Shinobu Shimizu
研究学園駅
ラーメン
2025年から麺とメニューをリニューアルしたという『飯村製作所』さんに久しぶりの訪問です。 前回訪問したのは、タンメン専門店からリニューアルした時だから、一年半ぶりぐらいかな? 久しぶりに会った店主さんには、あんまり間開けないで下さいよ〜と言われる始末(笑)不義理してました(笑) 今回は麺ありきのリニューアルのようで、清湯では珍しい極太麺への変更。それに伴ってスープも醤油とか、塩とかが無くなって一本化。相変わらずやる時はやる男だね(笑) 券売機は「中華そば」と「つけ麺」の2種類のバリエーションのみというシンプルな構成。やっぱり汁そばからだろうという事で、「ワンタン麺」を注文します。 15〜20分後に登場したのは並々と張られたスープに、具材たっぷりの大ボリュームの一杯。 スープは薄口の醤油清湯。初動は上質な煮干しが効いてきます。それを支える豚清湯。塩味はそれほど強くないけど、旨味とバランスが絶妙です。飯村くんらしい味わいでめちゃめちゃ美味い。ゴクゴク飲みたくなるスープです。 麺は手揉みの入った自家製極太麺。なるほどこれは茹で時間掛かるわけだね。モッチリ食感で、歯を押し返すような弾力のあって、コシも強い。でもしっかり茹でてあるので、二郎系みたいなゴワゴワ剛麺って訳じゃない。この麺に合わせたスープとの相性も抜群。食べ易くて美味い麺です。 ワンタンの皮は自家製かな?餡の少ない白河系で5〜6ぐらいあって食べ応えも充分。プラス200円なら絶対に付けた方が良いと思います。 チャーシューは釜焼きかな?厚みのあるのが2枚とボリュームありますね。その他具材は、メンマ、海苔、半味玉、ネギと全てが上質。流石の完成度。 スープ、麺、具材とかなりのボリュームで完食すると腹パンパン。これで1,080円は安過ぎる。大満足の一杯です。 総じて… クラシカルで新しい豚煮干し清湯醤油です。 突き詰めていくと、こういうラーメンになっていくんでしょうか?シンプルに、食べ飽きない一杯。基本は変えずに、常に進化させて成熟させていく。なるほど、間を開けすぎると変わっちゃうんだよね。 当分はこれで行くんだろうけど、いつまた閃いちゃうかわからないから、未食の「つけ麺」も早いとこ戴かないとね。 相変わらず面白いラーメンに猪突猛進。性格出てるなぁ〜(笑)でもこのスタンスは嫌いじゃない。更にブラッシュアップした一杯が楽しみです。ご馳走様でした。