルの階段を上って2階の入口手前の看板を見ると、何故か「たくらが」と右から左に書いた店名の上に、“ 料理”と言う文字だけが目立ちました。 以前、このビルには怪しい風俗系のお店が多く在ったのですが、最近は取り締まりが厳しいせいかすっかり影を潜めています。そんな中、此方のお店の入口の様子は殆ど昔のままで、中に入っても20年以上前と変わらず昭和レトロな雰囲気が漂って居ます。ただし、久しぶりに見る恰幅の良い大将は、以前は陽気な可愛いお兄さんと言った感じだったのですが、今ではすっかり職人気質な感じのオジサンになっていたものの、偶々いらした大女将は昔のままでした。 定番メニューも昔の様にカウンター内(恐らく小上がりの壁にも)に短冊で貼り出されていて、その数は真ん中辺りのホワイトボード(おすすめ?)も含めて、長いカウンターの端から端まで2列で埋め尽くされるほどですが、此方のお店の特徴の一つでもある様に“フードメニュー”に値段の記載がありません。 昔は確か、何を頼んでも500円だった様な記憶が有りますが、料理は現在どれを食べても1品350円~550円(税込)との事ですので、550円で計算しておけば間違いないと思います。また、ドリンクの定番メニューには値段表示が有るものの12種類しかありません(生ビールやボトルは有りません)でしたので、取り敢えず「びんピール(中)」550円(税込)を注文しました。 直ぐに運ばれて来た「びんピール(中)」は、何も指定しなかったからか“キリン一番搾り”(大船の昔からの店は、三菱電機が在るせいかキリンが多い)で、ビールに続き「お通し」300円?の“ひじきの煮物”が到着。此方は、細かく刻んだ油揚げや根菜が入っていて、居酒屋の「お通し」としては定番中の定番と言ったところで味も普通に美味しかったです。 何しろ種類が有るので、料理を何にしようかと悩んだのですが、昔から此方で自分の定番だった“玉子焼料理”か“肉詰め料理”で悩んだあげく、「なす肉詰め」550円を注文する事にしました。 暫く待って運ばれて来た「なす肉詰め」は、“サニーレタス”や“トマト”、“キュウリ”にマヨネーズとケチャップがたっぷり添えられていて、昔お邪魔していた頃より美味しそうにナスが揚がっており、実際にナスが柔らかくてとても美味しく頂けましたので昔より大将の腕前が上がっているのではと感じました。 と言う様な訳で、昔から“大船”で朝までやってて有名な此方のお店、ボリュームタップリで豊富なメニューはどれを食べても550円まででした。