吉岡伸一

せっかく篠山に来たのだから猪肉を食べたい、でも昼食でボタン鍋は大仰だし…と思っていたら見つけたのがこちらの猪肉とろろ丼。猪肉の卵綴じと、これまた丹波名産の山芋のとろろがかかっていて、いかにも精がつきそうな丼。福住から旧山陰街道（篠山街道）を十数キロ歩いて来て疲れていた身体にしっかりエネルギー補給ができました。

京都から旧篠山街道を歩く旅の途中で見かけた、古民家を使ったトラットリアで昼食。前菜の盛り合わせと、猪肉ラグーソースのパッケリ。前菜のブルスケッタ美味い。パンがいいんだろうな。そして流石は本場、猪肉のラグーソースも良かった。

外観は古い煙草屋（今も煙草屋も現役）。 店内は細長くカウンターが作られ、夜のイタリアンバルも気になるが、まずは昼のカレーランチに行ってみる。合挽きミンチのキーマカレー、大山ハープ鶏のグリーンカレー、日本鹿とムングダール豆のカレーの3種盛り。サラダとミニタンドリーチキンカツ付き。カレー3種それぞれ個性が楽しめるが、いずれもとてもスパイシーで深い味。非常に美味しかった。

それほど頻繁に通ってる訳ではないけど、時々ふらっと立ち寄って早十余年。激戦区天満でいつも多くのお客さんで賑わう人気の立ち飲み店。 魚介類を中心に旬の食材を使った酒の肴が色々楽しめる。定番の鯖きずしは炙りがオススメ。焼き目をつけた皮の香ばしさととろける脂で旨みが増し、そこに少量まぶされた柚子の香りでさっぱりと食べられる。 地酒は固定の八海山と白岳泉、その他定期的に入れ替わる2銘柄があるので、毎回違うお酒が登場するのも楽しみ。